まず旧居ではどんな物に

メンテナンス費用が掛かったのかを

書いてみます。

一応、その前に一般論としてメンテナンスに

どれくらいかかるのか?は

 

あたりを参考にしています。

 

 

旧居については、

昭和52年築の建売住宅です。

建材も住宅設備も令和基準でみると

かなりチープかと思います。

 

断熱材無かったし!ガーン

 

ガス給湯器

概ね10~15年くらいで壊れました。

ある日急にお湯が出なくなるのですよね。

契約しているガス会社さん経由での

再購入と設置ですが、割引もあって

いわゆる名目定価の半値近くで取り換え

出来ましたが、1回あたり10万円程度は

かかりました。

※蛇足ですが、適当にネット検索した激安店などを

 利用すると、高額請求のリスクもありますので、

 契約しているガス会社またはハウスメーカーに相談するのが

 良いかと思います。

 

 

外壁の塗りなおし

旧居は昔のモルタル壁を採用していたので、

概ね10年くらいで劣化が確認されてきます。

(壁を触ると、指に粉がついてくる)

ただ、即時塗りなおしが必要かというと、

そうでもなくて、15年くらいでの対処でした。

最初の2回は親の対処なので詳細はわかりませんが、

最後の1回は私だったので、覚えています。

足場の作成も込みで120万くらいだったと思います。

おそらく過去2回も同じくらいでしょうから、

120×3=360万くらいでしょうか。

 

近隣の住宅で、うちと同じく40年以上経っている

家もあるのですが、1度も塗り替えていない

家もあるので、何だかんだ持つのかもしれません。

 

ちなみに、ひび割れ等 見た目はだいぶ汚くなっています・・・

 

床の張替え

約10年前に

床の張替えを行いました。キッチンや洗面所

といった水回り付近の床が一部腐っていて、

全体的な補修ですね。なんだかんだ70万くらい

かかってしまったと思います。

 

水漏れでは無かったのですが、床下が土で

水も掛かりやすい環境という事で

湿気にやられたようです。

 

 

お風呂のユニットバス化

これは必須では無かったのですが、

こちらも10年くらい前に実施。

確か100万くらいかかったと思います。

 

在来工法のお風呂は寒いので、

ユニットバス化は良かったですね。(浴室暖房もつけた)

 

 

システムキッチン交換

もともと建売住宅だったので、キッチンの

標準は全体的にチープかつ、身長的にも合わなかった

のもあり、築10年目あたりでフル交換しています。

父曰く、結構高くついたらしいのですが、

今同程度の製品をつけると、おそらく150~200万

くらいしそうな感じなので、たぶんそれくらい?

 

タカラのホーローキッチンにしたのですが、

その後30年はほぼノーメンテです。

ガスコンロを1度交換したくらいですね。(壊れたわけでなく、

性能向上のため)

ホーロー強いです。

 

 

次は一般的には交換(対処)推奨ですけど、

想定より長持ちした部分について。

 

屋根(瓦)

想定では交換(20年)となっていましたが、

特に不具合もなく、30年目に壁の塗り替えとセットで

接続部分の漆喰の打ち直しをした程度でした。

壁の塗りなおしとセットでやったので

そこまで高額では無かったと思います。

瓦(和瓦)そのものは半永久的に使えますね。

 

 

雨どい

30年を過ぎた頃から所々詰まって、雨が降るとボタボタと

外側に垂れてきていました。

ただ水が室内に侵入するわけでもなかったので放置。

40数年の最後まで対処しませんでした。

落ち葉がどこからともなく詰まっていくようです。

 

 

バルコニーの防水

FRP塗装の塗り直しが主眼だとおもいますが、

そもそもうちのバルコニー、FRP塗装もされていません

でした。1度台風の時に水漏れがあったので、対処はしていますが、

定期メンテナンスはしていないですね。

 

ちなみにこの時の水漏れの原因は排水溝部分の詰まり。

犬を飼ってて、毛が詰まっちゃったのですよね。

 

 

防水シート

屋根のアスファルトルーフィングの事になると思いますが、

替えませんでしたね。雨漏りもありませんでしたし。

今は改質アスファルトルーフィングが主流かと思いますが、

これが13年~17年程度が寿命らしいです。

改質で無い物はかなり劣化が早いらしいのですが、まあ

環境次第なんでしょうね。

 

 

クロス(壁)

30年目にして1回目。所々剥がれていたりはしましたが、

気にしなければどうということはないので。

 

 

給排水

最後の方はお風呂部分で排水詰まりはありましたが、

流れてはいたので結局対処せず。40数年持ちました。

 

お風呂部分は、割と新しく替えた(ユニットバス化)

したところなんですけどね・・・・キョロキョロ

 

 

旧居の振り返りはここまで。

特にモルタル壁はきちんと管理しようとすると

お金が掛かりますね。

 

床の部分は、そもそもな所で布基礎(昔なので 土)

ベースということもあり、湿気の害がかなりあったようです。

 

幸いシロアリに襲われることは無かったのは良かった

点でしょうか。

 

そういえば、築15年くらいのタイミングで、

シロアリ用の薬剤を散布していたような。

親時代なので金額は不明。

 

売却を考慮しないのであれば

昭和規格の家であっても、

自分たちが許容できる限り、メンテナンス代を

浮かせることは可能かとは思います。

 

どうしても必要だったのは

給湯機くらいですし。

 

 

が、

 

安全面や健康面(主にカビ対策)を考えた場合、

やはりコストを掛けざるを得ないかなとも。

 

旧居に限界を感じたから建て直しを選択

した訳ですしね。

 

 

次は新居での注意した点をまとめてみたいと思います。