★過去記事の再掲です
今日は防災の日。
直近の台風では、幸いウチの方に
目立った災害は起きませんでしたが、
地震にしろ水害にしろ、いつかは
牙をむいてくるわけで。
今日みたいな日に
自分自身の防災について
再点検するのも良いのかなと思います。
人が住みやすい地域って、
基本的には平地な訳ですが
そこは洪水のリスクが大なり小なり
あるわけです。
簡単にそのリスクを確認するには、
各自治体のハザードマップを
確認するのが手っ取り早い方法だと
思います。
我が家はハザードマップ的には最大で
5m未満の浸水地域になっています
(100年に1度の降雨想定らしい)
まあ、そんなところに
数十万単位で人が住んでるんですけどね。
約40年はこの地域に住んでいますが、
記憶の中では道路の冠水は10回くらい、
床下まで上がって来たことは3回
くらいですかね。
床上までは無かったです。
一番ひどかったのは私がまだ
幼かった昭和56年の台風の時だったと
思います。玄関まで水が入ってきて、
両親が家具や畳を2階に上げるために
てんやわんやしていたのを、小さいながら
覚えていますね。
私は靴がぷかぷか浮いているのを見て
テンション上げてました
(濁流ではなく、ひたひたと水位が上がる感じ)
https://www.pref.chiba.lg.jp/kendosei/stock/r01/documents/01_10mamagawa_r01.pdf
この時、地域で数千戸が冠水した関係で、
近所の川の大改修が行われ、
その後は年々被害の程度が改善して、
ここ20年くらいは大雨になっても
家の方までは来ず
道路が少し冠水するくらいなものになりました。
さて、そんな地域での家づくりの基本は、、
何はともあれ、かさ上げ。
深基礎や盛り土によって、
家の高さを上げることが基本になります。
旧居は盛り土でGL+1mくらいになっていましたが、
新居では深基礎にして、やはり1mくらいは高く
しています。
もっと高くしたかったのですが、
今度は建物の高さ制限の話があって、
際限なく上げられるわけじゃないんですよね
後は冠水した時に流されないように
浄化槽の位置も工夫したかったのですが、
これは諸事情で断念。
一応、フタはロックされていますが、
汚水桝の方がロック機構が無いので、
冠水時に流されて行かないように注意が
必要ですね。
物置きなども、固定していないと
ドンブラと流されます
ちなみに、冠水すると排水が上手くいかなくなる
ので、トイレが逆流したり、
キッチン排水なども逆流するので
注意が必要です。
他に注意するのは、
車
最近の車は電子部品も多くて、
パソコンみたいなものなので、
冠水したらアウトです。
なので、洪水予想が出るような場合は
少しでも高い所にあるコインパーキング
などに避難させに行きます。
わりとタイミングが難しくて、
早すぎると、駐車場代が嵩みますし、
ギリギリを狙うと、駐車場が満杯になって
停められなくなるので、
普段からどこの土地が高くて、
駐車スペースがあるのか?は把握しておくと
良いですね。
あとは、低い土地でも
川沿いだと濁流に巻き込まれるリスクが
上がるので、そういった立地の人は
出来る限り早めの避難でしょうか。
ウチの場合は、川からはちょっと離れて
いるので、垂直避難が基本になるのかな
と思っていますが、特に電化製品に
ついては、どう避難させるのか?
あるいはあきらめるのか?を平時に
整理しておくことも重要でしょうね。
最後に、基本的話ですが、
川や水路の様子を直接見に行くのは
絶対にやめましょう。
川に関しては、スマホで簡単にリアルタイム
水位を確認する事ができるので、
雨雲レーダーと共に
それをずっと眺めていると良いと思います。
↓全国の河川状況が把握できます。