ミドラは食欲の奴隷。アカシアの意思フローゼの心を受け継ぐのが三弟子の使命。
ミドラは使命を忘れ自らの食欲に負けたのだと言う一龍。
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ミドラはグルメ時代と言うまばゆい光に生まれ落ちた・・・たった一つの黒い影が私だ。
私は生まれつきグルメ細胞と言う凶悪な悪魔の・・・
食欲の奴隷なのさと言いグルメ細胞が姿を現す。
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一龍も再生しようとしている分子をマイノリティで多数派にし再生するが、
追いつかない速度でトングで攻撃される。
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ミドラは本気を出していなかった。
この短時間でマイノリティーワールドを制御してもいる。
一龍は万膳 王食箸を繰り出すもミドラは避けずに受ける。
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最期に全力の一撃を受けたがミドラは落胆している。
かつて羨望すら覚えた兄の全力がこれっぽっちかと。

ミドラの能力はミラーニュートロン。物真似細胞とも呼ばれる脳にある神経細胞。
人の良動きを真似して技能を身につけたり
他人の気持ちに共感する事ができるのはそれが有るからだと言われている。

短時間でマイノリティーの制御もできるようになっており、
しかもこの才能はカメレオンの様に周りの景色にも同化できる。

闇の中背後から攻撃。腹を完全に貫かれる一龍。
背後に立ち姿を現したミドラは涙している。
一龍「何故泣く 三虎・・・あのときもそうじゃったな・・・」
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あの日の戦いのときもミドラは泣いていた。
腹が減るんだよ・・・・喰っても喰っても腹が減るんだよぉ・・・
その姿にためらって殺せなかった一龍。
ミドラは食料に飢えてるわけじゃなく
家族の愛情を今でも探し続けておっただけじゃと気付く一龍。

ミドラは涙を流しながら
『・・・・悪魔の咆哮は流星となってまるでスパイスの様に人間界にふりかかる・・・
その前に私自らトドメをさしてやろう一龍・・・』

一龍も眼に涙を浮かべながら
「本当に強くなったなミドラ・・・
最期にもう一度お前と次郎と狩りに行き食卓をかこみたかったわい・・・・・」
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ミドラ『さらばだ兄者!!』
一龍の胸を貫くミドラ・・・・家族を思い出すミドラ。
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そこには三弟子、アカシア、フローゼの姿。
フローゼの言葉を思い出すミドラ。
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ミドラの咆哮=グルメ細胞の咆哮がメテオスパイスとなり降り注ぐ
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トリコ255話へ続く。