小学生の頃に・・・ | 別冊 ママ達の掲示板

小学生の頃に・・・

小学生の頃に目の位置を変える手術を受けて、現在はちょっと見ただけでは斜視であることは判らないようになりました。

ただし弱視はそのまま残り、視力は0.04~0.06です。
(左目は眼鏡をかけて1.0程度なので普通の生活には問題ありません)

ここでやり取りされている方のほとんどはご本人ではなく、お子様又は知り合いの方が斜視であり、またその多くが小さい子供のため意思の疎通が上手くできないようですので、少しでも治療の役に立てばと思い私の経験を書き込みました。

と言っても専門的な知識についてはすでに視能訓練士の方が書き込みをされているのでそちらの方に譲るとして、私は「治療される側」の経験をお話したいと思います。とりあえず今回は1点だけ。

(あくまでも私の経験談なので、個々のケースで異なると思います。念のため)

私が治療中に辛いと感じたのは、弱視の方の目を使うように左目にシールや眼帯をして保育園に行っているときにかなりいじめられたことです。

20年以上も前のことなので「いじめ」という言葉はありませんでしたが、一緒に通っている園児から「片目のジャック」とかいろいろ言われました。

(この歳の子供は意識しないで言うのでえげつない事も平気で言います)

健康な目をふさいで周囲がよく見えなかったからか、それともいじめのせいか判りませんが段々と自閉症気味になってしまい、そのため両親は私に眼帯をさせるのを諦めてしまったそうです(これは最近になって両親から聞いた話です)。

現在は自宅で治療をされている方も、お子さんが成長して幼稚園や保育園に通うようになるとこのような経験をされるかもしれません。

一緒に通う友達やその親御さん、また幼稚園の先生方に前もって説明したり、又はこのような事に理解のある幼稚園を今から探しておくことも必要かと思います。

(せっかく治る可能性があるのに、こんなことで治療をやめてしまうのは勿体ないですから)