エスワイ・ロジステックスの成沢拓也です。
忘年会シーズンですね。
みなさん、体調管理には気をつけて下さいね!!
「ロケーションの要素を上手に使ったピッキング方法」についてご紹介します。
前回は「倉庫の棚番(ロケーション番号)について」 の説明をしました。
今回は通路(アイル)と高さ(レベル)の使い方についてご紹介いたします。
パレット単位での出荷オーダーや、パレット単位での「トータルピッキング」の場合に有効な方法です。
通路、高さ、奥行き、それぞれアトランダムにかかる出荷オーダーに対して、フォークリフトでピッキングする場合どのような順番で棚出しするのが一番効率がいいと思いますか?
○ 手前から順番に出すのが効率がいいんじゃないの?
○ 商品別に出した方が、判り易いんじゃない?
いろいろと方法は思いつくと思いますが、私がお薦めするのは以下の方法です。
1 ピッキングは、「通路(アイル)別に完結する」
2 ピッキング順は「高さ(レベル)順に行う」
システマチックに言い換えると
1 ピッキングリストは「通路(アイル)別に改ページをする」
2 ピッキングリストの「ソートキーは高さ(レベル)順にする」
ということです。
まず「1」について説明します。
フォークマンが一人の倉庫もあるとは思いますが、複数のフォークリフトが稼働している現場では、
「一つの通路(アイル)には1台のフォークリフトしか入れない」
という原則があります。(あたりまえの話ですが・・・・)
繁忙期や閑散期に合わせて、フォークリフトの稼働台数を増減する場合もあります。
オーダーの具合によっては、通路(アイル)によってオーダーの偏りが発生します。
これらの要素を踏まえると、フォークリフトのピッキング作業は
「通路(アイル)別に完結させる」ことが、「安全」で「フレキシビリティがある」
と言えます。
続いて「2」について説明します。
これは私が倉庫で「フォークマン」の経験をしたからこそわかる話です。
フォークマンの作業は
1「オーダーを見て指定の棚を知り」
2「その指定の棚に移動し」
3「該当する商品を取って」
4「次の工程の場所におさめる」
という作業の繰り返しです。
フォークリフト作業で一番多い商品事故は「爪の抜き差し」をする瞬間に発生する事故です。(主観ですが)
従って、フォークマンは、ピッキング作業中は「爪を刺す」時に一番気を使います。
特に三段目以上の棚からピッキングする場合には、「爪を上げる高さ」に大変な気を使います。
少なくとも、同じ高さの棚をピッキングし続けることにより、作業のストレスは多少なりとも和らぎます。
同時に「作業時間の短縮」や「商品事故の削減」が図れます。
この「2」の方法は、ピッキングだけではなく、入庫はもちろん「棚卸し」の作業においてとても有効です。
「パレット単位での出荷オーダー」、「トータルピッキング」を行っている倉庫をお持ちの方がいらしたら、フォークマンの方に聞いて下さい。
「現場のことよく解ってるな~~~」と一目置かれること間違いありません!!!
今回は通路(アイル)と高さ(レベル)についての使い方を説明しました。
左右(バンク)と奥行き(ベイ)についての使い方については、またご説明します。
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