今更ながら
「リハビリは60日までだから、退院期限が迫っています」
という回復期リハビリの期限の壁であたふたして
今お世話になっているサ高住に落ち着いたのですが
もう少しリハビリが出来たら…
入院していられたら…
が、制度上どうしてもできなかったわけで(理解も出来ていなかった)
で、振り返って今更ながらのお勉強
救急性病院のリハビリ…一命をとりとめた後に救急病院で始まるリハビリで、一日20~30分の初期リハビリ
回復期から2週間~2か月くらい
回復期リハビリテーション病院…発病後2か月以内(骨折や人工関節の手術後1か月以内)に転院して、一日最大で3時間リハビリする病院
怪我や病気によってリハビリができる期間が決まっている
身体機能のリハビリや、言語機能、飲み込みの訓練など
転院後60日から180日まで
・重症の脳血管障害や脊髄損傷など 180日まで
・脳血管障害など 150日まで
・大腿骨や、骨盤など大きな骨の骨折や手術の後など 90日まで
・ギランバレー症候群(廃用症候群)など 90日 または60日
・神経や筋肉の損傷 60日
・人工関節置換術後 90日
クリニックで…1回平均30~40分
リハビリができる最大日数を超えても、入院中は1回20分のリハビリを、
1か月に13単位(1回20分かける13回)まで延長できるらしい
なので、期間を過ぎても入院継続だと、回復期リハビリ期間後は
毎日行っていたリハビリが週2回とかになってしまい、「え~!!」となる
退院後は
介護保険の対象だと、医療保険でのリハビリができなくなるので(入院中は医療保険は当然使えます)
介護保険対応のケアに移行していきます
在宅の場合は『訪問リハビリ』『訪問介護』『デイケアサービス』『通所リハビリ』などで1回30~40分くらいのリハビリ
要介護度によって週何日通えるかは、ケアマネージャーさんと相談して下さい
(サ高住は在宅のククリなので訪問サービスの利用や、デイサービスに通えます)
退院してもすぐに自宅で生活が厳しい時は
入居3か月までの『介護療養型医療施設』や『老健』に入所して、1回20分のリハビリを週2~3回
(入院時ほどリハビリはできないが、看護師さんや理学療法士さんが入院時と同じケアを受けられる)
(3か月ごとに自宅で生活できるかの判定があるらしいので、即退所ではない)
有料老人ホームや特養は生活の場なので、リハビリを継続することはできないらしいです
なので、今一生懸命頑張っている「食事を口から取るためのリハビリ」ができなくなり
食事をとりたいという楽しみは諦めないといけない(が、そんなに簡単に諦められるなら…)
(レクリエーションや、簡単な体操などは施設に伺ってください)
回復期リハビリのように毎日3時間というのは、現状では望めず、
デイサービス、デイケア、訪問リハビリや、トイレの移動時に歩行器を使うなど、
ホームでも最大限にサポートして頂いているのですが
頑張れば欲が出るのも当然で…
特養の待機順位が上がったとご連絡を頂いて
嬉しい反面、リハビリができないという壁…
リハビリがしたいなら、老健という方法もあるよと、特養を申し込んだときに、お知恵を頂いてはいたのですが
「老健は介護保険の扱いの為」
入所中に治療のために『他医療機関』に通院の場合は「医療保険」が使えない項目があるらしい
『保険証が使えないとされた治療は自費で』 『受付での手続きも ややこしい』など~
『老健入所中』 『ショートステイ利用中』は、医療保険の扱いが違うので、
絶対に通院が必要な場合は、施設に問い合わせてください
『通院して入院!』となったら、『老健』は退所扱いになるので医療保険が使えるそうです