*短編のリースが主人公です。(分かんない人は読んでからの方がわかりやすいかも)
ユーリとエステルは結婚してます。
カロルとナンが結婚?というかカロルが尻にしかれてます。
フレンはまだ未婚です。
呼び捨てに挑戦中。
ビックリした。
いきなりユーリが斬りかかってきたときは。
レイヴン、ジュディス、フレンも同じ感じになってしまい、
僕らは四人の相手をする事になった。
「あ、待て!」
セレネがユーリを追おうとした。
後ろを見ていなかったセレネはフレンに一刀の下に切り捨てられた。
「せ、セレネ」
ここから、三人を相手とする戦いが始まった。
ルビーやエステルは全員の援護に追われている。
僕らも三人の攻撃を跳ね返すだけで精一杯。
セレネの傷が深いからか血の海は広がっていくばかり。
ラザニアと治癒術を使うが間に合わない。
「霧沙雨・紅蓮!」
炎を纏った剣の十二連続の突き。
エテリオがフレンを近づかせまいと必死に剣を振っている。
だが、フレンが下がったとしても矢次のようにジュディスが攻める。
「氷瀑!」
針が床に突き刺さり、その瞬間氷が現れ、爆発する。
待ち構えたようにレイヴンの雨あられと放たれる。
「疾空牙!」
ルイスが蹴りで浮かせ、剣でたたきつける。
矢を打ち落とすので精一杯のようだ。
カロル、パティもつかず離れずの要領で攻撃を防いでいる。
「乱月!」
弧を描くように舞うように上下に鎌を振る。
ルーテルも防衛ラインまで下がっている。
みんな押されつつある。
限界が近いからだ。
シンやテレジア、リタが居ればもっと有利だったかもしれない。
その願いはすぐに叶えられた。
「七つの星に裁かれろ 煌めく聖剣 グランシャリオ!」
爆発する七つの星で、対象となる敵を
七連続で攻撃する光属性上級精霊魔術。
この詠唱をする人間はたった一人。
「メイル……」
「お兄~ちゃ~ん!!!無事?」
飛びつくような勢いで駆けてきたが隣のセレネを見てその足が止まる。
後から続いて、テレジア、リタ、シンがやってくる。
「エステル、大丈夫!」
リタがエステルに駆け寄って無事を確かめ合っている。
「あの、リース。ぶ、ぶ、ぶ……」
何か言おうとしているがつっかえて言えないのはテレジア。
ぶッて、何?
「無事とは……言えないみたいだな」
「シンさん、セレネが!」
ラザニアがシンを呼び寄せた。
シンの顔色は蒼白に近かったが的確な処置で手当てをしていく。
自分がどんなにやってもできなかったというのに。
レイヴン、ジュディス、フレンは彼らが現れた瞬間にどこかに転移しようとしたので、
今まで補助に回っていたエステルが反撃に出た。
「聖なる雫よ、降り注ぎ我に力を ホーリィレイン!」
精霊魔術メテオスウォームと違いターゲットは無視。
敵全体にヒットする反面、拘束力は低いという当たるかわからない精霊光系上級魔術。
で、当たったのは、お決まりのフレン。
あ、エテリオ。ボディプレスかけちゃまずいって。
あ、それはちょっと……。
「……っ!」
セレネが目を覚ました。
痛々しいほどに巻かれた包帯に不思議そうに首をかしげていたが、
痛みをこらえて体を起こす。
その視界にフレンが移った瞬間、
「お前!」
と殴りかかりそうだったのでシンが、
「あ、悪いな。足が滑った」
とセレネの足を引っかけた。
しかも棒読み+笑って。
この笑みが恐かった事は内緒の方向で。
引っかけられたセレネはご立腹の様子。
引っかけた張本人は……、青天白日だといった様子。
少しだが、場に笑いの雰囲気が現れる。
ダシにされたセレネがシンに突っかかっていって返り討ちになったのは言うまでもない。
しばらくしてフレンが目を覚ましたのでルビーが実験室の中に連れ込んで色々と調べていた。怪しい音がガタガタと聞こえてくるのは聞かなかった事にしよう。
「セレネ……、あんたホントに大丈夫なの?」
「あいつの顔見たら元気になった」
「違う意味で元気になったのでは……」
と言おうとしたテレジアをラザニアが捕まえ、口を手で塞ぐ。
「にしても何でユーリがうちらを襲ったんじゃ?」
パティがシンに尋ねる。
シンは、
「……確信がない事は言わない」
と茶を濁した。
「リタ、大丈夫でしたか?術は使えるようになったんですか?
ケガはしていないんですか?テレジアに何かされませんでしたか?……」
マシンガンのような言葉にリタは苦戦中。
もっとも僕は……、
「で、メイルは何でここにいるの?
留守番してたんじゃなかったっけ?」
返って来た答えは簡潔だった。
「お兄ちゃんの追っかけです」
エテリオ、ルイスは絶句。
ルーテルはその様子にオロオロしている。
「追っかけなんてする妹が何処にいる!」
と言いたいところだが、
「ここにいるよ」
とでも言われるに違いない。
反論に悩んでいるとテレジアが小さな紙を渡してきた。
『無事でしたか?』
とただ一言だけ書いてあった。
さっき一生懸命言おうとしていたのはこれだったらしい。
ちょっと嬉しい。
戦闘の時もたいした返事を返してくれなかったから。
後ろでラザニアががっちり捕まえているところから、言おうとしていた事がばれて今言わされているらしい。
メイルにとってそれが面白くなかったらしく、
「お兄ちゃんはホモなんですか?
最悪ですね、人間以下です」
……。
今まで慕ってきていた妹からかなり酷い事言われたんですけど。
しかも人間以下って……。
……。
それまで自分たちの事を離していた全員までが静まりかえってしまった。
たった十二歳の一言で。
「…………………リース、お前も苦労してるんだな」
やっとの事でセレネが言った言葉は笑いと同情が含まれていた。
他のメンバーも笑いをこらえている。
ユーリ達の事を忘れている気がするのは気のせいだろうか。
すると……、
「傑作だね、ルビー」
「そうなんだ……(やっぱりずれてる)」
扉の外からフレンの笑い声が聞こえた。
ルビーは少し呆れ気味なご様子。
入ってきたフレンがかなりラフな格好だったのは……、見なかった事にしよう。
イメージは、お風呂上がりみたいな?
「フレンはどうだった?」
「元から変だから大丈夫なんじゃない?」
カロルの質問にか・な・り適当に答えるルビー。
「ルビーはさ、自白剤として甘すぎる紅茶を5杯も飲ませたんだ。
挙句の果てにはもっと甘いクッキーが出てきてまだ舌が痺れてるよ……」
『……………………』
そんなもの飲ませてたんだ。
あれは飲めるようなものじゃないのに。
(未来で飲まされました)
「でも異常がなかったんですよね?」
「正確にはあったんだ。でも、いまだに信じられない」
「ありえないって……なにかあったの?」
「星喰みが人の中に分散するなんてありえないんだ」
い、今なんて言った?
星喰みが人の中にはいったって?
いやいや無理でしょ。
「僕も自覚がないんだ」
自覚がないって……危険じゃん。
また襲われるって事!?
セレネもそう思ったのかこんなことを言った。
「また斬られるのはごめんだぜ」
「それはないよ。精霊に抑制術式を構成してかけてもらってるから」
精霊にやらせるって……。
「嘘はだめだろ、ルビー。いろいろ脅してたじゃないか」
やっぱり脅してたんですね。
今も昔もまったく変わってない。
「精霊にやらせるなんて、やるわね……」
「リタ、ちょっとずれてます」
「ちょっと所か全部じゃない?」
カロルが言った言葉にリタがむっとした顔をした。
それに追い討ちをかけるようにテレジアが、
「僕の時代では当たり前でしたがね」
むっとしたルビーがリタろ顔を見合わせると、一緒のタイミングで本と帯を振り下ろした。
ガツン☆
「いった~い!!!」
「いたた……。何するんですか!?」
「自分の時代と一緒にするな!」
「当然の報いね」
すごく真剣な話をしていたのに過去のルビーはそんな事そっちのけだった。
何というか……、楽観的?
「そんな事よりもお兄ちゃん。
ユーリさん達を探すべきじゃないですか?」
「どこを探すんだ?」
「ふぇ?」
「どこを探すんだと聞いている」
子供だろうと容赦しないシン。
たまにルビーと同一人物だということを忘れそうになる。
二人を比べると似ても似つかない。
「メイルちゃんの言うとおりです。
でもどこにいるんでしょう……」
エステルの言葉に今まで容赦なく言っていたシンに変化があった。
「ダングレストに言ったらどうだ?」
「ダングレスト?」
ルイス+エテリオが素っ頓狂な声を出す。
自分の隊長が案をだした事にも驚いたようだ。
なぜダングレストというのもある。
「フレン以外の人間はギルドに属している。この意味が……」
分かるか?といわれる前にピンときた。
ギルドの人間が何か知ってるんじゃないか?そういうことだろう。
「そういうことですね」
「えっ!ラザニア姉さまは分かるの!?」
「そうなると、何かあったときのために何人かのこる必要があるね」
シンが本日二回目のため息をつき、
「もう夜が近い。明日動くぞ。
それまでにメンバーを決めておけ」
(だんだんシンがリーダーっぽくなってないか? Byフレン)
そんなこんなで大変な一日は終わった。
どこだか分からない暗闇の中に人数分の明かりがともる。
灯る明かりの数は4つ。
その場所には7つのいすが用意されていた。
「そうか……。あいつだけが目覚めなかったのか」
六つのいすと違い真ん中にある席に座った男が言う。
「目覚めないというよりは眠らされているな」
別の席で漆黒の青年が言う。
「あら、珍しいわね。寂しがると思ったわ」
その隣で青っぽいコートをまとった女が言う。
青年は無言だった。
「あのシンとか言う男がいる限り目覚める事はないだろうな。
別の人間に移すべきなんじゃないか?」
その向かい側にいる紫を基調とした男が言う。
真ん中に座る男が同意の笑みを浮かべた。
「真の世界を我らの手に!」
ユーリとエステルは結婚してます。
カロルとナンが結婚?というかカロルが尻にしかれてます。
フレンはまだ未婚です。
呼び捨てに挑戦中。
ビックリした。
いきなりユーリが斬りかかってきたときは。
レイヴン、ジュディス、フレンも同じ感じになってしまい、
僕らは四人の相手をする事になった。
「あ、待て!」
セレネがユーリを追おうとした。
後ろを見ていなかったセレネはフレンに一刀の下に切り捨てられた。
「せ、セレネ」
ここから、三人を相手とする戦いが始まった。
ルビーやエステルは全員の援護に追われている。
僕らも三人の攻撃を跳ね返すだけで精一杯。
セレネの傷が深いからか血の海は広がっていくばかり。
ラザニアと治癒術を使うが間に合わない。
「霧沙雨・紅蓮!」
炎を纏った剣の十二連続の突き。
エテリオがフレンを近づかせまいと必死に剣を振っている。
だが、フレンが下がったとしても矢次のようにジュディスが攻める。
「氷瀑!」
針が床に突き刺さり、その瞬間氷が現れ、爆発する。
待ち構えたようにレイヴンの雨あられと放たれる。
「疾空牙!」
ルイスが蹴りで浮かせ、剣でたたきつける。
矢を打ち落とすので精一杯のようだ。
カロル、パティもつかず離れずの要領で攻撃を防いでいる。
「乱月!」
弧を描くように舞うように上下に鎌を振る。
ルーテルも防衛ラインまで下がっている。
みんな押されつつある。
限界が近いからだ。
シンやテレジア、リタが居ればもっと有利だったかもしれない。
その願いはすぐに叶えられた。
「七つの星に裁かれろ 煌めく聖剣 グランシャリオ!」
爆発する七つの星で、対象となる敵を
七連続で攻撃する光属性上級精霊魔術。
この詠唱をする人間はたった一人。
「メイル……」
「お兄~ちゃ~ん!!!無事?」
飛びつくような勢いで駆けてきたが隣のセレネを見てその足が止まる。
後から続いて、テレジア、リタ、シンがやってくる。
「エステル、大丈夫!」
リタがエステルに駆け寄って無事を確かめ合っている。
「あの、リース。ぶ、ぶ、ぶ……」
何か言おうとしているがつっかえて言えないのはテレジア。
ぶッて、何?
「無事とは……言えないみたいだな」
「シンさん、セレネが!」
ラザニアがシンを呼び寄せた。
シンの顔色は蒼白に近かったが的確な処置で手当てをしていく。
自分がどんなにやってもできなかったというのに。
レイヴン、ジュディス、フレンは彼らが現れた瞬間にどこかに転移しようとしたので、
今まで補助に回っていたエステルが反撃に出た。
「聖なる雫よ、降り注ぎ我に力を ホーリィレイン!」
精霊魔術メテオスウォームと違いターゲットは無視。
敵全体にヒットする反面、拘束力は低いという当たるかわからない精霊光系上級魔術。
で、当たったのは、お決まりのフレン。
あ、エテリオ。ボディプレスかけちゃまずいって。
あ、それはちょっと……。
「……っ!」
セレネが目を覚ました。
痛々しいほどに巻かれた包帯に不思議そうに首をかしげていたが、
痛みをこらえて体を起こす。
その視界にフレンが移った瞬間、
「お前!」
と殴りかかりそうだったのでシンが、
「あ、悪いな。足が滑った」
とセレネの足を引っかけた。
しかも棒読み+笑って。
この笑みが恐かった事は内緒の方向で。
引っかけられたセレネはご立腹の様子。
引っかけた張本人は……、青天白日だといった様子。
少しだが、場に笑いの雰囲気が現れる。
ダシにされたセレネがシンに突っかかっていって返り討ちになったのは言うまでもない。
しばらくしてフレンが目を覚ましたのでルビーが実験室の中に連れ込んで色々と調べていた。怪しい音がガタガタと聞こえてくるのは聞かなかった事にしよう。
「セレネ……、あんたホントに大丈夫なの?」
「あいつの顔見たら元気になった」
「違う意味で元気になったのでは……」
と言おうとしたテレジアをラザニアが捕まえ、口を手で塞ぐ。
「にしても何でユーリがうちらを襲ったんじゃ?」
パティがシンに尋ねる。
シンは、
「……確信がない事は言わない」
と茶を濁した。
「リタ、大丈夫でしたか?術は使えるようになったんですか?
ケガはしていないんですか?テレジアに何かされませんでしたか?……」
マシンガンのような言葉にリタは苦戦中。
もっとも僕は……、
「で、メイルは何でここにいるの?
留守番してたんじゃなかったっけ?」
返って来た答えは簡潔だった。
「お兄ちゃんの追っかけです」
エテリオ、ルイスは絶句。
ルーテルはその様子にオロオロしている。
「追っかけなんてする妹が何処にいる!」
と言いたいところだが、
「ここにいるよ」
とでも言われるに違いない。
反論に悩んでいるとテレジアが小さな紙を渡してきた。
『無事でしたか?』
とただ一言だけ書いてあった。
さっき一生懸命言おうとしていたのはこれだったらしい。
ちょっと嬉しい。
戦闘の時もたいした返事を返してくれなかったから。
後ろでラザニアががっちり捕まえているところから、言おうとしていた事がばれて今言わされているらしい。
メイルにとってそれが面白くなかったらしく、
「お兄ちゃんはホモなんですか?
最悪ですね、人間以下です」
……。
今まで慕ってきていた妹からかなり酷い事言われたんですけど。
しかも人間以下って……。
……。
それまで自分たちの事を離していた全員までが静まりかえってしまった。
たった十二歳の一言で。
「…………………リース、お前も苦労してるんだな」
やっとの事でセレネが言った言葉は笑いと同情が含まれていた。
他のメンバーも笑いをこらえている。
ユーリ達の事を忘れている気がするのは気のせいだろうか。
すると……、
「傑作だね、ルビー」
「そうなんだ……(やっぱりずれてる)」
扉の外からフレンの笑い声が聞こえた。
ルビーは少し呆れ気味なご様子。
入ってきたフレンがかなりラフな格好だったのは……、見なかった事にしよう。
イメージは、お風呂上がりみたいな?
「フレンはどうだった?」
「元から変だから大丈夫なんじゃない?」
カロルの質問にか・な・り適当に答えるルビー。
「ルビーはさ、自白剤として甘すぎる紅茶を5杯も飲ませたんだ。
挙句の果てにはもっと甘いクッキーが出てきてまだ舌が痺れてるよ……」
『……………………』
そんなもの飲ませてたんだ。
あれは飲めるようなものじゃないのに。
(未来で飲まされました)
「でも異常がなかったんですよね?」
「正確にはあったんだ。でも、いまだに信じられない」
「ありえないって……なにかあったの?」
「星喰みが人の中に分散するなんてありえないんだ」
い、今なんて言った?
星喰みが人の中にはいったって?
いやいや無理でしょ。
「僕も自覚がないんだ」
自覚がないって……危険じゃん。
また襲われるって事!?
セレネもそう思ったのかこんなことを言った。
「また斬られるのはごめんだぜ」
「それはないよ。精霊に抑制術式を構成してかけてもらってるから」
精霊にやらせるって……。
「嘘はだめだろ、ルビー。いろいろ脅してたじゃないか」
やっぱり脅してたんですね。
今も昔もまったく変わってない。
「精霊にやらせるなんて、やるわね……」
「リタ、ちょっとずれてます」
「ちょっと所か全部じゃない?」
カロルが言った言葉にリタがむっとした顔をした。
それに追い討ちをかけるようにテレジアが、
「僕の時代では当たり前でしたがね」
むっとしたルビーがリタろ顔を見合わせると、一緒のタイミングで本と帯を振り下ろした。
ガツン☆
「いった~い!!!」
「いたた……。何するんですか!?」
「自分の時代と一緒にするな!」
「当然の報いね」
すごく真剣な話をしていたのに過去のルビーはそんな事そっちのけだった。
何というか……、楽観的?
「そんな事よりもお兄ちゃん。
ユーリさん達を探すべきじゃないですか?」
「どこを探すんだ?」
「ふぇ?」
「どこを探すんだと聞いている」
子供だろうと容赦しないシン。
たまにルビーと同一人物だということを忘れそうになる。
二人を比べると似ても似つかない。
「メイルちゃんの言うとおりです。
でもどこにいるんでしょう……」
エステルの言葉に今まで容赦なく言っていたシンに変化があった。
「ダングレストに言ったらどうだ?」
「ダングレスト?」
ルイス+エテリオが素っ頓狂な声を出す。
自分の隊長が案をだした事にも驚いたようだ。
なぜダングレストというのもある。
「フレン以外の人間はギルドに属している。この意味が……」
分かるか?といわれる前にピンときた。
ギルドの人間が何か知ってるんじゃないか?そういうことだろう。
「そういうことですね」
「えっ!ラザニア姉さまは分かるの!?」
「そうなると、何かあったときのために何人かのこる必要があるね」
シンが本日二回目のため息をつき、
「もう夜が近い。明日動くぞ。
それまでにメンバーを決めておけ」
(だんだんシンがリーダーっぽくなってないか? Byフレン)
そんなこんなで大変な一日は終わった。
どこだか分からない暗闇の中に人数分の明かりがともる。
灯る明かりの数は4つ。
その場所には7つのいすが用意されていた。
「そうか……。あいつだけが目覚めなかったのか」
六つのいすと違い真ん中にある席に座った男が言う。
「目覚めないというよりは眠らされているな」
別の席で漆黒の青年が言う。
「あら、珍しいわね。寂しがると思ったわ」
その隣で青っぽいコートをまとった女が言う。
青年は無言だった。
「あのシンとか言う男がいる限り目覚める事はないだろうな。
別の人間に移すべきなんじゃないか?」
その向かい側にいる紫を基調とした男が言う。
真ん中に座る男が同意の笑みを浮かべた。
「真の世界を我らの手に!」