昨夜から大雨状態の北の大地。。。
ちょこちょこ警報などが発令されている。
思えば、７月～８月と、ずっと「梅雨」のような状態の北海道。。。
朝から晩までスッキリとした晴れっていうのが、少ない。昼間降らなければ、夜間に降ったり。
本来の北海道らしい「カラッとした晴天」ていうのが、ほぼほぼ「無い」。
とにかく湿度が高く、洗濯物がパリッと乾かないので、仕方なく「乾燥機」を使う毎日に。。。
そんな蒸し暑い日々の中、ぽっかりと予定の空いた一日。
子っこさんもそれぞれに予定があってお出かけなので、お父さんと２人でお出かけすることに。。。
で、ふと思い立ってとある町のとある公園に 
公園は、小さなお子さんを連れた家族連れが、それでも空間をとって遊べるほどの大きさがあり、そこここに立つ木々の木陰で休むこともでき、なんとも穏やかでゆったりとした時が流れている感じ。
公園の中をあちこちと歩いていると、見たことのない葉っぱの大木の姿が。。。
んっ？ 
幹は杉のようだけど、葉っぱは松のような、松よりシナヤカなような
遠くからならその姿が撮影できるかと思ったけど…、どうがんばっても根本から上まで＜＝樹形の全景＞は私の腕では撮り切れないよ～ 
いったいこの樹は、なんの樹なの？
と思っていたら、親切にも大木の根元にネームプレートがあった。
すぐにプレートを見ると、この大木は『メタセコイア』だった
ずっと化石でしか発見されず、1945年に初めて中国で生きた状態で見つかったという『メタセコイア』の樹。。。
いつも拝見しているブロガーさんのブログにて、「メタセコイア」が北海道にも植栽されていることは知っていたものの、たまたま訪れたこの地で「この樹」に出会えるとは 
とにかく周りの樹木とは明らかに違う樹で、一瞬で目を奪われた 
「やっと会えたね」と、その大きさと樹形の美しさにしばし感動。。。
よく見るとこの樹の葉の部分には、それこそ数えきれないほどの数の「セミの抜け殻」がぶら下がっていた。さらに、脱皮したであろう無数のセミの鳴き声が、この１本の樹から聞こえてくる。
どれだけのセミの、どれだけの生き物の、生命を支えている樹なのか。。。
なんと言うか…、生命力を感じさせる『パワフルな樹』だ。
良いモノを見れたわぁ。。。
お父さん、連れて行ってくれてありがとう 
また、今度は、お天気の良い日に会いに行きたいなぁ 