みなさん、こんにちは。私の故郷兵庫県姫路市は今週始めから

秋祭り一色にそまります。「華麗なる一族」でおなじみの?山陽特殊製鋼

のある飾磨地方を皮切りに、「けんか祭り」で有名な灘の祭り、そして最後

は姫路の西にある網干の祭りで終わりです。約2週間浜手の人間、とくに女

性は忙しい日々を迎えます。姫路の町も一番賑やかな季節ではないでしょう

か?

故郷から離れた私は祭りの秋では無く読書の秋・・・。

よく、司馬遼太郎の作品でお薦めは何ですか?と聞かれることがあります。

私の場合「関ヶ原」と即答。

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「坂の上の雲」や「竜馬がゆく」ももちろん必読かもしれませんが、いかん

せん巻数が多いので上中下併せて3巻の「関ヶ原」をお薦めしています。

内容は皆様ご存じの通り?裏人間舞台が満載。

どこが面白いかと言うと「関ヶ原」に繋がる武将たちの心の動きが非常に

面白いのです。西につくか東につくか。

「関ヶ原」前夜の小山評定あたりからの流れは読み応えたっぷりです。

登場人物も徳川家康から石田三成、直江兼続と歴史上のスーパースタ

ーが大集結しますし地理的なものも比較的すんなり頭に入ります。

読み進めて行くうちに「こういうひとおる、おる」と400年経った今も

昔も人って変わらないなあと思い思わず笑ってしまいます。

司馬遼ファンの皆様如何でしょうか?また未読の方は「関ヶ原を」読了され

た後は時代前後の「新史 太閤記」や「覇王の家」もお薦めです。

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