私の長年の伴侶である

愛ボーくん


物が捨てられない。

なんでも

取っておく人。


でも

買い物もしないけど


例えば

わたしのおかんから

毎年届くクリスマスカードはもちろん

封筒、

どこかにお出かけした折りに

もらった

案内パンフレット、

酷いのは

税金の還元徴収に

関係ない

レシートすらも

何故か

捨てずに取っている、

ホーダー(英語でhoarder)

である。


だが

綺麗好きなのが幸い。


それらのどーでもいいもの

彼の中の仕分けの秩序ルールに従って

一応

幾つかのダンボール箱の中に収まってるから。

月日がたつのは早く

そういった

取って置いてほっとかれた物は

10年とかすぐ経過。


んでもって

ワインとかも当然

すぐには飲まない 

(頂いた食べ物もだけど.....)


なので

さすがに
たまりにたまり
セラー
(というかただのワイン置き場)
が一杯に。

そこから
なんか
今日は
なんの特別な日、
でもないけど
持ってきた。


1997年のワイン。

軽く数えて25年の
ワイン。

さて
これだけ長く
取っておかれても
実は
開けてみたら
ただの酢に変化しちゃってた、
て言うこと
過去に何度も経験。

今日も
一口目を
恐る恐る
そぉーっと
飲んでみる。

ほっ

(まだ酢にはなってない)
ワインでした照れ

家の中
物が沢山すぎで、
このパートナーと
一緒にいる限り
一生叶うことは
ないであろうが、

ホテルみたいに
スッキリな生活を
夢見る私。

こーいうときだけ
愛ボーが
溜め込み人で
良かった、と
思う。

人生はほんと
プラスマイナスゼロ
照れ
(大好きな、
平成ちゃらんぽらん男の
高田純次さんの言葉)