なんと言っても

四六時中、11年間も一緒だったと言うから

その思い入れは端な物ではなかった事は

よく解かる!


ワシとの付き合いも早11年になったからナ。


ワシも同じように四六時中ほとんど一緒におるからナ!


ワシへの面倒の見方も半端でないぞ!

毎日の散歩の後は、必ず手足とチンチン

周りを石鹸を付けて丁寧に洗ってくれ、

綺麗なタオルできちんと拭いて呉れる

し、2週間置きに一緒に風呂に入り、

必ず2回シャンプーをし丁寧にシャワー

で濯いでくれて、後は毛繕いをしながら

丁寧にドライヤーを掛けてくれるので

ワシは気持ちがよくて

ツイツイ居眠りをしてしまう程ですよ!

このドライヤーを掛けてくれるのは

専ら世話役の奥さんだから余計に

気分がよくなるのかも


一通り終わった後に、大好物のアイスクリームが

頂けるのが、たまらんのだョ!


温まった体に旨いのなんの!!!


オッと、余計な話だったが、

きっとクロン君も同じようにしてもらっていた

のだろうな?

そうであれば、世話役にとって

突然死はたまらない出来事であったと思うわナ。


すっかりペットロス症候群に取り付かれて


しまったようであるヨ!!!


このペットロス症候郡に取り付かれると、


かなり厄介なもののようだナ。

世話役の奥さんが誰かと話しているのを

聞いたところでは、

すっかり人間がダメになってしまうらしい程

恐ろしいものだとかいっておったゾ!!!


 皆さん!気をつけような!とは言っても難しいかもナ?

こんな悲しいイキサツがあったとは知らなかったョ!


其れと言うのは・・・


明日は、御用仕舞いだから少し早く朝の散歩に行こうと、クロン君と世話 

役はいつもより早く床についたそうだ。12月28日の深夜0時30分に突然にバタンと何かが倒れる大きな音がしたので世話役が慌てて起きると直ぐ傍のソファの上でクロン君が痙攣を起こして倒れており、直ぐに心臓マッサージと人口呼吸を30分程も懸命にしたけれど、痙攣が治まったのでホッとしたその瞬間にフッと息をして身罷ってしまったのだそうだ・・。


それから、夜が明けるまで世話役の家族中が呆然とし、余りにも突然の出来事

に一言も誰も発する事無く時間が経っていったそうだ・・・。


御用仕舞いの事等は、すっかり頭から消えうせてお昼ぐらい迄呆然自失の態

で、それからようやく葬儀の段取りをし、葬儀読経を上げた後の夕刻に荼毘に

付して骨壷を抱いて帰宅したそうだ・・・。


お骨あげの場所へ到着するまで、自動車の助手席に安置した遺体を家族全員で

愛でながら悲しみに包まれ、いざお骨上げの釜に遺体が入り、着火されたとき

の音はいつまでも耳に残っていると未だに話しておるョ・・・。


その後の世話役は、ワシの誕生を知るまでの五ヶ月近く、食事も侭なら

ず、仕事の意欲も失せ果ててすっかりショゲテしまったとか・・・。


年が明けて、世話役が主宰している設計事務所でも来訪された方から、今日は

クロン君はいないのか?と問われる度に涙し、事情を説明しながら慟哭し、外

を歩いていると、顔見知りの人達から、一体何かあったのかと声を掛けられる

位に萎れた姿で歩くのを見咎められ、その度に涙が溢れでてしまったそう

だ・・・。

ワシャこの頃年齢のせいなのかようやく、さも有りなんと思えるようになって

きたよョ・・・。

    


 今日は、ワシの生い立ちをはなそうかの!


ワシの母親は、ケリーといって中々の器量良しのゴールデンリトリーバーで近

所では大変評判がよくて、セラピー犬の資格をもっており、彼方此方の老人施

設を訪問しておったよ!何処でも大変に人気があり、訪問を心待ちしているご

老体が沢山おったそうだ。


そんなケリーママにすっかり魅せられてしまったのが、ワシの世話役が面倒を

見ておったハスキーのクロン君であったそうだ。

2回の受胎可能時期になると、その前後約一ヶ月は、毎朝の散歩帰りに必

ず、世話役を引きずるようにしてケリーママの所へご挨拶に行っておったよう

だ。


ケリーママの世話役のお母さんもその熱意にほだされ、朝早いのにケリーママ

と遊ばせてくれてたので嬉しかったとワシの世話役がよく話して聞かせてくれ

たよ!


 そんなことから、ワシの世話役のペット犬に対する真摯な姿勢をケリーママ

の世話役のお母さん見込んでくれて、ケリーママに子供が出来たなら是非とも

一頭は面倒を見て欲しいと請われていたそうだ。


そんな話があって間もない1,999年12月28日にワシの世話役のクロン

君に悲劇が起こってしまったそうだ!あまりにも哀れなので、この話は次の機

会にしようカナ・・・・

ワシの世話役のご紹介 

 


さて!今日は早速、ワシの世話役について少し紹介しておこうかな!


ワシの世話役は、ワシの面倒を見るようになる前はハスキー犬で名前はクロン(父親と瓜二つのクローンで誕生したみたいだったのでクロンと名付けたようだ)という、カラーは黒で手足は白、目はアーモンドで額に公家さんの眉毛のような白い文様がある、なかなか精悍な風貌のそり犬の面倒を見ていたそだ。


毎年冬になると、小中学校の回りを毎朝、小学生をソリに乗せて遊んでいたそうで、近所でも評判の好い大人しくて、精悍な犬で世話役の自慢であったそうだ。そんなクロン君を名犬と言われるまでに育てたワシの世話役だが此処までくるのに生半可でない苦労が有ったようだな!


 学生時代にボクシングで鍛えた身体と根性で、雨が降ろうが、雪がふろう

が、吹雪になろうが、台風であろうと、年中一日も休まずに日の出とともに散

策に出かけ、約10Kmのロードワークをこなしていたそうだ。成長と共に走る

スピードが上がるので自転車を使い始めたが、スピードを制御できなくて何度

かコケテしまってアスファルト舗装の上を10mも引きずられ、上着やズボン

が擦り切れてしまい世話役の奥さんに叱られてしまったそうだ。

年齢を考えて行動しなさい!!!とね。ハッハッ・・!()


ワシャそんなに馬力が無かったからそんなことはさせなんだがネ。


マァ、あの犬種を手なずけるには、かなり苦労したようだ。(ご苦労さん!)


そんなクロン君がワシの母親のケリーに、近くの公園デビューした時に出会っ

たのがワシの運命を決めることになったようなのだ!


この話は追い追いとゆっくりと紹介することにしよう!


 自己紹介(ワシと世話役)  2011/06/14


 初めての、ブログ記事を投稿させて戴きますゾ。
   
ワシャ今年の4月20日に満11歳の誕生日を迎えたヨ。
   
人間の年齢に換算すると、満60歳の還暦を迎えると言う事
   
になるそうだナ。


 因みに、ワシの世話役も今年丁度70歳になりおったそうだ。

なにか吹っ切れたのか、ハッスルし始めたナ・・・
   
ワシも後2年もすれば、世話役とおなじヨワイ(齢)になるんだナ・・・
   
ワシも老いらくの恋でもしようかな!!わっハハ!!!・・・
   
 
 アッ!言い遅れてすまなっかたが
   
ワシャ!ゴールデンリトリーバー種の雄で、

名前はアルファと名付けらましたんで、住まいは、

札幌市の北の外れに生まれ育って今も此処に住んどるヨ。
   

 此処は、ワシの母親も生まれ育った処で、近くに公園が沢山あり、川   
   
が何本も流れていて、河畔は整備され樹木も多く、原生林もあるので
   
自然を充分に満喫できる環境だからすこぶる気にいっておるのだよ!
   

 これからは、ボチボチとワシの面倒を見てくれておる世話役(飼い主) 
   
の紹介やら、世事の出来事やら、毎日の散策で感じた自然の移ろい等を
   
語らせて戴きますので、皆さん、宜しく御願い致しますゾ!!