久しぶりに気動車(ディーゼルカー)に乗りました。
電車とは違って軽油を燃料にして走る鉄道車両で、簡単にいうと線路上部の架線がなく電気の供給を受けなくても自力で走れる車両。都市より地方に多く走っています。
今日は職場まで車で送ってもらったんですが、帰りにバス路線より通勤に便利なJR芸備線を初めて利用してみたのです。
これが職場からいちばん近いJR戸坂(へさか)駅の構内。ローカル線なのでJR広島駅から2駅目というのにホーム、線路とも1本しかありません。
市街地から少し離れていて、しかも坂の上にあることから、バスと違って戸坂住民の利用状況も少ないようです。
これがJR芸備線を走る主要車両のキハ47形。同系列にキハ40、47、48形とあるようですが、キハ40形は運転台が両端にある1両単独で運行できるタイプ。キハ47、48形は運転台が片側にしかなく2両以上の編成で運行するタイプです。
実際、自宅近くのJR広島駅周辺でも通勤通学時間帯にはキハ40、47形を組み合わせて5両編成くらいになって走っているのをよく見かけます。
そして三次方面に向かう先ほどのキハ47形が去って数分、待っていた広島方面の列車が見えたとき、列車通学の高校生たちが「これかよ!」「最悪だ!」なんて言い始めました。
帰宅後に調べてわかったことですが、このキハ120形が通勤通学時間帯に入ってきた場合、キツキツで乗車せざるを得ないということのようです。
これはJR広島駅到着後に撮りました。
国鉄からJRとなって以降製造されたJR広島支社に唯一在籍する車両で、キハ120形という気動車です。このときJR戸坂駅に入ってきたのは2両編成でした。
この列車、キハ40、47、48形とは連結することができないそうです。たしかにJR広島駅周辺でもこれが3両以上の編成で走っている姿や、キハ40、47、48形と連結した編成で走っている姿をみたことがなかったような…
私も国鉄形のレトロな気動車に乗ることを期待していたので少し残念でした。