晩秋 no 北海道 その3 | こっぴのちくちくお針しごとだよん♪

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日々のコト、「草木染め糸」での刺し子・こぎん刺し・南部菱刺し・組紐、古布でのつまみ細工、帆前掛けで作る小物、そして素材集めのため始めて、すっかり趣味となった「ビーチコーミング」のこと。…など、ワタクシが記憶しておきたいことを綴っているblogです ^^ 

 

 今日は妙に外が静かで、穏やかな天気の北の大地。

 今朝は、道東・帯広市で初雪が降ったのだとか。。。

 来週は、全道あちこちで「雪」が降りそう。

 「いよいよ」だなぁ~。

 

 

 先日の日曜日、鮭の遡上を見るべく「千歳市」までお出かけ 車ダッシュ

 今年は史上何番目…と言われるぐらいに大量の鮭が、故郷の川である千歳川に戻ってきているとのこと。。。

 千歳川で生まれ、海を目指し、遠く北の海で大きく育ち、そして次世代へ命をつなぐべく故郷の川をひたすら目指すという鮭。

 その生態を余すところなく見学できるのが、この千歳市の『千歳水族館』。。。

 

 この千歳水族館のすぐ横には千歳川があり、鮭を捕獲するためのインディアン水車なるものが設置されいる。上右上矢印の画像、建物右下にあるのが水車。。。

 そして、実際に川に設置され、稼働しているインディアン水車がこちら左下矢印。。。

実際に稼働しているインディアン水車

 

 この水車の羽根(網になっている部分)のところに、川を遡上してきた鮭が勢いよく乗っかるような感じで、どんどん捕獲されていく。

 この川を橋の上から見ると、こんな右下矢印感じ。

 で、よくよく見ると。。。

 遡上で疲れ果て、魚体も白くなってしまった鮭の姿も見えるし、さらには。。。

 矢印の先、ちょっとピンク色になっている部分。。。

 ここにおびただしい数の産卵された鮭の卵<=イクラ>が、びっしりと固まってる びっくり!!

 

 で、この『川の中の様子を真横から、実際に見ることができる』のが、この千歳水族館のすごいところ。。。

 その画像が、こちら。。。

 画像の向かって左手が川下、向かって右が川上でインディアン水車のあるところ。。。

 水の中が明るいのは、太陽光が差しているから。。。

 川の中を遡上していく鮭の姿が、丸っと横から見える驚き びっくりびっくりマークびっくりマークびっくりマーク

 よくよく川床を見ると、すでに産み落とされている卵が石の下にたくさん!!

 この卵たち、無事に孵るのだろうか?

 

 それにしても、長旅を終えて戻ってきた鮭はどの鮭も魚体がボロボロで、まさに「ほっちゃれ」と呼ばれるそれの姿に。。。

 実際の鮭の姿。。。

 下の画像、美しくはないので、苦手な方はスルーしてくださいませ m(__)m

 画像、小さめに。。。

 これだけの姿になっても「生きる」ことに真っすぐな鮭。

 子孫を残すために、本能のままに遡上してくる鮭。

 ただただ息をのむような圧倒される感覚で、「すごい」の言葉しか出てこなかった。

 「ひと」と違って、シンプルな生き方だなぁ。。。

 

 

 千歳水族館に掲げられていたこの日の鮭の記録。

 

 鮭の遡上もピークを超えた晩秋の北海道。。。

 いよいよもって冬だねぇ。