レコードターンテーブルでレコードを回し

そのレコードから音を拾い上げるのにカートリッジがあるのですが

そのカートリッジから電気信号を伝えるためのリード線があります。

 

カートリッジの出力する電気信号は数ミリボルト

他の機器(CDプレーヤーやデジタルプレーヤーなどなど)の数百~数千分の一しかありません。

これを増幅して耳に聞こえる音量にするわけなので

微かな信号が数千倍に増幅されるということは

良いところも悪いところも全て数千倍になるわけでして

このリード線の性質が与える影響はとても大きいと思います!!

・・・これは私見、素人的考えですが大筋ではあってるでしょうか?(^^;

 

ということで

いま一番のお気に入りであるカートリッジ

SHURE V-15 TypeⅢ に使うリード線を自作してみよう!

まず元々のリード線は・・・何者かわかりません。

入手した時のままですがおそらく

ケーブルは普通の銅線かな?

シェルチップはアルミ製?

これを変えます。

 

必要なパーツは全て「オヤイデ電気」さんの通販で仕入れました。

・シェルチップ
  金メッキ 内径1.0mmのものと1.2mmのもの

・ケーブル 

  2重絹巻純銀線 7/0.1 (0.1mmの純銀線の7本撚り,2重の絹被覆)

  4N純銀撚り線 10/0.12 (0.12mmの純銀線の10本撚り,FEP被覆)

  4N純銀0.5mmフッ素絶縁単線 (0.5mmの純銀単線,フッ素絶縁)  

・収縮チューブ(赤、白、青、緑、各10cmセットもの他白1m)

 

まあこんなもんです。

ハンダは手持ちのもので

 

 

まずは「2重絹巻純銀線 7/0.1」で作ってみます。

ケーブルを3.5cmにカット

これを4本用意

 

ケーブル末端は2mmほど指先で被覆の絹をずらして剥いた状態にします。

シャルチップはピンセットで、ケーブルは挟むやつで掴んでおきます。

ほんの少量のハンダで接続

 

左のチップは金メッキ

右のラインは純銀

 

右が1.0mm、左が1.2mmのシェルチップ

1.0mmはシェル側

1.2mmはカートリッジ側(の予定)

 

シェル側に色つきの熱収縮チューブ

カートリッジ側は白にしました。

 

※後から思ったのですが

 熱収縮チューブはシェルチップ片側をハンダ付けしたタイミングで

 あらかじめケーブルに入れておいた方がいいです。

 

ヒートガンなどあればいいのですがドライヤーではちょっと収縮しないですね。

私はハンダゴテのアツアツのコテ先に近づけた熱で収縮させました。

ただし、やけどしないように注意を!!

 

 

さっそくリード線取り換え

聴くのが楽しみです(^^)v

 

 

同様に

  4N純銀撚り線 10/0.12(写真右)

  4N純銀0.5mmフッ素絶縁単線(写真左)  

でも製作

 

後日、それぞれ聴き比べしてみます。

 

あー楽しい(笑)

こんなことやってたらあっという間に一日が過ぎていく・・・