ちょっとBLドラマの話をするけど、
良質なBLドラマの条件って、
攻め役の度量×受け役の演技力で
出来てると思っている。(※個人の意見です)
「攻め役の度量」っていうのはつまり、どれだけその作品に愛とリスペクトを持って向き合えるか、ということね。
もちろん「器量」も大事だよ。
ドラマになることで画力を持たせるためにビジュアルは必須条件になるし、身長だったり、声音だったり、表情だったり、能力や才能が長けているに越したことはない。
でも、それだけではダメ。
どれだけかっこよくてどれだけ色気のある男であったとしても、作品に対して愛とリスペクトがない男は言語道断。お話にならない。
そういう攻め役の役者の深い包容力のようなものがないと、かなり窮屈な作品になるんだよね。
作品がどれだけの器のものになるかは、攻め役の役者の度量とリンクしてるよ。
これは男性声優でも同じね。
どれだけ人気があってカッコ良い声だとしても、BLを下に見てバカにしてるようなやつはダメ。
やりたくないならやらなくて良い。求めてない。帰れ。
(裏で悪口言ってるのとか、こっち分かってるからね。お前のことだよ。)
正直BLドラマってさ、当たればめっちゃ知名度あがるし、人気も出るし、役者として足掛かりにするには持ってこいな側面もあるにはあるじゃん。
でも、「だから」やりたい。ってやつはダメなのよ。
いや、キッカケはそれでも良いんだけど、役を通してどれだけその役者が愛とリスペクトを込めたか、って、我々わかるじゃん。
「あー、この人はBLで一発咲かそうとしてんだな」って人と、
「あー、この人は本当に作品を理解して尊重してくれてるな」って人。
最近でいうと横浜流星がBLドラマの発言で炎上したけど、みんながみんなBL好きでないように、役者がみんなBLドラマに出る必要は無いと思う。
それは各々の考え方だし。
私は思わないけど、BLドラマが「若手の登竜門」みたいな位置になってる、っていうのもあるし、大河の主演までやった横浜流星が今からわざわざBLドラマに出てなんかメリットあるんか?言われたら無いだろうし。
(とはいえ、同じく大河に出演していた大ベテランの風間俊介は出てくれている訳だが。)
ただ、横浜流星に関しては、一度そういう発言をした以上、
今後一切BLには関わらないで欲しい
とは思うかな。
棲み分けって大事だから。
これもさっきと同じで、やりたくないならやらなくて良いし、やらない方が良い。お互いのために。
BLジャンルとLGBTはまた別のものだから多様性云々とは思わないけど、やっぱり、作品に対して理解がない、歩み寄るつもりがない、その程度の度量の男には務まらないのもまたBLドラマなんだよな。
じゃあBLドラマやってる役者は全員その度量があるんかいと言われると
そうでもない。
やっぱり、透けて見えてくる。
だから最初から「やらない」と言った横浜流星はえらいと思う。
一番腹立つのは「BLキモいと思ってるけど、売名のためにやってる」やつね。
キモいと思ってるなら関わらなきゃ良い話なのに、それによる恩恵とか甘い蜜だけ吸おうとしてるやつが一番腹立つよね。
残念だけど、そういう作品はやっぱり育たない。
伝わっちゃうんだよね。どうしても、そういうのって。逆に言えば、それだけの度量のある役者がやれば、今までBLに無縁だった人まで巻き込んで大きな反響になる、とも言える。
だからやっぱり、攻めの度量は大切、というお話。
(度量でいうと、庄司浩平はまじで身体も愛情の器もまじでドデカくて本当にえらい。良い男だな。)
そして次に受け役の演技力。
BLって普通に受けの演技の方が難しいし、ここに違和感があると一気に物語が破綻する。
特にドラマってことは実写な訳だから、二次元でこそ成立していた物語を三次元化するには、かなり繊細な調整が必要になる訳で。
だから受け役ってほんっっっとーーーに難しいんだよ、、
女の子みたいにすれば良いってもんでも無いし。
男とか女とかを超越した「人間力」みたいなもので説得力持たせなくちゃいけないから。
ほんっとーーーーーに、難しいんだよね、、
(正直、風間俊介の演技力を持ってしても、私はギリギリだったと思う、、
ギリギリというか、ちょっと怪しいところも正直あったと思う。でも風間俊介以外にあそこまで引き上げられないだろうとも思うし、やっぱ三次元の受け役まじで難しいな、とつくづく思うわ、、)
あとはメイン2人の相性はかなり大きいよね。
相乗効果で個人以上の魅力になるし。
結局、良いBLドラマって、
攻め役の度量 × 受け役の演技力 × 2人の相性
なんじゃないかな。
……と、ここまで偉そうに語っておいてなんですが、あくまで私個人のBLドラマ論です。笑
でも、作品を観ていて「なんか好きだな」「この2人、いいな」と感じるときって、たぶんこういう目に見えない部分まで、ちゃんと画面に滲み出ているんだと思う。
役者さんが作品をどう受け止めているのか。
相手役をどう見ているのか。
その世界をどれだけ大切に扱っているのか。
そういうものって、案外、観ている側には伝わる。
だから私はこれからも、ただ顔が良いとか、キスシーンが色っぽいとかだけじゃなく、
「この人たち、本当にこの作品を大切にしてるなぁ」
と思えるBLドラマに出会いたい。
そして、そういう作品に出会ったときは、思いっきり沼りたい。
以上、突然始まった私のBLドラマ論でした。
【余談】
「陽キャ集団にいる芹沢は、俺の前だと様子がおかしい」の芹沢役の子が「陽キャ」じゃないのが栄養価高くてありがたい。
陽キャじゃない子の「陽キャ」からしか得られない栄養素があるんだよ。
あと身長が183センチと聞いて思わずニッコリ。
「イケメン183センチ説」がまた更新されました。おめでとうございます。ありがとうございます。