今年の夏、私の伯母が、満102歳で亡くなった。
父も、私もよくお世話になった
亡くなる直前まで普通に生活していて、
人にお世話にならないで、大往生でした。
物静かで
誰にでも優しい伯母であった。
伯母が94歳の時に私が撮った写真を
お葬式用に加工して、飾ってもらった。
亡くなる少し前に息子さんよりご連絡いただいていたので
準備をさせていただいた。
今年も、多くの方の葬儀用のお写真をおつくりしたが
ある日、男性が1枚の写真を持ってこられて
2Ｌ判の写真を作ってくださいという事でした
よく聞いてみると、今朝お母さまが亡くなって
コロナの影響で、会館とかではお葬式は行わないで
明日火葬して、自宅で家族だけでお葬式を行います。
遠くの親戚は呼びません。とのこと
どんなに小さなお葬式でも、小さなお写真立てでも
お写真は、背景を加工して、余分な所を消して
２時間ほどで、お写真をおつくりしました。
ある時には、お得意先から電話があって
男性がそちらのお店に向かいます。
その男性は、店に着くなり
女性3人が写った写真を出して
真ん中が妻です。
妻の抱いているネコが亡くなりました。
午後から火葬です。その祭壇に飾る写真を作ってください
両側の人物は消してくださいとの、ご注文
奥さんがネコを抱いて幸せそうな写真に仕上げました。
そういえば、いつも店の前を散歩していたワンちゃんの
お葬式写真もおつくりしました。
現在も、お一人 生前写真をおつくりしています。
こちらは時間をかけて、お気に入りの写真に
背景も選んでいただいて出来上がりの確認もして頂いてから
おつくりします。もう少しで仕上がります。
生前写真の撮影も
