まもなく息子が塾から帰ってくるという時間に、ガチャリとドアが開いたら息子でなくて夫でした。
夫が家にいてくれるなら、たまには駅まで息子を迎えに行こうかな‥‥とクローゼットに帽子を取りに行ったところで、事件勃発です。
≡ G ヒュッ
「ひゃあああああー(´д`;)」
「え、んん? どした?」
「ひゃ、わあ、わああああー(´д`;)」
あまりに久々に見たものですから、すっかりパニックですよ。
ゴ、ギ、ぎあ、と意味不明な叫び声で訴えていたら、それでもなんか察してくれたらしい夫が掃除機を持ってきてくれました。
ヒーヒーしながらも目撃箇所を伝え、ズゴーーーっと吸い取ってもらったものの、掃除機にヤツが入ったままなんてイヤ。
ちゃんと外に行ってもらわないことには、安心できません。
既にお風呂入るべく肌着姿になっていた夫に五体投地の勢いでお願いして、掃除機の中身を袋に詰めた後ゴミ捨て場に持って行ってもらうことに。
‥‥っていう、ここまでの流れで、私、よっぽど騒いでいたのでしょうね。
とっくに寝たはずの娘(小2)が、不機嫌丸出しの顔で廊下に立っていました。
「うるさいんですけど💢」
「寝られないんですけど〜💢」
「静かにしてください💢」
と、ゆっくりはっきり、敬語で苦情を述べられました。。
ご、ごめんなさい(´д`;)
母、しょんなりしてゴミ捨て場に行く夫を見送っていたら、息子が帰ってきました。
夫がゴミ捨て場に向かうのを不思議そうに見やって、
「ただいまー。どうしたの?」
「Gがー。でたのー(TдT)」
「へー珍しいね」
あらまあ、クール。
母ひとり騒いで、恥ずかしいじゃないですか。
「席は何番だったー?」
「一番」
「すごーい! やったねー(人*´∀`)」
「あー、うん、まあ」(ペットのメダカに夢中)
ハイタッチしようと手を上げても、スルーされてしまいました。
ううう、今日クールね、息子‥‥。
疲れてるのかしら、とひとまず夜食の用意をしていたら、ひとしきりメダカの観察をしてから手洗いうがいを済ませた息子が、急にピョンとジャンプして抱きついてきました。
「やったー。俺一番だったよー。うれしいよー」
「え、あれ? う、うん。やったね?(´д`;)」
喜ぶタイミングのすれ違いっぷりにびっくりです。