『力のない正義は無意味であり、行動の伴わない正義は偽善だ。』
株価は下がったままだし、梅雨は明けない昨今、いかがお過ごしでしょうか。世の中も天気もぱっとしない毎日が続きますね。
今日は、最近ぼくが興味を持っている経営者の話題についてです。
『何が善で、何が悪なのか。』
これは非常に難しい問題です。
経営していると、様々な出来事と人種に出くわします。それらの中にはいい領域もあれば悪い領域もあります。
悪い事には全て悪のレッテルをはり、切り捨ててしまえる社会が一番いいのですが、残念ながら資本主義のアイデンティティは善悪の基準では成立していません。
全てを善悪の基準に照らしてまわそうとすると、この社会は即窒息してしまいます。市場は人々の『欲』を餌にして効率的に成長しますが、善悪には興味を示さない。
そして、善悪の基準も人それぞれ違ったり、主義や主張によっても評価が分かれます。
世界を代表するトップの企業も、かつては
『悪の帝国』
と呼ばれていた時代があります。であれば、その企業のCEOはさながら、『大魔王』と呼ぶのが妥当なのでしょうか。
その企業は多々の訴訟を起こされ、勝訴する事も無く多額の賠償金と和解金を支払い現在に至ります。
CEOは、悪の帝国と呼ばれても、結果的に世界トップの座を取れればいい、と考えていたのかは分かりません。
悪の帝国と呼ばれつづけながら、大魔王はどこへ向かおうとしていたのでしょうか。ヒルトンで何百人も女の子を呼んで乱交でもやりたかったのでしょうか。
彼は悪の帝国を成熟させて世界1の資産を手に入れた今、次のように述べています。
「目の前で死んでいく子供達が毎日何万人もいて、世界中を飛んでそういう子供達を目の当りにして、僕にはその命を救うことがデキるチャンスが与えられている。」
大魔王は現在、会社の一線から退き、彼の資産と残りの生涯をボランティアに捧げる事にしています。
ちなみに、自分の息子達に残す遺産は0です。
いやー、浪花節ですね。
もうお分かりだと思いますが、この大魔王は ビル・ゲイツです。
そして、世界1 の投資家である『ウォーレン・バフェット』も、自分の資産の85%にあたる4.5兆円をゲイツ財団に寄付しています。寄付の理由は、
「自分よりも効率的にお金をボランティアに役立たせることができるから。」
強大な悪の帝国を築く作業に比例して、救える命の数が上昇するのであれば、果たして神は善悪の采配をどのように振るうのでしょうか。
最後に、僕が善悪を考える際、いつも自分に言い聞かせている言葉を紹介します。
『力のない正義は無意味であり、行動の伴わない正義は偽善だ。』
ゲイツは善行家では無く、実行家なのです。
彼は力を持ち、そして行動した。
これこそ僕の目指すところです。あーだこーだ言う外野はどうでもいいのです。
世の中や僕の周りには、物事の表層だけを見ていいだの悪いだの言う輩が多すぎます。彼らに共通して言えるのは、『自分では行動しない』と言う事です。
世界のトップがやる事ですらいいのか悪いのかを決めるのは難しい。だったら、周りにどういわれようと自分の信念に基づいてまずやれ、というのが今日のブログの正解です。
狼と豚
でも、人 々は変わらないものを求め続ける。そしてドツボにはまっていく。変なプライドに邪魔されて自由に思いっきり生きられない。気持ちよく生きられなくて、スト レスを溜めている人たちは多い。常識に縛られて不本意な人生を送っている人も多い。
それは子供のころから周りに、『縛』られ『道徳』や『倫理』を叩き込ま れているからだ。
だが、単に叩き込まれているだけなので本質的な事を理解していない。時に、自分たちに不利になるような洗脳を受けることがよくある。子供 であるほど世界は狭い。したがって、それが『常識』に変化していくのだ。一旦思い込んだ『常識』はなかなか消すことが出来ない。そういった理不尽さから逃 れる手段はただ一つ。
『自分で考える』
ということだ。
身についた常識を捨て去ることは難しいかもしれないが、やらないよりはましだ。しかも周りも『常識』 に縛られている人たちばかりである。その常識を逸脱すると、魔女狩りのような状態になってしまうことすらある。そこで皆チャレンジをやめてしまう。
でも チャレンジし続けるしかない。
新しいことにチャレンジし続けることは時に、周りから非難を浴びることすらありえる。しかし、勝てば官軍とはよく言ったもので、常識は突然180°変わっ てしまう事が実は多い。勝てば官軍の語源は明治時代までさかのぼるが、それまでの常識であったちょんまげ、羽織袴姿は、散切り頭の洋服に変わってしまっ た。郷に入りては郷に従えという言葉もあるが、チャンスはその言葉にはない。確かにすんなり入る事はできるが、そこでは身分は一番下っ端である。
しかし勝 てば官軍は違う。
革命である。
革命はそれまで最下層であった人たちが最上に君臨することが一夜にして可能となる。大きなリスクを背負ってチャレンジする価 値はあるのだ。しかも現代のチャレンジは勝てば官軍の頃とは違い、命のリスクを伴わない。最悪、自分の財産がリセットされるだけである。リセットなので再 チャレンジが可能であり、失敗の貴重な経験だけはリセットされないというすばらしいおまけつきでもある。
失敗と成功というものは小さいものから大きいものまで多種多様だ。チャレンジする時の指標にするのは成功の『期待値』である。成功率が10%だとしたら、 90%は失敗である。しかし、成功時のリターンが100倍だったとしたら、10倍の期待値である。つまり、統計学的には確実に儲かるわけである。もちろ ん、現実は理論を裏切る場合もあるが、そこら辺は大目に見ても10倍の期待値ならばチャレンジに値するだろう。小学生の算数がわかれば理解できることだ。 非常に簡単な判断でできることなので、即断即決が可能となる。そういう場合、すぐにチャレンジしたほうがいい。後は流れに身を任せるのみで、統計学的には 10万投資すれば100万のリターンが得られる事になるのだ。
チャレンジを支えるものはシンプルなリスク判断と旺盛な好奇心である。
最近の人間社会(特に日本の)はこのシンプルなルールを忘れてしまっているのではな いかと思う。先進国であれば、それなりに便利で快適な世界になってしまったからなのであろう。しかし、いくら安定して快適だとはいえ、それに安住してし まってからは転落の始まりである。
『狼』が減って『豚』が増えた世界。毎日餌が与えられる豚は明日の食料には困らないが、後日食べられるだけなのだ。
攻撃は最大の防御という言葉があるとおり、快適な暮らしを続けたければ実はチャレンジし続けなければならない。冒頭に書いた諸行無常とはまさに そのことである。物事は常ならず。『長いものに巻かれ』たら、本当に巻かれたまま元に戻りにくくなってしまう。世の中全体が、自分に言わせれば、守りモー ドに入ってるように思えてくる。
まだ多くの人にリスクとリターンの比較が出来ておらず、敢えて火中の栗を拾うにはいかないのだろう。だが、チャレンジを恐れる人が大半の世の中 で、果敢にチャレンジをして世の中の流れを変えたしまった人たちは、その後の世の中ではトップランナーである。大多数のひとたちは慌てて反対方向に梶を取 るが、これまで染み付いた常識は容易には払拭することが出来ない。
今一番いえることは、チャレンジするには最適なタイミングだということだ。今生きている人は、今この瞬間にチャレンジしないと大損だと言ってもい いだろう。周りを見てみても、まだそのことに気がついていない人が大勢いる。チャレンジに二の足を踏んでいる。一生に一度あるかないかのこの変革の時期、 自分の信じた道に賭けてみよう。
近況
ブログを毎日チェックしてくれている人がいるけど、更新してなくてすみません。忙しい・・・
仕事→打ち合わせ→他社との会議→接待→デスクワーク、こんな毎日です。おかげでストレスは元気ダマのように膨れ上がります。もう、フリーザなら余裕で倒せます。
ハァー・・・
黙って再来週あたりニュージーランドにスノボーしに行ってオージーとパンパンする予定でしたが、もう、絶望的です。シーズン券も買ったのに・・
そんなご多忙中の折、社員の中には、三日に二日はセッッェクスしてる不届き者がいるようです(ほぼ新規)。
話は変わり、また新規事業を始めています。ウェブや動画などの映像系のデザイン制作、広告、ネットワークシステム構築です。クリエイターとの打ち合わせも終り、みなの知らないところで早速一人営業しています。自分が言うのもなんですが、僕は半端じゃないコネクションを持っています。コネクションだけで本、出せます。その中のほとんどの経営者は、クオリティの高い映像やウェブツールで宣伝したいと考えていますが、いいデザイナーに出会えていないのが現状です。
よって、僕らの出番です。
今日、知り合いが六本木に『flower』というクラブ(躍る方の)をオープンさせました。先ほど、挨拶を兼ねて関係者の前日レセプションに出席してきました。冷やかし半分で行ったところ、かなり度肝を抜かれました。『A-life』ほど広くは無いけど、あんな感じです。そして『エーライフのぱくりじゃん』と言うと、それは禁句だと言われます。
○○さん、何億かけたんだろう・・・
その後、関係者と早速映像関係のデザインの話をしました。
内装はこれ以上無いくらいに完璧でしたが、帰ってからサイトを見たら案の定、未完成です。
当社の出番です。
あなたに恩恵をもたらす奇跡のファイナンス ~承~
僕の職業は『経営』で、僕自身は『経営者』です。
そんなぼくの懐にはサラリーマンのように、天から給料が降ってくることはありません。
経営者とサラリーマンは、人権が平等に与えられていますが、税法の適用方法が天国と地獄ほど違います。圧倒的にサラリーマンが搾取されています。
リーマンは生涯に稼ぐ総額の約3割近くを給料から天引きされる為、財を築けるはずがありません。税を納めずに投資で複利のリターンを得ていくことを考えると、それ以上かもしれません。
経営者に至っては、経費をバンバン使って赤字決済すれば、年間最低7万ほどの納税で済みます。
絶望的に不公平な両者の事実なのですが、このアンビバレンスが生じる理由はいたって簡単です。
「国にとってはサラリーマンの方が税金を取りやすく、経営者よりも圧倒的に人数が多いから。」
僕がジャイアンなら、頭のいい『できすぎ君』よりも『のび太』からお金を毟り取ります。のび太なら、穴の毛まで毟り取れます。
国が考える事も一緒です。
江戸時代と比べれば多少よくなったにせよ、『士農工商』の『農』なみに徴税されているのが現代のリーマンです。貧富の差が有るにせよ、リーマンは一律に農民なのです。
憲法では『国民の権利はみな平等』をたてまえとしてますが、以上の租税システムをみれば平等が本質なのかどうか一瞬で判断できます。
権利だけならばともかく、命の重さでさえ平等ではありません。
ここに、交通事故の保証制度の歪みは生じます。
あなたに恩恵をもたらす奇跡のファイナンス ~起~
しばらくブログを休んでいましたが、その間に『橘 玲(たちばな あきら)』の本は読みましたか?数ある作家の中で、この国の市場原理を真実に一番近いかたちで書いていますので。是非。
さて、『不可能を可能にする奇跡のファイナンス②』で書いたように、経済大国であるわが国には、信じられないようなファイナンスのテクニックが転がっています。なぜなら、役人が市場や社会制度のルールを作る過程では、設計図を重視するよりも、
「実際にやってみて駄目なところを修正していけばいいじゃん。」
という事後訂正的な手法が採られているからです。それは穴を見つけてはふさいでいく作業です。つまり、制度は行き当たりばったりで進化を続けているわけです。
なので、先見の明を持っている人々は、そのシステムの穴から恩恵を受けられると言うことを書きました。
そうやって、前回は会社の経営者が得られる恩恵について書きました。
では、個人レベルではどうでしょう?
もしも、この読者諸氏がシステムの歪から数百~数千万もの不労所得を得られる事ができれば、それはかなり奇跡的なファイナンスですよね。ここで、この国の制度は、所々、非常に歪んでいる事を思い出してください。
そんな奇跡のファイナンスが、実は実現可能であり、しかも日常の生活の中で誰しもが一度は体験するであろうシーンの中に隠れています。
僕自身、その歪から恩恵を受けた一人でも有ります。知人も含めれば、恩恵を受けた額は裕に数千万にのぼります。
恩恵を受けた事のない人たちと僕らの違いは、ただ『歪を知っていた』だけです。
そのスキームについてこれから書いていくわけですが、書くことによって僕は多少なりともリスクを負うことになります。でもまあ、このブログが電脳空間に匿名で公開されているという匿名性を信用してお話しをしましょうか。
では、本題に入りましょう。
『交通事故における保険制度の歪』についての物語です。
これもまた、やばいですよ。
今週は休憩します
前回は常識的に不可能であるファイナンスが、行政の『歪』をつくと可能になる事を僕の体験談を交えながら紹介しました。
社会におけるすべての制度やシステムというものは人間によって形成されます。その作り主は神ではなく、不完全極まりない人間が作るため、出来上がるシステムもまた不完全なものとなります。『完璧に近いシステム』は存在しますが、『完璧なシステム』はありえません。
よって、システムに歪は必ず生じます。
その歪から恩恵を受ける少数の人がいる一方、多数の人は歪によって地獄を味わされます。
より多くの人がシステムから恩恵を得られる社会が理想ですが、それは実現不可能です。この社会は、全ての人を幸福にするだけのキャパシティ(容量)を持ち 合わせてはいないからです。せめて自分のまわりで一人でも多くの人間が恩恵を受ける側に立てれば幸いです。そんなわけでこのブログを書いています。
また次回新しいネタを書きます。
前回、気合入れて書いたら疲れたので、まあ来週あたりにでも気が向いたら書きます。
『不可能を可能にする奇跡のファイナンス②』 は、
反響がよかったです。 なので、またファイナンス関係について書きたいと思います。それと、あのスキームは暇が出来次第必ず実行するので待っててください。
とりあえず、来週まで『マネーロンダリング 橘 玲著』 を読んで待ってて下さい。 かなりやばい。
『不可能を可能にする奇跡のファイナンス②』
業務内容を簡単に説明すると、通常では銀行から借り入れをこばまれる企業でも、『ある方法』を用いれば1000万~1億程度の資金調達が合法的に行えるようになります。しかも、民間の銀行から無担保、低金利で借りられます。
会社を経営されている方ならこの嘘のような本当の話しに驚愕する事でしょう。
経営された事のない方の為に、この内容がどのように凄い事なのか大雑把に説明します。
主人公を太郎君(25歳フリーター・前職ニート・資産ゼロ・素人童貞)と現在の日本における若者の多数総にケースを設定してみましょう。
①まず、太郎君が銀行に「融資」を申し込みに行きます。
②断られます。
③後日、『株式会社たろう』を設立します(必要最低額は法定費用約30万程度・資本金1円)。
④社長という肩書きを背にして、銀行に再度融資を申し込みます。
⑤またまた断られます。
⑥しかし、『ある方法』を用いて申し込むと、1000万~1億程度の融資が受けられました。しかも、最低金利もやり方次第で0.4%にする事が可能です。
いったい、太郎君に何が起きたのでしょうか。宝くじに当たったわけでも、一夜にしてイケメンになって童貞を捨てたわけでもありません。
――実は、僕もこのからくりが分かったのは約二時間前です。二年前は分かりませんでしたが、最近の猛読書で『頭脳地図』に張られた網目によって謎が解けました。
(当時、僕は集客と書類作成に専念して、マニュアルは弁護士や司法書士の先生が握っていました。しかも何社かが絡んでいたたこともあり、そのマニュアルはとうとう不明のままでした。)――
では回答に入りましょう。とはいっても、こんな事は合理性を追求する純粋な「資本主義市場」では起こり得ない事です。このケースの場合、外部からのエネルギーが入り込まなければ、エネルギー保存則は破綻します。
株式会社たろうは、銀行から直接融資を受ける事はできませんが、間に『地方自治体』が介入する事によってこの融資は可能になります。こいつが、外部からエネルギーをもたらす訳です。
自治体が太郎君に国営の保証人(信用保証協会)をつける事によって、銀行が安心して融資できるカラクリになっています。
例えば、東京では、東京都産業労働局 が最大4000万円までの設備資金を過去に年率0.4%で融資していました。(返済期間は7年)。
もちろん、こういった制度の中でも必ず利息(銀行だとだいたい3.8%前後)は発生しますが、その分を自治体が受け持つ事でこれだけ低金利になるわけです。利息の支出は、議会で承認された地域産業振興の予算から支出します。
一方、元金は金融機関が融資する為、会社がコケても自治体がリスクを負う事はありません。株式会社たろうが経営破たんしても、自治体には何ら影響ありません。
こうした条件の中では自治体の融資担当者は、株式会社たろうがどんな会社なのかよりも、いかにして予算を消化させるかを考えます。多額の予算が余れば、来年度からは減額されてしまうからです。役人のアイデンティティはより大きな予算を動かす事にあり、太郎君の会社の行く末には全く興味が無いのです。そして、自分達の仕事が住民の役にたっていると思いたいので、申請者がたくさん来る事を待ち望みます。
では次に、太郎君の会社がデフォルト(債務不履行)を起こした場合を考えてみましょう。
元金を融資している貸付元の銀行は、信用保証協会に補填してもらうのでこちらもリスクゼロです。さらに、信用保証協会は中小企業金融公庫に補填してもらい、もとをたどると最終的に国民の税金で補填している事になります。
以上の話しをまとめると、
・もとニートなのに太郎君がお金を借りられてハッピー!
・銀行もノーリスクで金利が取れてハッピー!
・地方自治体の役人も、自分のアイデンティティーが向上してハッピー!
と、この話しに出てくる登場人物はみんなハッピーになれるのです。
その分、国民の税金が上昇し、市場はより無秩序さを増して競争原理に歪みが生じる事になります。
しかし、このような制度の歪は、気付いたものが徹底的に歪から恩恵を受け、その後で政治がそれに気付いてシステムを更正する、という流れで修正されます。
よって、選択枝は以下の二つになります。
・商工ローンから年利29.2%の資金を借りて返済に苦しむか
・年利0.4%の低金利で恩恵をうけるか
あなたなら、どちらの側に立ちますか?
話しは変わりますが、2年前、融資を申し込みに来る企業は後を絶ちませんでした。ほとんどが、商工ローンで限度額まで借り入れをして首が回らない会社の経営者でした。それらはどれだけ融資してもほぼほぼ倒産していきました。商工ローンの利率29.2%で借り入れを行う事自体、ファイナンシャルリテラシーは致命的に欠如しているわけで、そんな経営者を頂点に飾る会社の行く末など誰が見ても分かるものです。
それでも、僕らが扱っていた当時、1社で2億もの融資を受けられたケースもありました。恐ろしいほど制度は歪んでいた訳です。
――さて、長くなりましたが、最後にもっと驚がく的な事実を話して今日のネタを締めくくる事にします。
タダに等しいような『年利0.4%の低金利』で借り入れができることは、市場においてどういう意味を持つのか。
投資をしている方ならこの数字がどれほど驚異的なのかもうお分かりでしょう。
そうです、借り入れ資金をそのまま運用にまわすと利息の差益を受け取れるのです。
例えば、米国債を買うと、約5%の年利(複利)で運用する事ができるというのは以前書きましたよね。国債というのは全ての金融商品の中で一番リスクが低い商品です。
では、1億円を銀行から借り入れて、国債に投資して運用する場合の年間モデルケースを簡素化してみます。
1億 × 5%(収益) - 1億 × 0.4%(返済) = 1億 × 4.6% = 460万円(利益)
となります。ほぼ、無リスクで他人の金を投資して、年間460万円もの運用益が得られるのです。
さらに、通常は460万分の運用益に対して20%が課税させられますが、会社の経費等で赤字決済をしていればこれも無税で済みます。税金を払う事も無く、毎年460万円丸儲けできるのです。
そして、魔法のように出現した460万は、出所をたどっていくと国民の税金によって支払われたことがわかります。
面白いでしょう?
これこそ『不可能を可能にする奇跡のファイナンス』、現代の社会制度の歪を利用した錬金術です。
実はこのスキームは僕のアイディアで、まだ思考実験の範囲ですが、実現可能なはずです。もしもスキームに穴があるとすれば、
・支援制度によって借り入れができない(国の予算枠等の影響等)、もしくは低金利での支援制度を行っていない。
・借入金の運用範囲が制限されている。
・ドルが暴落する。
以上くらいだと思います。
真ん中は、実現不可能な理由の有力候補です。 会社の定款に『資金を債権・株式投資などで運用する』と織り込めば、運用益を経費で処理する事さえ可能です。しかし、
借入金を『債権・株式投資などで運用する』
ことがありなのかどうか、
無しな場合、調査はどこまで行われるのか、
が問題になります。
たしかに、中小企業支援制度の融資対象企業から、金融業は除外されます。しかし、
・広告会社が事業の一環として投資を行っているケースはどうなのか?
・子会社など複数の法人を所有している会社の場合、銀行から借り入れて子会社や孫会社に融資をして、それらが投資を行うケースはどうなのか?
などの穴が存在するはずです。企業内で資金の具体的な流れを追う事が困難である現実も、穴をより深くさせます。実際、企業の正確な収支の数字なんて社長ですら把握しているケースは無いでしょうし。
ちなみに、堀江さんは株式市場に存在するこういう穴をついていったのです。(彼はもの凄いアイディアマンであり、天才的な思考能力の持ち主ですが、人心把握術のスキルと協調性が低い事があの惨事を招いた原因の一つだと僕は考えています。)
話しはそれましたが、いずれにせよ介入していく隙間はありそうです。
有言実行がモットーなので、やるしかないでしょう。
もし、失敗した場合は理由をあげて報告します。
ただし、成功した場合は報告を控えます。
制度の歪は黄金の羽であり、それはネットを通してばら撒くものではないのですから・・・
『不可能を可能にする奇跡のファイナンス①』
ただしそんな中、だいたい一日一冊ペースで本を読んでいます。忙しくても、時間の使い方をうまくやりくりすればその位の時間は作れます。テレビを見ない、電車等の移動中は完全読書、などのルールを作ればいいわけです。
市場に溢れる膨大な書籍からいわゆる『当り』本を見つける事、見つけ続ける事は難しい。そんな時、人の評価に頼る事はかなり「あり」なことです。僕は今月『金融日記』 というブログに紹介されている本の約半数を読みました。 全てとは言いませんが、ここに紹介されているお勧め本の70%は『当り』本でした。脅威的な打率です。
洗練された膨大な情報源からインプットし、自分のハードディスク上で『頭脳地図』を作成させながら保存していく。すると、保存した情報がコネクトし始め、地図はやがて頭の中に張り巡らされた網で覆われる。すると、世の中のシステムが系統化して見えてくる。
僕が過去に行っていた事も、そうやって養った『現在の目』で見る事によって閃光が光ったように内容が見える事がある。
今日は自分が2年前にしていたビジネスの話しです。
利己的な遺伝子 (淘汰における、やりチンとヤリまんの存在比率)
今日は志向を変えて、僕の『とある週末の風景』と、遺伝学的見地から見た『恋愛学』のお話しです。
僕は土曜、社員と4人で焼肉を食べていました。
その時タマタマ、知り合いの女の子からお酒の誘いがあったので 『4対2』 で飲む事になりました。その女の子と会うのは2~3年ぶりです。当時は『彼氏 ブロック』を喰らっていた為、その子はまだ手を着けていない『新規』です。お互い、「あー懐かしいね あの頃はこんな事があったね。でさー 」 とか何 とか言いながら、セクースをスムーズにしてズームイン朝 の展開の予定でした。 そうなりたいから、彼女は電話してきたのです。
合流してパーティが6人に増えてからそのまま、込み入った居酒屋の階段で入店を待っていました。これまたタマタマ隣に並んでいた2人組の女の子に僕等が声をかけた『成り行き』で、その子たちも僕等のパーティに加わって飲む事になってしまいました。100%の弾みです。
株式売買で言うと、『指値』ではなく『成り行き』注文です。
ただ、男とは欲をかいてしまうものです。
「4(♂)対 2(♀)から 4対 4 に なったら、よりたくさんの遺伝子をばら撒けるかもしれないじゃん!」
と思ってしまう悲しいサガを引き摺る。『ドラクエ』も、パーティーが増えると楽しいものです。
もちろんその事を伝えられた(最初からいた2人の)♀ は怒って帰ってしまいました。3年ぶりに会った♂が、3年ぶりに会ったその目の前でナンパして、しかも知らない♀も一緒に飲むとか言ってるのです。
「(主人公=僕) : え?君達も一緒にエクスカリバーを獲りに行きたかったんじゃないの?」
とか言っても遅いのです。
でも、僕らはただ、
「人数を合わせたかった」だけ、あわよくば、
「よりたくさんの遺伝子をばら撒けるかもしれない」
と思っただけなのです。
金パチ先生、何がいけなかったのでしょうか。
『利己的な遺伝子』の作者で、伝説的な生物学者である、リチャード・ドーキンスならこういうでしょう。
「それは君のエラーではない。 100%、君の遺伝子の責任だ。つまり、君がより沢山の♀とセクースしたいのは、遺伝子が生存競争に打ち勝つ為、君にそう働きかけているからなのだ。」
そう、今まで40億年も自分のコピーをばら撒いて、連続してばら撒き続ける事に成功してきた優秀な遺伝子の現在の表現型がこの僕達なのです。 あの女の子達の遺伝子もそうやって現在まで生き延びてきたはずなのに・・・
ただし、この矛盾はドーキンスによる次の説で説明できます。
「人間の♂集団の中には遺伝子をばら撒きたがる『やりチン系』と、質のいい女のみに狙い撃ちする『誠実系』の2種類がいる。そして、集団におけるこの2種類の割合は、進化の過程の中で 『やりチン系3: 誠実系5』 の比率で安定する。」
ちなみに、♀の場合は、 『ヤリまん系(やる気満々系)1: 誠実系5』 の比率になるそうです。やりチン系とヤリまん系の比率が違う事によって、市場ではやりチンが多くてバランスが取れずにヤリまんの流動株が希少化するのです。
ドーキンスの面白いところは、
「やりチンは沢山ばら撒けて数は稼げるが、対象の質の良し悪しを考慮しないから淘汰されやすく・・・」
とか、やりちん・やりまんの行動パターンや淘汰の確率等、数式を駆使してシュミレートしているところです。
つまり、土曜に僕達の前から去ってしまった♀×2は『誠実系』で、後から加わった二人の♀は『ヤリまん系』だったと言う事です。別に、僕達とパーティーを組んで一緒にエクスカリバーを獲りに行きたかった訳ではないのです。 ハァー。
その日は結局、帰ってドーキンスの『利己的な遺伝子』(500P)をもう一度完読しました。
-参考文献-
『利己的な遺伝子』 リチャード・ドーキンス 著
『10%の人間が、世界資産の90%を所有する。残りの10%を、90%の人間で取り合う』
みなさんこんにちは、と言うかおはようございます。
朝まで徹夜で仕事をしていた寝てない上杉です。
僕は、世界同時株安真っ只中で只今、数百万単位で含み損を抱えていますが、みなさんハッスルしてますか。数百万と言っても、『生涯で収益を上げる範囲の1%以下』なので僕の人生において全く問題ないでしょう。また来月あたりあがるだろうし。
とは言いつつ、 こんな時には米国債(簡単に言うと国が補償してくれる預金のようなもの。国が潰れない限り、必ず換金できる。まぁーアメリカが破産する時
は世界の市場が破産しますが。)に投資して年利5%の複利で運用した方が遥かにいいなーとか思ってしまうものです。なにせ『リスクが0』ですから。民間の 銀行が潰れるよりも、アメリカや日本が破産する(国の場合はデフォルトをぶっこくと言う)確率の方が低いですし。
5%複利であれば、利息によって
『15年で元金が2倍』
に増殖する事を知ってますか?
さらに、
『30年で4.3倍』
『40年で7倍』
になります。一億を40年預金してれば7億です。
ここ、テストには出ませんが、覚えておくと生きていく上でかなりアドバンテージになりますのでメモって下さい。
え?税金がかかるだろうっておっしゃいましたか?
いえいえ、ケイマン諸島や香港などのタックスヘイブン(租税回避地)を利用して節税のスキームを駆使すれば、税金をほとんど0にする事も可能です。税務署 はこれを『マネーロンダリング』なんて粋な言葉で呼んだりしますが。あーだんだん話しがマニアックになってきましたね。
まあー これらは金融業界では基本中の基本ですが、現世を生きる上流層の方達以外にはあまり浸透していない常識みたいです。
あのアインシュタインも、
「20世紀の人類史において、量子力学の発明と複利の発見は脅威である。」
みたいな事を言ってます。なぜなら、量子力学は原爆を創造し、複利は富めるものにさらなる莫大な富をもたらしたからです。そして貧しき者には更なる貧困がプレゼントされるようになりました。
しかし、庶民の日常はSMプレイで満ち溢れ、彼らはは自分がマゾだと主張をせんばかりに『経済合理的』な活動の間逆をプレイします。
日本の普通預金金利が0.01%という最中、アメリカの債権は5%なのになぜ、せっせと庶民は郵便局に預金するのでしょうか。
郵便局に預金したって元金は増えないし、アホ役人が預金を運用させて損失を被り(役人の運用利回りは往々にしてドマイナス)、その損失を税金で補填して経済の悪化と国の借金の増大を招く、というどうしようもないイベントを繰り返す。非常に経済非合理的な活動です。
小泉さんはだから郵便局を解体しようとしたのです。
あー本当は、今日は『セックルと利己的な遺伝子の関係』を書こうと思ったのに金利の話しになってしまいました。
なぜかと言うと、最近、寝る前に今までの半生の中で寝てきた個人的な女性史を編集していたのですが、どうしても登場人物の数が数えるたびに合いません。作業促進の為に『セックルと利己的な遺伝子の関係』をまとめようとしたのですが・・・それは又今度にします。
-参考文献-
・金持ち父さん貧乏父さん
・金持ち父さんの キャシュフロー・クワドラント ロバート・キヨサキ 著
・お金持ちになれる 黄金の羽の拾い方
・マネーロンダリング
橘 玲 著
・金融日記 藤沢カズ
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/50096777.html
