2021年、本日最終日。
相変わらずコロナの影響
により、様々な人々が良くない影響を
受ける1年となってしまいました。
来年はもうちょっとマシになると良い
のですが。
さて、紆余曲折ありましたが、
今年はなんとか家が完成しました。
何歳まで生きられるかわかりませんが、
終の棲家として、末永く使っていきたい
ですね。
アラフォーですが、35年ローンです
ここで、一旦区切りとして
家建てを振り返ってみたいと思います。
振り返り話と言う事もありますが、
多分過去最長。
読み手を考えぬ長さです
なのでお纏めしたのがこちら↓
実はお値段初公開
では、長文スタートです。
<家建てのスケジュール>
元々家については、2018年くらい
から、旧居(元実家)の建替え
で少しづつイメージを膨らませて
いたのですが、本格的に動き
始めたのは、住宅展示場に
行った、2019年。
今思えば、コロナなどもなく、
平和な世の中でしたね。
まずは、我々夫婦の希望する
条件でどれくらいの価格が
掛かるのか?
今時の家はどういう感じなの
か?そう言った事を調べる
為に向かいました。
今思えば本当に常識知らず
(建築的な)な質問や要望
を言ってましたねぇ。
予算的には外構工事含め、
コミコミ2000万までに収める
想定でした。(土地除く上物)
まあ、屋上が欲しいとか、
ダブルキッチンにしたいとか、
着工日を指定したいといった
お金出さないくせに、
要望がやたらと多い迷惑な客
の部類だったと思います
が、そのへんは最初に会った
時にそういう客である旨を
ハッキリと言った上で話を
聞いてくれるハウスメーカー
と交渉したので、嫌な思い
的なのは無かったですね。
(いくつかは、「ウチでは・・」
というのもありましたが)
いくつかのハウスメーカーと
話をして、要望する内容で
2000上限は流石に厳しい事
も理解できたので、上限を
2500にUP。改めていくつか
のメーカーを回って、最終的
にアイ工務店になりました。
アイ工務店に決めた決め手
としては、キャンペーンに
釣られた部分もありますが、
営業担当さんの知識が豊富で
出来ない事についても、
色々な代案をその場で提案
してきたり、規格住宅ではある
けど、規格外になる事も
割と安価で提案してくれたりと、
家を建てるにあたって、しっかりと
サポートしてくれる感があった
ので決めました。
※まあ、契約後の対応レベルが
ガクッと低下したので、この辺は
私の見る目が無かったって話
ですけどね
契約してから、着工予定日まで
約1年くらいあったので、間取りや
設備の検討は比較的じっくりと
出来たと思います。
着工後は、仮住まいがちょっと
離れているというのもありまして
思うように現場の様子を見に行けず、
地味にストレスでしたね。
やはり、仮住まいは近い方が良かった
梅雨時期に着工したと言う事で、
雨関係のトラブルや、玄関に
行くための外階段が予定通りに
設置不可⇒サブ駐車場計画が
破綻。というトラブルもありましたが、
それ以外は大きなトラブルも無く、
建築は進み、予定より1カ月遅れでの
引き渡しとなりました。
★雨が多い時期の上棟は避けるべき
が、
現場監督との内覧会時に、
壁紙や床に多数の キズ が
ある事が判明。また、インターフォン
について、コロナの影響で部材の納品
に遅れが出ており、引き渡しに間に合わない
旨、話がありました。
(海外の工場がコロナで営業停止とか
になっている為)
キズについては、引き渡し日までに
修復と、その他いくつか不具合箇所
があったので、その直しをお願い
したのですが、
結果的に間に合わず。
当方の引っ越しスケジュールもある
事から、引っ越しが終わった後、
改めて修繕する事に。
(ついでに引っ越し時にキズがついた
場合も直してもらう事にしました)
インターフォンは年内に付ける
事が出来ましたが、
壁紙等の補修については、
結局
年越し
です
まあ、立会日が私達の都合も
あって年内で調整が付かなかった
のですよね。
<住んでみてわかった事>
住み始めてから感じた事を
ポイントごとに纏めてみます。
まずは、
音
外の音はかなりシャットダウンされて
旧居時代は近くの学校のザワザワ音
が良く聞こえていたのですが、すっかり
聞こえなくなりました。
車が走っても本当に静かですね。
断熱材って遮音/吸音効果も
あるので、その効果でしょうね。
そして逆に室内の音が思ったより
通りました。
リビング階段で扉も無いの
ですが、1Fのテレビ音が2階まで
しっかりと聞こえてきます。
扉を閉じればほぼ聞こえなくなります
が、ここは思ったより響くのだなぁ
と。
部屋の扉を閉めると、大分消音
されるので、気密性が高まった
分、障害物が無いと音が遠くに
届くのかもしれません。
あと、2階で歩く音やモノを置く音
については、旧居よりは静か
ですが、無い訳では無いですね。
まあ、工夫はされてますが、
木造は木造と言ったところでしょうか。
ただ、2階にお風呂や洗濯機が置いて
ありますが、その流水音は殆ど
分かりません。配管に遮音材の
ようなものを巻いていたので、
その効果でしょうね。
温度
旧居は断熱材が無い家
と言う事もあって、恐ろしく寒かった
のですが、断熱材の効果もあり、
一度部屋の温度が上がると、中々
下がりません。エアコンを後付け
にした関係で、エアコンが無い空白
期間も2カ月くらいあったのですが、
ほぼ寒い思いをしなくて過ごせました
(10月~12月中旬)
ウチは、窓(サッシ)にリクシルのサーモスX
(ペアガラスの方)を採用しました。
掃き出し窓はあるものの、全体的に窓が少な目と
言う事もあって、窓の影響で寒い は
あまり感じませんね
床も、床下断熱されているのもあって、
暖かい訳では無いですが、冷たすぎない
そんな感じで底冷え感も無いです。
※旧居は氷の上に立っているようだった。
旧居は暖房している部屋とそうでない部屋
で温度差が20度くらいあったのですが
(暖房している部屋24度くらい、
してない部屋4度:1月くらいの話)
新居では、全熱交換の第一種換気がついている
効果もあってか、部屋ごとの温度差が殆ど
ありません。これは、暖房していない部屋は
激寒が常識だった自分としては、純粋に
驚きですね。
暖房に関しては、1Fリビングのエアコン
(14畳用)でほぼ全体がカバーできます。
リビング階段なので、暖気が勝手に
上の階に広がっていくのですよね。
ご存知の通り、エアコンの●●帖用
というのは、昭和40年代の無断熱住宅
を基準にした規格(JIS)なので、
今時の家には、オーバースペックに
なりがちです。すぐに暖まる(冷やせる)
という意味では、オーバースペックでも
良いのでしょうが。
もしも話ですが、お金の事を考慮
しなければ、冬は床暖房、
夏は冷房 と言った形にしたいですね。
温度関係で唯一失敗だと思ったのが
お風呂。
2階お風呂なので、床下からの冷気影響
も無いから、暖房無しでも行けるか―
なんて、営業とも話していたのですが、
やはり、それなりに寒いです。
使用時の空気温度は20度くらいまで
下がってるかも。
まあ、それよりもヤバかったのは、
給湯器から一番離れた位置に設置
したので、お湯が少しヌルイのですよね。
これは、設計士さんにも事前に言われて
いた事なので、想定内っちゃ想定内
なのですが、給湯器は逆側で良かった
なぁと。(キッチンとお風呂 どちらを
優先するか?でキッチンを優先した
のですが、考えてみれば洗い物は
食洗機だし、キッチンでお湯をそこまで
使わないのですよね・・・・)
給湯器本体から距離があると、
お湯が冷めてしまう事もある
これは注意事項です。
★給湯温度を上げれば良いじゃん
と思われるかもしれませんが、
上げると、キッチン側も上がる
ので、奥さんが熱いとお怒りに
になる関係で上げられず
照明
ほぼ施主支給(引き渡し後自分で取り付け)
なのでアレなのですが、人感センサー
付き照明をもっと増やせば良かったですね。
廊下や玄関・階段はセンサー付き照明にして、
かなりストレスフリーなのですが、少しケチって
トイレを手動にしたのは失敗。
実は旧居のトイレはセンサー付き照明を
つけていたので、その感覚があって
消し忘れの多い事
慣れっちゃ慣れなんですが、1000円程度
の差額なので、ケチるべきでは無かったです。
なお、スイッチの方にセンサーを付ける
タイプは高いので、電球そのものに
付いているタイプの方がお得です。
(交換出来ないタイプのダウンライト
などには使用不可)
トイレ2つ
1Fと2Fにトイレをつけました。
まあ1つでも事足りるのですが、
やはり2つあると地味なストレスが
減ります。
行きたい と思った時にすぐ近くに
あるとやっぱり楽なんです。
掃除箇所は増えますが、便器の
洗浄機能も増しているので、
ちゃんとした拭き掃除は月1くらい
でも良さそう。ちょっとした汚れは、
気付いた時にさっと出来るよう、
トイレ収納にウェットタイプのを
置いて置けば良いですしね。
お父さんが 大 した後とか、
連続で入りたくないでしょ?
一種換気
ランニングコストがそれなりに
掛かるので(1台あたり月500円~程度)
追加料金無しの標準設備とは言え、
ちょっと迷った設備ですが、
実際に稼働している空間にいると、
何か 快適
具体的に何が?というと、
部屋の空気が こもってる 感
が無いのですよね。
3種換気でも、今時のはそうなの
かもしれませんが、旧居の時は
家に帰るとなんかかび臭い
みたいのがあったのですが、
新居ではそういう事は全く無く、
窓を開けなくても
鍋のニオイが徐々に消えていく
感じとか、良いですね。
特に冬時期や、春の花粉時期、
夏の暑い時期など(ほぼ1年ですが)
窓を開けて換気する必要が無い
のは、これも地味に快適なんです。
熱交換もしてくれるので、
吹き出し口の風もそこまで冷たく
無いですし。
それに、窓開けと違って
突然の雨も気にしなくて良いですし、
室内の音が外に聞こえる事を
気にしなくても済みます。逆も。
地味な所ですが、収納部屋にも
1種換気の吹き出し口を付けたのは
正解でした。 1畳サイズの小部屋
ですけど、空気が常に流れる事で
こもった感じが無いのですよね。
保管している道具類にも、良いの
ではないでしょうか。
1種換気で空調をコントロール
している人は、窓については
明かり取り用
と割り切って設計した方が良いかも
しれません。
間取り
1年以上考え抜いた間取りという
事もあり、自分達のライフスタイル
に合った配置。動線。(妥協もありますが)
建売りでは成しえない、自分たちの城。
この点はやはり満足度高いですね。
土地の形の制約だったり、建築法
的な制約もありますが、
自分達で考え、調べて作った間取り。
夫婦喧嘩も沢山ありましたが、
提案されたものでは無く、
自分達で考えた間取りをほぼ
反映出来たのは、一生の思い出にも
なります。
※プロが考え提案する間取りも、勿論
合理的であったり、オシャレだったり
良いのですが、最大公約数的な所も
あって、限られた打ち合わせ時間しか
とれない関係上、自分たちの考えた
間取りを軸に進めさせてもらいました。
参考意見は色々貰って変えた所も
ありますがね。
屋上
周囲の環境や、施主の嗜好にもよります
が、やはり作って良かったです。
家に居ながらの非日常のスペース。
身体が言う事を効くうちは使い続けて
いきたいですね。
季節によっては、在宅勤務も屋上で
こなす事が可能です
もし、屋上を考えているのであれば、
・水道
・電気
・照明
・収納が出来るスペースの確保
・金属屋根
この辺は必須で検討されると良いかと
思います。
せっかく作ったのに活用出来ていない
人のを色々とみてみると、
使うのが面倒
という一つの結論に行きつくの
ですよね。
何をするにも、色々と屋上を使う
度に持ち込まないといけない
と言った感じで。
なので、予め屋上にすべてを用意
しておく くらいの気持ちが無いと
使わないままになってしまう
かもしれません。
使いたいと思った時に
すぐ使える環境づくり。
以上、長々と駄文をお読み頂き
ありがとうございました!
皆様、
良いお年を