えっ!! 発熱ぅ!? | こっぴのちくちくお針しごとだよん♪

こっぴのちくちくお針しごとだよん♪

日々のコト、「草木染め糸」での刺し子・こぎん刺し・南部菱刺し・組紐、古布でのつまみ細工、帆前掛けで作る小物、そして素材集めのため始めて、すっかり趣味となった「ビーチコーミング」のこと。…など、ワタクシが記憶しておきたいことを綴っているblogです ^^ 

 

 先日投稿したこちら「いろいろ…」の記事にも書いたのだけど。。。

 この夏は、かつてないぐらいに本当に穏やかに過ごせていた。

 …んだよなぁ、お盆の終わりころまでは。

 

 それが、子っこその②さんの突然の発熱から、一気に「穏やか」ではなくなった。

 夏休みで連日外出し続けていた子っこさん。

 「いい加減…、そろそろ疲労がたまってるんじゃないの?」と思っていた私。

 

【発熱第一日め】

 その日、夕飯後に突然体温計を手にした子っこさん。

 「38℃ある (ボソッ

 「えっ!! 発熱ぅ!?

 夜だし、とりあえずの応急処置だけして、明日朝を待とう。

 

【発熱第二日め】

 間が悪いコトに、お盆休み期間中の病院ばかりで、かかりつけ医ももちろん休診期間中。。。さらに、世の中はどんどんコロナ感染者が増加中という状態。

 

 私は、夜半からPCとにらめっこで、かかれる病院<発熱外来>探し。

 発熱した本人もだけれども、そのほかの家族にもそれぞれに予定があったが、とりあえず全ての予定をキャンセル。。。

 この日の朝から、とにかくPCとにらめっこしつつ、電話をかけまくった。

 数軒の病院やらクリニックやらに電話するも、発熱外来の予約は埋まっているか、もしくは人気アーティストのコンサートチケットよろしく苛烈な争奪戦状態。

 

 ここで、PCで見つけた近所の病院をピックアップし、電話をしてみる。

 すると「PCR検査だけはできます。しかし、コロナだった場合の診察・治療はできません。それでもよろしければ」というありがたいお返事。

 家から近いし、発熱している本人の負担も少なかろうと、病院まで連れて行き、PCR検査を受検。

 結果は翌日、とのこと。

 

 帰宅後、どんどん体温は上がり、最終的には40.3℃まで上がった。

 症状は頭痛・悪寒・発熱、そして解熱剤で5時間ほど下がるものの、すぐに悪寒・発熱を繰り返すのみ。。。咳も鼻水もなく、高熱とそこはかとない喉の痛みのみ。

 とにかく脱水にならぬよう、を心掛けた。

 発熱した子っこさん本人も不安だっただろうし、コロナだったら未知の症状なので、親としても正直なところひどく不安だった。

 

【発熱第三日め】

 当初言われてた午後1時よりかなり早くPCR検査の結果が、病院より我が家に告げられた。

 結果は『陰性』とのこと。。。

 拍子抜けというかなんというか、「えっ? 陰性ですか?」と再度聞き直したが、間違いなく陰性とのこと。

 「では、そちらでそのまま診察を受けることは可能ですか?」とたずねると、「可能です」というお返事。。。

 

 そのまま本人を連れて、病院を受診。

 「偽陰性」の可能性を考えてか、「別玄関から入って」の受診。

 

 診察を受けると、ものすごく高齢なお医者さまで「これはヘルパンギーナかな」という診断で、要は「子どもの夏風邪」扱いの病気とな。。。

 一気に身体の緊張が、ほぐれたような。。。

 解熱剤やら喉の痛み用の薬やらを処方されて、帰宅するも、この日も高熱で40℃台までの発熱、それに喉の痛みがひどくなり始め。。。

 そういえば、子っこさん、昔はよ~くヘルパンギーナに罹ってたなぁ。。。

 

【発熱第四日め】

 やっと37~38℃台まで下がり始めた熱、それに強烈な喉の痛みが主症状。

 それでも本人曰く「昨日までのあの悪寒がないだけ、マシ」とな。

 

 で、ふと本人の顔を見ると、なんだか発疹のような、ニキビのような。。。

 「ニキビかねぇ?」と私。

 が、時間の経過とともに、手と足の裏と顔に発疹が広がってるじゃないかっ!?

 「んんんんんんん?」

 そして、本人の口の中を見ると、まぁ~喉だけにとどまらず口内あちこちに水疱があるっ!!

 「これ、あのおじいちゃん先生が言ってた❝手足口病❞だったんじゃないの?」と、ここで気づく私。。。

 確か受診したおりに「今、この地域ではヘルパンギーナと手足口病が猛威をふるっているって言ってたよねぇ?」と。

 

【発熱第五日め】

 朝、起きてきた子っこ②さんの顔を見て、「ああ、これ、昔、子っこ①さんがやった手足口病だ」と確信するぐらいに発疹が増えてた。

 本人も発疹以外の症状が改善したことで、身体も回復傾向にあり、やっと一安心。

 

 …と思ったら、なんと今度は以前にも手足口病をやったことのある子っこ①さんが発熱した。さすがに、過去に経験のあった子っこ①さんは、子っこ②さんよりかなり軽症で済んだ。

 さらに、私も微熱と口腔内の発疹が出たけれど、これまたかなり軽症で終了。

 

 

 結局、無事だったのはお父さんだけ。

 今年は全国的にもヘルパンギーナと手足口病が、大流行中なんだとか。

 それにしても、本来は「こどもの病気」で大人はかからないと言われるこの手の病気に、そこそこの年齢になったうちの子っこさんたちが罹患するなんて、ちょっとびっくりした。

 

 新型コロナ感染症パンデミックのこの3年間、家にこもる期間が長かったり、マスク生活が長期に及んだり、「除菌! 抗菌!」が叫ばれる生活の中で、大人も子どもも普通に存在しているような「ウィルス」や「菌」に対しての抵抗力が弱くなっているのかな、なんてことも考えてしまった。

 

 

 それにしても「いざ、突然の発熱となったら、なにをどうするべきか?」ということ。。。

 確かに、お役所のホームページには載っている。載ってはいるけれども、これに書かれていることを完全に理解するのは、なかなか難解だったりする 爆  笑

 ホームページ上でもいろいろな「場合分け」があって、あっちのページに飛ばされ、こっちのページに飛ばされ…と、ガーン & えーん な状態にもなる。

 

 それでも、いちおう大事なことは載っている。

 載ってはいるけど、かかりつけ医が休診だったり、そもそもかかりつけ医がいなかった場合、結局は自力で発熱外来のある医療機関を探すしかないことを、今回、しっかりと学んだ。

 

 だいたいPCR検査を受けるだけにしても、実際に発熱している本人を、無料のPCR検査場に連れて行くわけにもいかない。

 実際に発熱している人の「PCR検査だけ」をしてくれる機関名とかを、あげてくれていると助かるのにと思った今回。

 あの日、「PCR検査だけしかできないけれども、それで良ければ」と言ってくれた医療機関には今も感謝の気持ちしかない。あの不安の中での時間を、最短時間にしてくれたのだから。。。

 

 ということで、わが家の「発熱顛末」の記録をここに残しておこうっと。。。

 ┐(´д`)┌ヤレヤレ