怪我から斜視へ
Q.私は30才の男です。1歳ぐらいのときに、左目をケガしてしまって以来、左目は全く見えなくなってしまいました。
5歳ぐらいのときから外斜視となってしまい、現在に至ります。
斜視で一番いやなことは、人と顔を合わせる時です。こちらが話しかけても、その人は変な顔をしてあたりを見まわし、誰もいないことがわかり「私に話しかけているのですか」と言います。
やはりそういう時には悲しい気持ちになり、だんだん人と顔を合わせるのがいやになり、性格も内向的になってしまいました。目が普通の人と同じなら、どれだけ人としゃべる時でも気を使わなくてよいだろうと思うこ
ともしばしばありました。
弱視とかではなく、全く見えない場合で起こる斜視でも、直る可能性があるのかどうなのか知っている方がいっらしゃ いましたら、教えてください。お願いします。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/b3/34/10000204877.gif?caw=800)
A.これは、廃用性外斜視といわれるものです。
手術によって外見上は斜視を目立たなくすることはできます。
しかしながらこの場合、ほとんどが、しばらくするとまた外斜視に戻ってしまいますのであまり積極的に手術は行わないというのが現状です。