子供の時を振り返ってみて・・・
子供の時を振り返ってみて、気がついたことを書いてみます。
子供の立場からすれば、自分が普段見えている状態が普通の状態なのです。
ずっと、そういう見え方ですから、特に不自由も感じません。
ところが、治療のために、親に眼科に連れて行かれ、視力検査やいろんな検査をされてしまいます。
でも、本人には、どこも痛いところはないし、病気という意識はありませんから、それは単なる苦痛でしかありません。
その結果、眼科に行って検査したり、眼帯をするようなことに拒否反応を示すようになります。
(私の場合、小学生の頃には眼科検診が大嫌いで、視力を誤魔化すことばかり考えていて、よく見える方の眼や、前の人の検査の時に、視力表を記憶したりしたものです)
こういうことに対してどう対処すればよいのか、私にもよくわかりません。
ただ、子供に、
「あなたは眼がおかしいのだから、病院に行かなくてはいけない」
と教え込むのは絶対に良くないと思います。
それは、子供からすると、
「自分はおかしいんだ」
ということを、親から宣告されることになるからです。
親が子供に接する立場としては、「あなたはほかの子供と何も変わらないんだよ」ということが絶対条件だと思います。
そういう意味で、斜視を持つ他の人も書かれていましたが、「子供に眼のことを意識させない」ことが必要なのです。
ところが、当然、外部からいろんな事を言われるでしょう。
その時に、親はどういう態度を取るべきなのでしょうか?
自分の産んだ子供に対して、人から言われもなく中傷される理由はないですから、それに反論したい気持ちは良くわかります。
しかし、子供の立場からすると、自分のことで他人と喧嘩している姿を見てどう思うでしょうか?
「自分は、親の荷物になっているのではないか」と考えてしまうかも知れません。
子供にとっては、眼が治るまで、周りからの干渉に自分で立ち向かわなくてはならないのです。
常に、親が横にいて守ってくれるわけではありません。
ですから、親としては、子供が周りの干渉に対してどう対処すればよいのか、身をもって示すことが必要だと思います。
毅然と無視するか、傷つきながらも外見上は笑って流してしまうくらい姿を見せる事の方が必要ではないかと思うのです。
ここに参加されているお母さんの多くは、病気を治すことで精一杯だとおもいます。
ですが、病気を通して、子供と一緒に成長する事も必要だと思います。
親としてというより、子供の立場からも考えてあげて欲しいと思います。
-伝えたかったこと-
・親が思っている以上に、子供にとって斜視の矯正は苦痛だと思っていること
・それでも、病院に行ってもらうため、治療をうけてもらうためには、どうすれば良いかをみんなで考えてほしいと言うこと
・子供の斜視のことで、対外的な面で親が悩むよりも、子供の方が苦労することになる。そのためにも、子供の立場で考えてあげて欲しいということ
- 追 記 -
この書込みは、当時議論を呼び、賛否両論ありました。
親の目線からはかなり厳しいことではありますが、一つの意見としてUPさせて頂きました
子供の立場からすれば、自分が普段見えている状態が普通の状態なのです。
ずっと、そういう見え方ですから、特に不自由も感じません。
ところが、治療のために、親に眼科に連れて行かれ、視力検査やいろんな検査をされてしまいます。
でも、本人には、どこも痛いところはないし、病気という意識はありませんから、それは単なる苦痛でしかありません。
その結果、眼科に行って検査したり、眼帯をするようなことに拒否反応を示すようになります。
(私の場合、小学生の頃には眼科検診が大嫌いで、視力を誤魔化すことばかり考えていて、よく見える方の眼や、前の人の検査の時に、視力表を記憶したりしたものです)
こういうことに対してどう対処すればよいのか、私にもよくわかりません。
ただ、子供に、
「あなたは眼がおかしいのだから、病院に行かなくてはいけない」
と教え込むのは絶対に良くないと思います。
それは、子供からすると、
「自分はおかしいんだ」
ということを、親から宣告されることになるからです。
親が子供に接する立場としては、「あなたはほかの子供と何も変わらないんだよ」ということが絶対条件だと思います。
そういう意味で、斜視を持つ他の人も書かれていましたが、「子供に眼のことを意識させない」ことが必要なのです。
ところが、当然、外部からいろんな事を言われるでしょう。
その時に、親はどういう態度を取るべきなのでしょうか?
自分の産んだ子供に対して、人から言われもなく中傷される理由はないですから、それに反論したい気持ちは良くわかります。
しかし、子供の立場からすると、自分のことで他人と喧嘩している姿を見てどう思うでしょうか?
「自分は、親の荷物になっているのではないか」と考えてしまうかも知れません。
子供にとっては、眼が治るまで、周りからの干渉に自分で立ち向かわなくてはならないのです。
常に、親が横にいて守ってくれるわけではありません。
ですから、親としては、子供が周りの干渉に対してどう対処すればよいのか、身をもって示すことが必要だと思います。
毅然と無視するか、傷つきながらも外見上は笑って流してしまうくらい姿を見せる事の方が必要ではないかと思うのです。
ここに参加されているお母さんの多くは、病気を治すことで精一杯だとおもいます。
ですが、病気を通して、子供と一緒に成長する事も必要だと思います。
親としてというより、子供の立場からも考えてあげて欲しいと思います。
-伝えたかったこと-
・親が思っている以上に、子供にとって斜視の矯正は苦痛だと思っていること
・それでも、病院に行ってもらうため、治療をうけてもらうためには、どうすれば良いかをみんなで考えてほしいと言うこと
・子供の斜視のことで、対外的な面で親が悩むよりも、子供の方が苦労することになる。そのためにも、子供の立場で考えてあげて欲しいということ
- 追 記 -
この書込みは、当時議論を呼び、賛否両論ありました。
親の目線からはかなり厳しいことではありますが、一つの意見としてUPさせて頂きました