年末に、カレの親友オスカルと、晩御飯を食べに行ったときに話題に上った話が、
「メキシコの母親」について。
彼曰く、メキシコのお母さんたちは、娘より息子を大事にし、実の娘よりその彼氏や旦那を大切にする。
なんとなく、納得しちゃいました。
留学中の「メキシコ文化」のクラスでも、こんなこと勉強したな、と。
理論だけでなく、経験上でも納得してしまう。
たとえば、実家に行けば、男どもは寝室やリビングでテレビをみていても
「Mi vida~~~?? 夜は何が食べたい??」っと、まるで子供をあやすかのような声で聞き、そして準備ができたら運んでいく。
そして、なんでもやってあげちゃう。
「だっからこいつなんもできないんだよ~!」と心の中で思いつつ…
私のお義母さんいわく、男が洗濯とか食器洗ってるとかわいそうで・・・って。
Machismoの時代の人だから、みんなそうなんだよな~っと思った。
カレは4人兄弟で、長男はサカテカスの別の町、長女はサカテカス、次男はモンテレイ、カレはティファナ、とみんな実家を離れている(実家はサカテカスの田舎)。
去年のクリスマスはサカテカスの実家に集まる年だったのだが、次男の奥さんが妊娠しているため、なるべく長距離の移動は避けたいということでモンテレイに留まったけど、私のカレの飛行機が1月1日にモンテレイからだったので、カレは前日にモンテレイのお義兄さんのところにお世話になり、年明けを一緒に祝う予定だった(私は数日実家にいた)。
お義母さんは、タマレスをクリスマスに食べれなかった次男と、もうすぐティファナに行ってしまうカレにもう一回作った。
毎回集合場所は、サカテカスのお義姉さんの家なのだが、家についてタマレスを分けていると、
お義姉さんが「ママ、私の分は?」っと・・・・
お義母さんは、すっかりお義姉さんの分のタマレスを忘れていた…
あのお義姉さんの悲しそうな顔といったら・・・
私のお義母さんは、嫁たちの扱いもすごくいい。
元教師だったからか、メキシコのあの世代の人よりも心がすごく広いような気がする。
お義母さんとの関係で困ったことは今までない。
でも、色々他の人から話を聞くと、義母が家に来ると、キッチンに立ちっぱなし、とか、
料理を出しても文句ばっかりとか、
旦那と家事分担してたら文句の電話がかかってきたとか。
私のお義母さんは、自分の義母に、シーツまでアイロンをかけろと言われていたのだそう。
「でもお義母さん死んでからやめた!」って言ってたけど笑
メキシコでは干渉してくる人や首を突っ込んでくる人をMetiche(メティーチェ)という。
私の友達の義母がMeticheで、めんどくさいって言ってた。
まぁ確かに、わたしのお義母さんもそんなだったら実家に行くのも苦だっただろうな。
めんどくさくないお義母さんで、ほんっとよかったと思います。
メキシコ人の彼氏旦那さんがいる方、
そちらのお義母さんはどうですか?