あの人に褒めて欲しい
あの人に
あの人に
あの大好きな
あの憧れの人に
愛されたい
どうしたら
見てくれるんだろう
何を書けば
何をすれば
あの人は
わたしを見てくれるんだろう
このまんまじゃ
忘れられてしまう
こんなちっぽけな
わたしのことなんて
あの人は
忘れてしまう
そうやって
自分を置き去りに
してたなぁ。
大好きな
憧れの人に
愛されるために
書きたいことを
書けず
やりたいことを
やれず
ただ
ただ
忘れられたくなくて
ただ
ただ
構ってほしくて
いいんだよ。
忘れられても。
わたしが
大好きな
憧れの人を
忘れなければ。
書きたいことを
書こう。
やりたいことを
やろう。
たとえ
誰も見てくれなかった
としても。
必ずわたしは
わたしを見ているから。
それと同時に
あの人も
きっと見ていてくれてる。
あの人は自分に
夢中になってる。
わたしも自分に
夢中になろう。
そして
いつだって
あの人はわたしを向かい入れて
くれるから。
そう思えた瞬間
世界が変わった。