北の大地、9月4日の晩から5日の明け方にかけての強風…、台風21号のとんでもない風に襲われ。。。
台風一過で、やっと今夜は平穏に眠れる…と思ったのもつかの間。。。
その翌6日(木曜日)の午前3時過ぎ、いきなり猛烈な揺れに襲われました。
「とにかく子どもたちの部屋のドアを開けなければ!」と
さんと二人ベッドから立ち上がり…と思っても、立つこともできないような揺れ。
どの寝室も、頭や足元に何も落ちて来たり、倒れてきたりしないような部屋の構造になっているので、なにかの下敷きになる心配はなかったけれども、その部屋のドアが開かなくなってはどうにもならない。そう思ったんですよね。
でも、実際には普通に立っていられる状態ではなく、両手で壁を支えにして、やっとそれぞれの部屋のドアを開け…。
子どもたちはわりと落ち着いており、ベッドの上で布団をかぶって、揺れに身を任せている状態でした。
その間、どのぐらいの時間だったのか。。。
ふだんから何かあった時に真っ暗だとキケンなので、小さなライトをいつも点けてあるのですが、そのライトがフッと消え、停電を知りました。
揺れが落ち着いてから階下へ降り、懐中電灯で辺りを照らし、外へも出てみましたが、既に外は街路灯も消えて「灯り」と言えば、三日月と星だけ。
結局、その時から昨夜までほぼ丸2日停電は続きました。
とてもありがたかったのは、断水がなかったこと。
地震後、すぐに水の確保はしてありました。浴槽・ポリタンク2つ、そのほか保存できるだけめいっぱいの水と、買い置きのお水。
それでも、上下水道が使用できたことは、本当に心強いものでした。
ただ、やはりオール電化の我が家にとって、停電はIHクッキングヒーターが使えないということで、かなりの痛手。
それでも、カセットコンロ+短時間で調理のできる圧力鍋、キャンプ用のバーベキューコンロ(木炭)+ダッチオーブンなどを用いて煮炊きをしていました。
情報は、電池がなくても使用できる手動式のラジオが、とっても役立ちました。
「LEDランタン&ライト」兼「手動で携帯を充電できる」という優れもののラジオも、これまたとても役立ちました。
スマホは…、すぐに通信障害のようになってしまい、さらにはすぐに電源確保もできない状態だったので、ほとんど使用せず。最低限、安否確認の使用のみ。
やはり正確な情報を得るという意味では、ラジオがいちばん良いのかもしれないと感じました。特に「乾電池でも手動でも使用できるラジオ」というのは、絶対にあった方が良いかと思います。うちは2台あったので、交代で手でグルグルとハンドルを回し、充電しつつ、ラジオを聞く
という感じでした。
丸々2日間停電生活でしたが、冷蔵庫…特に冷凍庫のものはピッチリと詰まっていたので、意外にも中のモノがとけだすということがありませんでした。外気温が25~26度程度だったというのも、理由のひとつかもしれません。
こんな感じで2日間を過ごしましたが、やはり地震発生時間が時間だったので、家族全員が家に居たこと。それが、いちばん心強かったように思います。
北海道でも、行方不明の方、まだまだ停電や断水になっている地域の方、いろいろいらっしゃると思います。
一刻も早く発見されますように。。。
一時も早く停電・断水が、改善されますように。。。
少しでも早く「日常」が戻りますように。。。