最近のニュースを聞いていると少し麻生首相に同情すら覚えてきます。

小泉郵政解散直後は全自民・公明党が一体となっていたように思えたものが、最近は「①構造改革推進・社会保障削減派」
「②構造改革推進・社会保障維持派」「③反構造改革・社会保障削減派」「④反構造改革・社会保障維持派」に4分割の自民党、「⑤内閣と創価学会に色目をつかう」公明党と政権内の不協和音が続発しています。
これらのトップという立場から麻生首相の“ブレ”は仕方ないものかも知れません。

さらなる追い討ちが鳩山前総務相の更迭ですが彼など反構造改革派、対する中川秀直元自民党幹事長などは構造改革推進派、いっそこのあたりが顔になって新党を率いたほうが自民党支持者には選択肢が増えると思われます。
まぁ麻生首相と仲良し内閣である自民党主軸と公明党は変わりようがありませんが。

自民党内に総裁選を前倒しさせる会みたいな書名活動があるようですが、そんなことをしていて総崩れするくらいなら政治信念が共通するリーダーで新党を立ち上げようという議員がいないのが自民党崩壊に拍車をかけています。また政権政党のおこぼれにすがれれば議員の政治信念なんてどうでもよいという大多数の自民党支持者が
いちばん腐っているのかも知れません。

自公政権では社会保障削減の動きが止まりません。
かつて中道リベラルの結集に動いた勢力があり、新党さきがけや日本新党の誕生から今に至る民主党が、非自公各勢力と協同して日本の社会保障体制を再構築、充実させていくことを期待するばかりです。

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