だらだら長くなって申し訳ないです。
今回は新居を作るにあたって、
メンテナンス費用を抑えるために意識
した点を書いてみます。
建材の質を上げる
安かろう悪かろうなんて言葉も
ありますが、やはり安いものは耐久性の
低いケースが多いです。
例えばよく外壁に使わている サイディング ですが、
通常だと10~15年での塗り替え・打ち直しが推奨のようですが、
グレードを上げると、シーリング剤含め30年単位に代わってきます。
もちろん予算もあるので、
難しい所ですが、ベラボーに高いわけではないので
可能であればメンテナンス回数が少なくなるので
チャレンジしたいところです。
見栄え自体も良くなりますしね。
↓約1年半過ぎた壁。特に掃除してませんが
汚れてもいません。
直射日光を意識する
太陽光の影響は馬鹿にできないです。
自転車や車などの樹脂パーツを見るとわりと
わかりやすいですが、
日当たり良い所に駐車場を作ると劣化が早いです…
ほかにもエアコンの配管も、直射日光がよく当たる部分は
劣化スピードがかなり速く、逆に北側面といった日が
当たらない部分は劣化が進みません。(コケがつくという
別の問題はありますが)
なので、外に露出の多い給湯器は北面に設置。
エアコンの配管も、北側以外はカバーをつけてもらう事で
少しでも劣化を遅らせます。
メンテナンス頻度が低いものを採用
給湯を考えた時に、大きく エコキュート とエコジョーズ
の2択になると思うのですが、
エコキュートは清掃含め何かとメンテナンスが
必要になるようなので、エコジョーズの方にしました。
定期的に掃除や交換が必要なモノは、言い換えると、
ちゃんとやらないと壊れるって事ですからね。
屋上バルコニーを採用した関係もあって、太陽光発電も
見送りましたが、屋上バルコニーを採用しなくても太陽光発電
を採用したかは微妙でした。
まあ、今のようにここまで電気代が上がってくるのは想定外
だったので、今ならつけると思いますが、計画当初は
メンテナンス費用や、蓄電池・コンバータの費用、
定期的なメンテナンス代を考えるとちょっと微妙
だったのですよね。買取金額も下がってましたし。
災害時のスマホの充電レベルであれば、
キャンプ用品の流用でまかなえますしね。
屋根材についても、瓦(防災瓦)を採用しました。
耐久力で言えば、スレート屋根やガルバリウム鋼板より
長持ちですしね。ネックだった重みについても、
今時のは改良されているので、むしろその重量のメリット
である 飛ばされにくい というのもポイントかと。
劣化したスレート屋根って台風の強風で落ちてきたり
するのですよ。(最新型は知りませんが)
近くの家でそれがあって、その隣の人の駐車場の車に
当たって、揉めてました
そういうの見てしまうとね。
屋上バルコニーも、FRP塗装を採用すると、定期的な
塗り直しが5~6年ごとに推奨と、耐久力に難があるので、
金属屋根を採用しました。ステンレスでメーカー的には
30年耐久だそうです。
やはり、数年でメンテナンスが必要になるような
ものはなるべく採用しない事が、トータルでのコストダウンに
なるのかなと思います。
住宅の瑕疵って10年までなので、業者目線で
酷い言い方をすると、10年持てば良いわけで。
後は日々のちょっとしたお掃除
これもかなり大切だと思っています。
劣化の進行を遅らせることもできますし、
異常に早く気づいて、補修を安くすることも
出来るかと思います。
最後にまとめると、
メンテナンスのトータルコストを下げるには、
質の高い建材の選択と、日々のお掃除が
大切なのかなと思います。
割とありきたりな話になって恐縮ですが、
値段が高いのにはそれなりに理由があるわけで。
つい、イニシャルコストが安い方に
心は傾きがちですが、持ち家の場合は特に
30年程度は住むつもりで計算するとよいかと。
長々とお付き合いありがとうございました。