ウチは建替えなので、近隣のお家との関係性が
以前からあります。
建直すにあたって、ちょっと気を使ったところがありまして、
まずは立面図をご覧ください。
まあ、これだけ見ても 何が気遣い? とは分からないと
思いますが、、、
改めて 〇 を付けた部分。
屋根の流れ(勾配)を変えてます。
実は隣家の玄関が、〇つけた屋根の下あたりにあるんですね。
当初の設計図では、普通に手前側に屋根の勾配が
あったのですが、雪が降るとそこから 落雪 の危険が。
元々1年に1回程度しか雪なんて積もりませんが、
旧居では雪が積もった翌日は、隣家の玄関に落雪が
大量に落ちてたのですね。
まあ、元々その場所は玄関じゃなかったのですが、
隣家が建直しされた時に玄関になりまして、、
隣地との距離が60㎝くらいしかないので、屋根の
軒先から雪が落ちると、どうしても越境するんです。
という訳で、新居ではそもそも落ちない向きに勾配を
変更&雪止めもつける事で、落雪そのものを減らす。
そんな気遣いをしてみました。