前回のブログで考察書くって言ったんですが、アニメ本編をもう一度きちんと見直してから書こうと思いました!
なのでもうしばらくお待ちください。
虎虎先生の書く中二病でも恋がしたい!の原本となるKAエスマ文庫から出版されている原作の最終4巻が出たということでしたので遅ればせながら先日購入しました。
なので今回は内容を変えて、原作の最終4巻を読み終わりましたので感想を簡単に書いていこうとおもいます。
虎虎先生の書く中二病でも恋がしたい!の原本となるKAエスマ文庫から出版されている原作の最終4巻が出たということでしたので遅ればせながら先日購入しました。
調べてみたら最後に発売された3巻からもう4年近くが経とうとしてるんですね...。
原作は全部買い揃えていましたがいかんせん時間が空いたので新鮮かつ懐かしい感じでした。
中のイラストを覗いてみると逢坂先生の描く中二恋のキャラクター達が居て実家のような安心感でした笑
一巻の頃と比べるともう別人の様に画風が変わってらっしゃる()
昔の儚い感じのタッチ(?)もいいですが今みたいにシャープでハッキリしてる絵もキャッチーでとても良いですね!
さて本題の内容ですね。
さすがに4年近く前に読んだ3巻からだいぶ期間が空いてるのでサーっと読み返してから拝読しました。
新作劇場版のTake On Me!に寄せているのかこちらも六花と勇太の恋のクライマックスに関するお話でしたね。
原作とアニメ本編は話がもうほぼ別作品並みに違うので二つ目の世界観!みたいな感じで毎ページワクワクしながら読んでいるのですがなんと冒頭から"邪王真眼"が消失した六花が出てくるとは思いませんでした...
原作の2人はアニメとは違いとてつもなくイチャイチャラブラブしてて、4巻では交換日記を始めて居たりといかにも現代の高校生みたいな恋愛してんなーという感じでしたが、まさかそこからぉういったいきなりな展開は読めませんでしたね...。
行動や言動までもがただの普通な女の子の六花もイイ!と、作中勇太は言っていますが読み手としては脳内でボイスを再生するのがとても難しかったです笑
そこから勇太は六花の観察を始めますが、ただの惚気パートでしたね。
可愛い六花をみてる勇太はただの高校生カップルのそれでした。
爆ぜろリア充!!
そこから悶々とする勇太ではありますが何とここで凸守が登場します。
いやー、正直驚きましたね。
3巻でアニオリキャラを補完するといった形なのかくみんが旱の友達としてメインキャラで出たのにも驚きましたが凸守までもが揃うことになるとは...。
アニメでは終始丹生谷と仲が悪い凸ですが原作ではアンチ勇太!という事で丹生谷と縁が無い凸をみて本当に別世界線の話なのか...と不思議な感じでした。
肝心のコンタクトはただ凸が勇太をいじめるだけでしたね笑笑
デイドリームシステムやらバニッシュメントディスワールドと言ったりするのは無理やりアニメに寄せた感がありましたが

読んでいて勇太と凸...アリやな!!wと思ったのは僕だけじゃ無いと思います笑
読み進めていくと例の部活で六花についての会議。
旱先輩のあの記号読み方わかんないから誰か教えて欲しいです...
この本の一番初っ端で勇太が七宮や旱についての考察から今までの自分のあり方を語っていましたが、その辺本当に上手く書かれているなーと思いました。
旱先輩の意味のある様で意味のないちょっと意味のある。みたいな"特別"であったり、勇太が七宮を尊敬する理由。
原作は勇太の視点から勇太の考えをメインに書かれているので1巻から考えると勇太の成長具合がすごい分かりやすなぁという印象を受けました。
特に"中二病の在り方"に関しては思春期の考えそうな間違ってるがそれであってる、みたいな思想が書かれていてとても共感することができました。
きっと虎虎先生の思いも加わっているんだろうなぁと思うとなお、うんうんってなりましたね笑
そんな勇太を取り巻く環境が六花を救おうということで数々の能力に目覚め(という設定)、六花に接近し中二心をくすぐって元に戻そうという試みを始めます。
意味がわかりませんでした。笑
ただ面白いだけでしたね。
スーパーダークフレイムマスター(KONAMI)であったりセブンスセブン。笑笑
忘れていたキャラクター達の個性を思い出すにはうってつけのパートでしたね。
そして最終巻にしてやっと仲良くなったらしい原作の丹生谷率いるさまーずのキャラ達にもよく焦点が当たっていてとても新鮮でした。
内容はただ丹生谷がいじられているだけだったので特に感想はないです。笑笑
そしていろいろ試していくうちに勇太は六花に対してのことに気づきます。
正直僕にはここは理解できませんでした。
今読み返してみると高校生らしい捻りに捻って最終的によくわからない考えに帰結するみたいな独自の理論を展開する感じだったのかなぁとは思いますが、やはり少し難しく思えました。
単純に好きならそれでいいとおもうんだけど。笑
想いを伝えるということに焦点が当てられているようでしたが中二病特有の回りくどい考えが展開されていたんでしょう。
そういうことにしとかないとわからないです笑
そして勇太と六花の今回の件はクライマックスへ...
まさかプロポーズまで行くとは...
新作劇場版もプロポーズもどきって感じでしたが原作はハッキリプロポーズでしたね。笑
指輪を渡してキスをする。
ついにゴールしたか。って感じで良かったねぇ...と親の様な気持ちになりました笑
さてここまで拙くはありますがざっと全体の感想を書いていきました。
全体的な感想としては正直あまりスッキリはしませんでしたね。
最後の方は少し展開が急すぎて読みながら困惑しちゃいました笑
アニメ版と一緒で七宮の滲んだ想いは連関天則に従い過程として消えて行くみたいな流れはやはり七宮の役目だったんでしょうね...
そんな七宮のポジションが大好きなんですけどね。
旱や原作のくみんも、先輩というよりは勇太の人生において必要な人物だったという感じで補完できたと思います。
この後も勇太はきっと振り回されまくるんだろうなぁとおもうとやはり原作もうちょい出して欲しいなぁとは思いますけどね笑
凸や丹生谷といったアニメ版ではメインキャラとして出演してるキャラよりも原作でしか深く描かれないキャラが勇太を突き動かしたり、悩ませたりしているのはやはり別世界線の話、すごく新鮮な感じで楽しませてもらいました。
アニメよりもどっちかというと自己啓発欲のある邪気眼系ではない丹生谷の過去やら丹生谷を弄ぶちいさま...アニメでもいっぱい描いてほしかったですね。残念。
特に今回の件の黒幕の風鈴ちゃんなんかは...
これは読んでからのお楽しみですね笑笑
ひとまず原作の六花は少しエrおっと誰か来たようだ
アニメ版が六花の考えや思想を中心に描かれているとするなら原作は勇太の彼氏として男として元中二病としての在り方を悩むお話として描かれていますね。
世界線が別の話として両方ともとても楽しませてもらいました。
これで原作が終わってしまうと思うと本当にプロジェクトの終結って感じがしてだいぶ寂しいですがこれも一つの一期一会ですね。
最高な作品に出会えたことに感謝します。
それでは次のブログは劇場版の考察を含めた感想を書いていこうと思います!
拙い文ではありましたがありがとうございました。
ここまで読んでいただきありがとうごぜーました!
(しふぉん)