みなさん、こんにちは。
エスワイロジステックスの成沢です。
最近少し体重が増えてきたみたいで、
10月にメンバーと地元千葉で行われる、「しろい梨マラソン」
参加することも決まっているので、
チーム愛の記事はこちら
それでは、いよいよ先週の人材競争の時代の前回のつづき
その2・・・(一体幾つの回まで続くのはお楽しみに)
このような、いわゆる物流ホワイトカラーの人たち
(「物流部長」「物流センター長」「倉庫課長」「配車担当者」)は、
これまで一度就職すると離職率が低く、
非常に長い間同じ場所でキャリアアップしてきました。
その大きな理由の一つは、彼らの労働環境にあると思います。
物流業界は他産業に比べ労働時間が非常に長い業界です。(全業種比較+15%)
物流に従事する人は物流産業以外の人でも労働時間が長いことが当然と考えられてきました。(私の感覚ですが)
したがって、仕事以外の自由時間が比較的少ないために、
転職活動やそのための調査に労力や時間を割くことができにくい
という現実があったことと思います。
一方、こうした人たちの業務の独自性の高さも、流動性の低さに影響していたと思います。
物流現場はどこも独自固有のルールや制約条件があるため、
非常に独自性の高い業務内容となっていることが多く、
そこで身につけた能力や知識についても独自性の高いもので汎用性が無いため、
他の会社に行っても使えないといった現実的な理由があったのだと思います。
一般に、物流業界の賃金水準は、他産業と比較すると低いといわれています。
(全業種比較88.6%)
労働時間が長くしかも賃金水準が低い業界ということで、
人材の流出が起こりうる環境にあることは、
ドライバー不足などの話題からも皆さんにご理解いただけることと思います。
しかしながら物流ホワイトカラーの人たちの流出は上記のような理由で、
これまではおさえられてきました。
しかし今後はこのような人たちの流出が盛んになり、
業界内での取り合いも活発になることを私は懸念しています。
その理由と対策について次回以降ご説明いたします。
次回もお楽しみに
今日も皆さんにとって、素敵な1日になりますように
そして、素敵な週末をお過ごしください
この記事はこちらにも連載しています。
物流コスト削減.com http://www.logistics-costdown.com/
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