ゴールデンウィークに子どもの習い事のダンスの発表会がありました。
毎年この時期の開催になるので
長女ちゃんから、こちらのスクールで
お世話になって8年目。
3月中旬から4月いっぱいは
週末がリハーサルで埋まることが
恒例になってきました。
長女ちゃんは、年長からヒップホップを習い
小学5年生の時からこちらのダンススクールに、
次女ちゃんも年長からお世話になっています。
今年は長女ちゃんは受験で
初めて次女ちゃんだけの発表会。
今年の、発表会のリハーサルは
なんだか私の心がザワザワとモヤモヤで
とても忙しかったです。
次女ちゃんのいる小さい子クラスの人数が
一気に増えて賑やかになり、
とっても才能ある上手な生徒さんも
入って来ました。
本当に素直にモヤモヤを感じながら
自分の中の苦しい感情、
醜い感情を感じて
感じつつも
なんかおかしい。
と自分の感じている感情を
第三者的に見ている自分が居る。
まるで、ドラマの脇役の人みたい。
醜い嫉妬や被害者意識にまみれて
でも湧いてくる感情は止められないし
止まらない。
昔から子どもの習い事と
自分の自己顕示欲や承認欲求がリンクしているのは
自覚がありました。
純粋に子どもを応援する気持ちとは別に
自分の自己顕示欲を子どもに投影して
満たしているのです。
小さい時にわたしが親から欲しかった
サポートを反面教師にして
自分に投影しているところもあります。
わたしは、カルマでも
子どもを助けられなかった過去世が
いくつかあるので
子どもを幸せにしたい「責任感」
などが関係していると思っていました。
でも、まだドロドロする。
こんな自分居心地が悪くてしょうがない。
感情は湧いてくるもの。
醜く苦しくても
きちんと見つめて掴まないと
手放せないことも知っています。
セラピーうんぬん別にして
素直にママ友にこっそり話して
「わかる!わかるよ〜」と慰めてもらったり
慰めあったり
でも
自己調整で上がってきたのは
やっぱり
インナーチャイルドでした。
わたしの両親は社交ダンスをしていました。
二人の出会いもダンスホール。
私と弟の出産で中断していたものの
競技ダンスの選手として再開していました。
ダンス教室を2つ掛け持ちして
サークルを含めて週3回は夜いない両親
こんなことが話題になると
「ご両親とっても仲良しですね」
と言われますが
とんでもない
大声で喧嘩して怒鳴りあい
教室でも有名な夫婦でした。
小さい時から、両親は家に居れば
文句しか言わない。
親が居ない夜は天国〜![]()
両親が帰ってくる
車が家に駐車する音が聞こえると
ズーンと気分が下がったもんです。
家では、母がプロの練習ビデオを購入し
ずっとテレビを占領し
わたしも嫌でもなんとなく見ていました。
当時世界1位の絶対的王者だった
ドニーバーンズのビデオ。
(わかる人いたら凄い!)
全日本プロ社交ダンス大会も武道館まで
毎年観に行ってました。
親の練習にも付き合わされ
私はいつもビデオ録画係。
練習を録画し見返して
あそこが悪い!ここが悪いと
また喧嘩が始まるのです。
プロのダンスに触れ
親のダンスに付き合い。
わたしは‥わたしは‥
わたし
踊りたかった!
初めてこんなに自分も踊りたかったと
気づきました。
一度だけ、ダンスパーティに連れて行かれたことがらありました。
両親のお友だちが、わたしと踊ってくれて
その年に初めて社交ダンスのジュニアの部門が
出来ることになり、
父が
「クヒナにもやらせるか」と言ってくれました。
すると母が烈火の如く怒り
「やりたいなら、自分で金払って、自分でやれ!!!」
自分たちのでもお金かかるのに、お前のまで払ってらんない!!!
母の剣幕にだれも何も言える人はいませんでした。
でも、母のビデオを一緒に見ながら
両親のダンスを録画しながら
日本武道館で踊るプロのダンスを見ながら
わたし、
すっごく踊りたかった!
この気持ちに繋がったら
ダバダバ涙が流れて来ました。
あの時は静かに
諦めの気持ちと
いいなぁ、わたしも踊りたいなぁ
くらいで
泣いたことなんてありませんでした。
次女ちゃんがセンターから外れるたび
ソロが他の子に決まるたび
次女ちゃんの悔しさを
次女ちゃん以上に感じて
わたしのインナーチャイルドは
わたしが踊りたいよー
って叫んでいたのでした。
ちゃんとちゃんと自分の闇を解放しないと
子どもの輝きや力を信頼して
見守れないんだなぁ
40年近い時をへて
初めて見つけてあげた
インナーチャイルドでした。
そして闇をしっかり手放した後、
今度は大きな感動を
(これは7年前くらいの長女ちゃん)
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