今夜の阪神-広島でついに今井啓介が初勝利をあげました。
先発して5回1/3を71球、7安打、4三振、1四球で3失点の内容。
8月にプロ初先発して以降、好投してもなかなか白星にはつながらなかった。苦しんだ分、喜びも大きいようで、4年目の右腕は「すごくうれしい。両親に一番に報告したい。ファームのコーチとか、お世話になった方々に感謝したい」と声を弾ませた。
ブラウン野球をみてきたCARPファンなら、負けても負けても先発起用を続けられたルーキーイヤーの青木高広のことを思い起こさせられる監督の育成方針がみてとれたと思います。
この試合、打撃陣は1番の東出2安打、6番の天谷2安打、7番の小窪3安打のみのチーム計7安打。阪神よりも少ないヒット数ながら効果的な得点をあげました。
また付け加えておきたいことに、1点リードの最終回に登板した永川が1回17球、3者三振の完璧な抑えをみせたことで、このことはCARPファンが今夜いちばん驚かされたことだと思います。
甲子園は阪神4-5広島と広島が勝ちました。神宮ではヤクルト2-10読売とヤクルトが負けて、セ・リーグのCS争いは以下のとおり。
3位 阪神 59勝65敗4分
4位 ヤクルト 58勝65敗1分 3位とのゲーム差0.5
5位 広島 57勝66敗4分 3位とのゲーム差1.5
また広島の現在出場選手登録中の投手成績(勝敗S)は次のとおり。
大竹寛 9勝6敗
C・ルイス 9勝7敗
齊藤悠葵 9勝10敗
前田健太 7勝13敗
今井啓介 1勝2敗
林昌樹 0勝2敗
大島崇行 0勝0敗
青木勇人 0勝0敗
小松剛 5勝3敗
篠田純平 2勝1敗
横山竜士 3勝7敗
M・シュルツ 3勝3敗1S
永川勝浩 2勝6敗32S

