みなさんこんにちは
成沢です。
 
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ロマンスカーを利用することが多いのですが、先日展望席が取れたので乗ってみました。
 
眺望が素晴らしくて感激でした。
でも、これ実は最後尾車両なんです(笑)
後ろ向きに進む景色、ちょっと不思議でした。
 
今日は物流業界に限ったことではないですが、
会社で起きる事故について考えたいと思います。
 
様々な場面で起きる事故
 
どうして事故が起きるのか、どうしたら事故を回避できるのか
いろいろな角度から事故について考えていきたいと思います。
 
今日は、事故防止を考える~その1
 

繁忙期対策をはじめ物流担当者の悩みの種はいろいろありますが、
一番の困りごとは「事故」だということには異論が無いと思います。

 

 

 

物流業界における「事故」は様々なものがあります。
輸送車両が関係する交通事故、それに伴う貨物の破損や延着事故、
倉庫や工場などの構内で発生する衝突事故、作業におけるミスが起因する不具合、
納入先や集荷先における人的トラブル・・・・
他にもあげたらきりがないほどあります。

 

これらの事故はほぼすべてにおいて、「人的ミス」が起因しています。


例えば交通事故に関しては、運転手の操作ミス、確認ミスが原因でしょう。
倉庫や工場における衝突事故については、操作者の安全不確認や速度違反などが

原因となるでしょう。
作業におけるミスについては、作業者のルール違反や不注意が原因ということになります。

 

こうして考えると、事故の原因は「ミスをした人のせい」ということになります。
実際、物流業者は事故を起こした際に荷主に対して「顛末書」「対策書」といったものを

提示するのですが、その内容については「ミスを起こした人」が「どんなミスをしたか」

そして「その人に対する指導をどうするか」という内容で完結している場合がほとんどです。

 

しかしながら、この方法では事故を根本的に減らすことはできません。
なぜなら事故は個人のせいで起こるのではなく、様々な原因がありそれらの不具合から

発生するからなのです。

 

一例ですが、作業者の環境や業務設計に問題があると事故は発生します。

次回は、みなさまとともに「事故を個人のせいにしない」アプローチで

事故防止について考えてみましょう。

 

以上

 

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