庭やカーポート、玄関までのアプローチなどを
マトメて外構(がいこう)と呼んでいますが、
ハウスメーカーで建てる場合、
この部分は別対応になる事もあります。
アイ工務店もこの部分は
家本体とは別になり、提携業者で頼む事も
出来ますが、まったく関係ない専門業者
に頼む事も出来ます。
ウチは外部業者を利用する事にしました。
理由としては、提携業者だと選択肢が
少ないのと、マージンが発生する分
少し高くなる為です。
ただ、家本体と別業者になるので、
工事のタイミング調整が大変でした。
本体の工事が遅延した事もあり、
外構業者に工事を遅らせて貰う
調整も施主が対応になります。
正直、面倒でした
このへんは、提携業者に頼めば
ハウスメーカー側で調整するので
楽にはなると思います。
さて、前置きが長くなりましたが
外構を考える時に注意した事を書いてみます。
ウチは
・駐車場
・玄関アプローチ
・旧居時代のブロック塀の補修
こちらがメインでした。
街中の住宅地と言う事で、隣家の塀とウチの
建物の間の距離が60㎝程度しか取れないくらい
カツカツの土地なので、基本的に 狭い土地の
外構のお話しになります。
(民法的にお互いの同意があれば大丈夫の幅らしい)
★ウチの外構記事まとめ
<駐車場で意識したこと>
・玄関から近いこと
・水栓から近いこと
・出来れば屋根付き
・歩行の邪魔にならない事
・幅に余裕を持つこと
・屋外物置を近くに置く事
上記を意識していました。
屋根については、建ぺい率の関係で断念せざるを得ません
でしたが、他の要素は概ね叶えられたかなと。
玄関近くで雨に濡れないで乗り降り可能なのが一番の理想ですね。
物置(イナバ的な)も車の清掃用具や、季節ものの保管場所に重宝
します。
水栓は洗車用ですね。
駐車場の横幅も出来るだけ確保したい所。
まあウチは残念ながら2.7mが限界でした。
旧居が2.5mだったのでこれでも増やせてますが。
ちなみに、車の扉は駐車場内で全開には
出来ませんが、街中の駐車場よりは広く開けられる
ので、特に不都合は感じてないです。
<玄関アプローチで意識したこと>
・玄関扉を開けた時に中が見えにくい事
・プランターを引っかけられる事
・独創的な表札や門柱を採用する事
・バリアフリーを目指す事
間取り的に玄関扉を開けると、結構中まで見えてしまうので、
プランターの計画と併せて、そこそこな高さのアルミフェンスを
つけました。
表札や門柱は、普通の人は採用しないであろう、中々の品です。
車いす生活を見据えてスロープも作りたかったのですが、
面積的な問題で断念。 もし車椅子生活になった場合は、
セカンド駐車場(普段は自転車置き場)を潰すしか無いですね
<その他 意識した事>
・自転車置き場は玄関近く
・軒やベランダを利用して雨除けエリアを作る事
・家庭菜園スペースを確保する事
・家庭菜園に使い易い水栓を確保する事
・家庭菜園エリアの近くに屋外物置を設置
・生ごみの一時保管場所(BOX)を確保
普段の移動手段は自転車が多いので、
自転車置き場には注意しました。
旧居時代は、家の前の私道に路駐でしたが、
雨濡れを少しでも減らそうとバルコニーの張り出しを
利用して、敷地内に気持ち雨除けのスペースを作りました。
吹き込むので、結構濡れますが、日差しもちょっと遮ったり、
濡れる量も少し減るので、無いよりはマシ。
これはこれで良かったかなと。
本気で濡れないようにするには、大型の物置が必要かと
思います。
家庭菜園も少しやりたかったので、
簡単に水やりできるように水栓も近くに用意しました。
あと、玄関近くまたは勝手口がある場合はその近くに、
生ごみを一時的に保管できる 入れ物 を設置できると、
ゴミの管理が格段に楽になります。
↓こういうやつですね。
網タイプではなく、しっかりと蓋が出来るタイプ
にすれば、生ごみの匂いも軽減されます。
<ウチの外構で失敗したなー と思ったところ>
・玄関アプローチ(階段)が予定通りに
収まらなかった事。
・浄化槽のコンクリートが思ったより
出っ張って(15㎝くらい)いた事
練りに練った外構プランだったのですが、
玄関アプローチが、当初の計画通りに収まりませんでした。
元々敷地ギリギリで計画していた為、実際にブロックなどを
設置する測量をすると、どうにも階段がキツイ&狭い‥
やむを得ずアプローチ階段の形を変更する事になり、
セカンド駐車場として利用予定の場所が使いづらくなる事に。
(匠の駐車テクニックが必要)
そしてもう一点は、浄化槽。
コンクリートで上の部分をガードしてくれるのは良いのですが、
地面から15㎝くらい上に飛び出した形になっているので、
引っかかるポイントに。
そもそも出っ張らないようにできないのか?というと、排水の関係で
これ以上掘り下げるのが不可能と。
そして、外構工事で周りの区画を15㎝程度かさ上げして
フラットにする事も出来ますが、そうすると今度は道路との段差が
40㎝くらいになってしまう為、車の駐車が困難になると、
中々に難しい感じでした。