宇和島城内部 | たしゃうの宴

宇和島城内部

外は大雨でしたが、中では受付のおじちゃんが普段どおり仕事をしていました。城の内部は手入れが行き届いてて、廊下もぴかぴかです。入城料200円。

大雨で靴の中までびしょぬれで、スリッパを履くのがためらわれたのですが、そのまま歩くと足跡が廊下について見苦しいので仕方なくスリッパを履きました。


宇和島城は3階建てです。

宇和島城1F廊下。写真手前のほうが玄関&受付です。


たしゃうの宴-宇和島城1F受付前ベンチ


1階内部は城の模型がどーんと置いてあります。

ここで軍議を開くのは難しいと思われますので、通常は2階を使用していたかと。


たしゃうの宴-宇和島城1F模型


23巻P152 宇和島城内に集まった重臣は板張りの広間に車座になって、政宗の叔父・留守政景の言葉に耳を傾けている。

27巻P238 伝令が伊達の司令部である宇和島城の天守閣に飛び込んできた。(中略)「村上水軍が先頭に突入しました。~」

2階。広さは8畳くらい?です。大の男が10人も車座に座ればさぞかしむさくるしいことでしょうw それに季節は冬だったので底冷えしていたかと。


たしゃうの宴-宇和島城2F


27P242 殿! と呼ぶ声に振り返ると、近習が階段を登ってきたところだった。小次郎が面会を申し出ているという。

宇和島城3F。ここが天守閣てっぺん。戦闘中政宗はここに詰めていたかと。ベンチがおいてあるけど、さすがに政宗はお殿様なので、畳かなにかが敷いてあったのかな。


たしゃうの宴-宇和島城3F


27巻P96 ヘリは宇和海を越えて、四万十の山間部へと飛ぶ。途中眼下に宇和島の市街地が見えた。

天守閣てっぺんから見た景色。港のほうはこんなかんじ。

下に見えるのが本丸。遠くかすんでいますが、九島の頂上が見えます。裂命星砲はここをえぐってしまう威力でした。宇和島に上陸した嶺次郎たちを政宗が迎えたのは本丸広場でしょう。弟を失い幼馴染みを消滅させて、自らも大量出血・・・・・・辛苦のみを引き受けて、それでも政宗はこの世に留まり続けています。赤鯨衆側の人たちが目立っていて、終盤影が薄くなりがちな政宗でしたが、彼も壮絶な死後の生を歩んでいます。


たしゃうの宴-本丸ー港方面


鬼が城山方向はこの日雨でけむっていてガスもでていたため、山頂ははっきり見えません;; こちらから潮たちが攻撃して水脈を干上がらせていました。


たしゃうの宴-鬼が城山方向


宇和島城天守閣からは、政宗や小次郎が入院していたと思われる病院も見えます。天赦園は南西方向に見える小さな森です。天赦園のまわりには5つ学校があるので校庭を目印に。


ちなみに、宇和島城近隣に救急を受け入れている大きな病院は市立宇和島病院と宇和島社会保険病院の2箇所が考えられます。1Fに救急搬入口・検査室・玄関・待合ロビー(のような空間)があるのは宇和島社会保険病院のほうです。