面影蜃気楼

おまえの面影消え~ては浮かぶ
遠くなるほど切なくて
ここは積丹岬に涙にかすむ蜃気楼

不器用なおまえを守ってやれず
不甲斐な俺をうらんでいるか

柔肌温もり体が覚えてる
いまは逢えない遠い空
ここは知床番屋に一人寝るとき思い出す

いつまでも待つとおまえの一言よ
帰れ帰れとカモメが飛ぶよ

逢えない運命か出会いがまぼろしか
おまえの~姿は変わらない
ここは礼文の海峡にけあらしに隠れる利尻富士

いますぐにおまえを抱きしめたくて
夕日に泣いている帰り舟