一度買えば長く履けるジーンズは、こだわりをもって選んでいるという方も多いのではないでしょうか。

私は約二十数本のジーンズを持っていますが、そのうちのいくつかは年に一度も着ることがありません。でも、お気に入りのジーンズを見るたびに、また買ってしまいました。今日は私のお気に入りのジーンズブランドのいくつかを紹介します。

 

1.LEVI'S® MADE & CRAFTED® (メイド&クラフテッド) 

リーバイスはジーンズの原点とも呼ばれ、歴史あるブランドです。リーバイスのジーンズは世界中で愛され、カジュアルファッションのマストアイテムとしての地位を確立。時代を経て増していく味わい、履きやすさ、シンプルで飽きのこないシルエットなど魅力が詰まっています。

メイド&クラフテッドとmade in japan シリーズはリーバイス®ブランドのソウルであるクラフトマンシップに基づき、最も優れたコンストラクションと技術を駆使し、マテリアルにも拘りつくしたプレミアムライン。リーバイス®が積み重ねた145年のヘリテージとモダンが融合し、今から10年後、20年後、お客様のクローゼットの中でも価値を持ち続けることができる“未来の定番”を作ります。

 

2.桃太郎ジーンズ (MOMOTARO JEANS)

岡山といえば、桃太郎。桃太郎といえば、岡山。国産ジーンズ産地といえば、岡山県倉敷市の児島地区が有名です。

桃太郎ジーンズ (MOMOTARO JEANS)は国産の底力を世界に発信するものづくりにこだわる岡山児島発のブランドです。世界最特濃インディゴのデニム生地に白い二本線がアイキャッチとなる【出陣】や、オールドブルーのデニム生地に黄色いステッチが映える【銅丹】など複数レーベルのジーンズを始め、シャツ、 アウター、洗剤などの雑貨も海外のお客様にも大変人気です。

 

3.SUGAR CANE(シュガーケーン)

「サトウキビ」という名を持ついかにもアメリカ的なこのブランドこそ、日本に誕生した戦後初めての米国向け衣料メーカーです。

シュガーケーンの生みの親であるTOYO ENTERPRISE COMPANY LTD.(東洋エンタープライズ株式会社)は1965年、米軍によるベトナム戦争への本格的介入を機に、日本の米軍基地関係者を対象として設立された。当初は米軍向けの衣料製造と共に国内への米軍サープラスの流通窓口としての展開も行い、ベトナム戦争が1975年に終結すると完全な国内向けの衣料メーカーへと転身。その際、米軍基地に駐屯していた将校によって「SUGARCANE」と名付けられる。シュガーケーンの誕生は日本でありながら、米軍基地を相手に育っただけにその精神も物作りのノウハウもアメリカ仕込み。当時から現在に至るまで、アメリカンスタイルのシンボルとも言えるデニム素材を中心とした本場仕込みのワークウエアを作り続けています。

 

4.STUDIO D'ARTISAN スタジオ ダルチザン

日本で最初のセルヴィッチジーンズを作ったMADE IN JAPANの老舗ジーンズブランドです。

フランス帰りのデザイナーにより1979年に設立された同ブランドが、手始めに着手したのはジーンズの本質を取り戻すことだった。効率性重視の波にのまれかけていた旧式の力織機を再稼働させ、昔ながらのオーセンティックな1本を製作。それから数十年の時は流れたが、その信念は変わらず今の時代に脈々と引き継がれています。

 

5.鬼デニム

ジーンズに携わること48年の匠が作り上げたブランド、それが鬼デニム。ベテラン職人の匠の技をもってしても織り上げるのが難しく、大量生産も出来ません。鬼というブランド名は開発した生地表面の凹凸があまりにも激しく、「なんだこれは…鬼ザラザラだな…」とつい声を出してしまったことから「鬼(ONI)デニム」と命名されました。

職人の生産能力には、限界があり、鬼デニムは一切の取材、雑誌掲載を基本的に断っています。ざらざらとしたその独特な生地は、素晴らしい縦落ちを生み出します。着用すればするほど、唯一無二の存在に。職人芸の傑作。それが鬼デニムです。