もっとも初期のスマートウォッチMoto360は今でも健在
これが発売されたのは2014年で2ndモデルは1年後(日本での発売は次の年)で、
結局はスマートウォッチ市場から撤退することが発表された
当時は初の時計らしい丸型のスマートウォッチとして画期的なデザインだった
日本では簡単に購入できないことももマニアの間では所有欲をくすぐられたものだった
さて、今日の文字盤はこれ
1973年に2000本限定で発売された、125周年記念モデル
必要以上にゴツい図体はスマートとは言えなかったが、その独特なケースデザインや希少性からマニア受けするもので、知る人のみ知る存在だったが、2001年のドラマ「HERO」で木村拓哉がつけていたことから一般にも知られるようになった
今は、その時のような異常な価格ではなく、見つけられれば40万円代前半で手に入れられる
ムーブメントはキャリバー 1041
1041は1040をこの時計用にアレンジしたもので、元々の1040はレマニア1340で当時も色々な時計に使われていた
特徴的なのはセンターに配置された分積算計で、時針、分針、秒カウンターとともに4本の針がセンターに取り付けられている
さらにそのあとの1045はレマニア5100ベースで特に筆者がお気に入りで、実際に3−4本の5100ベースのクロノグラフを持っていたことがある
レマニア1340と5100はともにセンターに分積算計があるのは同じだが、
1340は3時位置に日付、6時位置に12時間積算計、9時位置に24時間針と秒針というものだが
5100は3時1に曜日と日付、6時位置に12時間積算計、9時位置に秒針、12時位置に24時間針となる
もちろん、Watch Makerで作成したこの文字盤も実機と同様に作動し、加えてバッテリー表示、第二時間帯、表示もできるようにした