前回の続き。
湿度のとらえ方と、
加湿器のタイプについて書いてみたいと
思います。
まず、湿度。
文字通り、空気中にどれくらい水分があるのか
を示す数値な訳ですが、
空気中に水分をどれくらい含んだ状態で
いられるかは、温度でかなり変わります。
難しい話は、詳しい人のをご覧頂くとして、
(勝手に丸投げですね…)
簡単に言うと、空気は暖かいと水を貯め込みできて、
寒いと、貯められません。
そして、やっかいなのが一般的に見る 湿度計
って、その差を表示していなくて、
例えば30℃で湿度50% と 15℃で湿度50%は
同じ50%という数値ですが、実際の水分量は
15℃の方が半分くらい少なかったりします。
(ようは乾燥している)
なので、温度を無視して湿度だけを見て
判断すると、誤った判断をしてしまう事も。
とは言え、いちいち計算などもしていられない
ので、初めから乾燥具合を明確に確認できる
温湿度計があると管理がし易いと思います。
乾燥が確認できたら加湿器の
出番ですね。
加湿も、本当にお金を掛けたく無ければ、
濡らしたタオルをハンガーで掛けたりすれば
それでも結構加湿できるみたいなのですが、
見た目もあれですし、カビ生えるかもしれませんので
普通は加湿器ですよね。
(最近ではエアコンでも出来る機種がありますが)
加湿器も大きく4パターンあって、
部屋の広さや、加湿できる速度、電気代が
変わってくるので、自分にあったモノを
選ぶのが良いと思います。
個人的なお勧めは気化式。
電気代的に安いのも魅力ですが、ある程度
湿度が上がると、それ以上は加湿しなくなるので、
結露も発生しにくくなります。
中の吸水フィルターみたいのは数年でガチガチ
になるので、交換が必要になりますが、
互換品もありますので。
逆にスチーム式はあまりお勧め出来なくて、
何故かと言うと、ずっとお湯沸かしているようなもの
なので電気代がかかるのが一番。(ハイパワーなヤツだと
ドライヤー並みに使います)
あとは加湿できるスピードは圧倒的に早いですが、
センサーでしっかりと調節するような機能が無い製品
だと、オーバードーズならぬ、オーバー加湿になって、
結露が発生しやすくなってしまいます。
(極端な例だとお風呂場のようになってしまう)
何事も過ぎたるは猶及ばざるが如し
加湿は大事ですが、やり過ぎには注意ですね。