みなさんこんにちは
成沢です。

1月10日は柏営業所の岩田さん誕生日帽子の誕生日誕生日ケーキ

メンバーみんなでサプライズのプレゼントをしましたニコニコ



岩田さん、ギター練習頑張ってくださいビックリマークビックリマーク

 

今日は、9月16日に配信している人事の時代・・・その2 の続きです。

(その2を読んでない人は、ぜひ読んでみて下さい)

 

では、早速にやり

 

3.人材定着の風土を作る

 

そしてもう一つ大事なことは、採用した人が定着するような風土をつくるということです。
採用制度や教育システムなどの仕組みを充実させることと合わせて、

「この会社なら安心して働ける」と思ってもらうような風土を作らなければ

「仏作って魂入れず」となってしまいます。

そのために大事なことは、採用した人のことを良く理解したうえで、

可能な限り個別対応をするということです。

当社の話で恐縮ですが、事業所のメンバーとは月一回一時間だけ

一対一で話す機会を作っています。(これを「ワンオンワン」と呼んでいます。)

 

一人一人と仕事以外の家族の話や趣味の話、近況の話などをして彼らの環境や

仕事観などを良く理解する努力をしたうえで、できる限り彼らの希望に沿う働き方が

できるように努めています。

 

なぜなら働いている人はみな事情を抱えているからです。
たとえば両親の介護や子育ての問題、自分や家族の健康状態、
大事にしていること(夢や目標、趣味やライフワーク、習慣など)との両立など、

それぞれみな違います。

 

事情が違えば仕事観も違います。

じっくり長く働きたい人と短時間で集中して働きたい人、

より責任のあるポジションで仕事をしたい人と

あまりプレッシャーのない仕事をしたいという人、

どこに出張してもかまわない人と自宅の近くや在宅で働きたい人など、

本当に多種多様なのです。

そんな彼ら一人一人のことを良く知らなければ、会社として彼らの希望に合わせた

働き方を提供するということはできません。

逆に言うと、それができれば彼らは安心して仕事に取り組めるため、

会社に対して最大のパフォーマンスで返してくれます。

当然人材の定着率も上がります。

これは会社が大変になるという話ではなく、

会社と働く人どちらにもメリットのある話なのです。

 

グループウェアを展開するサイボウズは、「100人100通りの働き方ができる会社」を

目指している会社です。(チームのことだけ考えた。青野慶久)

多様な働き方を選択できるようにした結果、離職率が28%から4%に低下したそうです。


「人事を尽くして天命を待つ」という言葉がありますが(少し意味が違いますが)、

これからの経営においては「人事」の重要性が高まることは間違いありません。

 

是非採用や人材定着率でお悩みの企業では、

人事について再考してみてはいかがでしょうか。

 

以上

 

成沢 拓也氏 バックナンバー一覧へ戻る

プロの視点 著者一覧へ戻る

 

この記事はこちらにも連載しています。
物流コスト削減.com  http://www.logistics-costdown.com/

 

 

物流改善のご相談は、ぜひ私共のエスワイ・ロジステックスへ
エスワイ・ロジステックス