ここのところ気分を上げたい時に聞いているこの曲

 

ハンス・ジマー、ジャンキーXLによる「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」のサウンドトラックの中の「Is She With You」という曲

 

このコンビで生み出された数々の映画音楽はどれもクラシカルなベースを持ちながら現代的なアレンジで高揚感をもたらす

 

この曲は、映画の中でもワンダーウーマンが二人を助けに来る一番盛り上がるシーンで高らかに演奏されていて、この映画に関してなんだかんだ言う人たちもおそらくこのシーンだけは文句なく肯定しているはず

 

テーマを奏でる特徴的なエレクトリック・チェロは中国出身でアメリカに移住したティナ・グオだが、ワンダーウーマンのような戦士に演奏してもらいたいと言うハンス・ジマーの希望で起用されたことが納得できるような方で、YouTubeでも見られる姿はまさに女戦士

エレクトリック・チェロにおそらくディストーション系のエフェクターをかませて歪ませた音色はクラシック音楽で演奏されるチェロとは全く異なった戦士の武器とも言える

 

また、ドン・ドン・ドン・ドドンというこれまたアゲアゲのパーカッションを演奏するパーカッション・オーケストラは

 

トム・ペティ、エルトン・ジョンのバンドで叩いていたカート・ビスケラ

デビット・フォスターの伝説的グループであるアチチュードやビートルズの面々のバックを務めていたジム・ケルトナー

チャカ・カーン、クインシー・ジョーンズのバンドで歌もののバックの最上級のドラムを叩いていたジョン・ロビンソン

グラマラス・ライフやプリンスとの共演で有名なシーラE

ウェザー・リポートのピーター・アースキン

 

などブルース、AOR、ソウル、ジャズの代表的なドラマーを集めているんだから

これでダメなはずはない

 

気分が沈んでしまった時にはぜひ