もうボチボチ本職の農作業が始まりつつあります。
ということでたぶんこのオフに手掛けたDP-3000最後の1台
ここに記録しておきます。(完全に自分用の記録です…日記ですから)
これも後期のシリアルナンバー
最近は連続で後期バージョンを触っています。
問題点
コンセント入れて33回転あるいは45回転ボタンを押すと回転するが
高速回転で無いものの正しい回転数に調整できない。
また異なる回転数に切り替えられないしSTOPも効かない
#17とほぼ同じくよくある現象です。
こんなのはとりあえずいつものパーツ交換とメンテをやればまずは治るでしょう。
あと、裏蓋などにボチボチ錆がある問題
本体正面の黒塗装に剥がれがある
動作の問題よりこういう問題の方が意外と面倒です。
パーツの交換
いつも通り
写真上が外す前の基板上
赤点を付けたパーツが交換するもの全てです。
写真下は交換後
基盤外ですがこのマイクロスイッチも交換です。
・下記の電子部品の交換
→すべてのトランジスタを新品の同品または代替品に交換(16個)
→すべての電解コンデンサを新品に交換(9個)
→フィルムコンデンサを新品に交換(3個)
→整流用コモンダイオード全てを代替品に交換(4個)
→33/45回転速度調整用半固定抵抗を新品に交換(2個)
→IC、リレー、マイクロスイッチ、ヒューズを新品に交換(各1個)
今回外したトランジスタのhFe値には特に問題はありませんでした。
また、電解コンデンサは全体的に表示している容量より20~60%ほど高くなっているものが多いです。
C1は0.47uFですが実測では1.2uF程あり2.5倍以上…これはダメですね!
お掃除・調整
・内外のクリーニング・・・かんたんマイペット使用
・磁気ヘッドのクリー二ング及び磁気面(ターンテーブル内側)との間隔の調整
・ストロボライト、ミラー、スイッチ接点のクリーニング
・モーターを分解クリーニング・シリコンオイルの注油
錆落とし・塗装
裏蓋や網の周囲ガードは結構錆が出ています。
これは「ラストリムーバー」を塗っておけばすぐに落ちます。
↓↓↓↓↓↓↓↓これ
一番手間暇かかったのがこの塗装の剥げ
何かに当たって擦れたんでしょうね・・・
一番正面部分なのでこのままだと目立ちます。
塗装に関してはほんとド素人なので面倒です。
スプレー缶でやれば一番きれいになるかもしれませんが
ちょうど手持ちで100均で買った小瓶の艶消し黒と小さな筆があったので
これを塗ってみること数回
何度やっても塗装面はかなり凸凹
塗っては剥がし塗っては剥がし
最終的に
↑これくらい凸凹残りましたがもういいでしょ!これで(^^;
結果
基板上の半固定抵抗で回転を調整した後
33/45回転いずれも安定して回っています。
接点掃除の際、かなりカーボンがたまっていましたので
回転数切り替えやSTOP効かない問題はおそらく接点不良だったのだと思います。
回転数の不良問題は電解コンデンサの劣化かな?
そんなとこで
現在メンテ待ちのDP-3000がもう一台あります。
あとDP-790もあるかな?
これらのメンテのお楽しみはたぶん11月以降ですね!
ではでは~✋