私の旧居のような 古い家 って
断熱材もなければ、隙間も多い(換気扇含む)ので
外の音が良く聞こえます。
当然、室内の音も外に駄々洩れです。
旧居では、庭仕事をしている時に、
窓などを全て閉めているにもかかわらず、
テレビの音声がわりとクリアに聞こえておりました
恐らく、子供に怒ったりした時の声なども
丸聞こえだったでしょうね
で、今時の家はその辺の事情がガラっと
変わります。
基本的に高気密・高断熱になると、
音の出入りする隙間も限られるので、
外の音がほぼ聞こえません。
唯一の穴である、換気扇部分も
シャッター付きを採用していれば、
ほぼ聞こえませんしね。
さらに
1種換気システムを採用していれば、
大抵センターコントロールなので、
音の入り口も限られますし、どちらかというと
換気システムのファンの音の方が気になるかも
しれません。
と、こんな感じに 外からの音に対しては
鉄壁の防御を誇りますが、弱点も。
外の音が聞こえないと言う事は、
外で何かされていても気づかないのです
よね。
防犯的な観点からは、かなりマイナスかなと
思います。この辺は防犯カメラやセキュリティ
サービスの利用も検討した方が良いとは思います。
あと、
家の中の音
については、気密性が上がって外の音が入らない分、
響きます。
ウチのようにリビング階段を設置している場合など、
2階まで丸聞こえですね。
とは言え、扉の性能も良いので、
扉さえ付ければ結構音は逓減できます。
扉については、よくある開き戸タイプが防音性では
優れていて、引き戸タイプ 特にアウトセットタイプ
は扉が無いに等しいくらい、音に対しては弱いので
採用を考えている人は注意してください。
引き戸タイプは使い勝手良いので、ウチでも
採用しているのですが、音を全然遮断してくれず・・・
とは言え、開き戸だと狭い部屋の使い勝手が
悪くなるので悩ましい所ですね。