〈生き物・ケルビム〉
私たち神の民は、
何のために生き、
何のために死んで行くのでしょう?
私たちは、なぜ今ここに、
この地にいるのでしょう?
(-ω-)?
「それは、キリストを知るためです。」
…とヨハネは言います。
(-ω-)b
御言葉
「永遠の命とは、唯一のまことの神であられるあなたと、
あなたのお遣わしになったイエス・キリストを知ることです。」
(ヨハネ17章3節)
■キリストを知ること
私たちの生活すべては、
御子イエス・キリストと結びついています。
(-_-)b
キリストを学び、知ることは、
私たちの仕事です!
“約束の地”は型で、“キリスト”がその本体なら、
“キリスト”を掘って、その豊かさと貴さ
― どんな高価な宝石よりも貴く、
どんなものにも代えがたいほどの貴いもの
―を発見する必要があります!
主は豊かなお方です!
私たちは、すべての時代に渡って発掘し、
「キリストを知ること」を始めなければなりません。…
(-△-)b
そして、私たちの魂が、ひとたび、
罪の贖い主、救い主である
イエス・キリストを知るようになる時、
主は、私たちをいっそう豊かに
主を知る知識へと導いてくださいます。…
(*^^*)/
……………………………………
■“キリストを知る”ことから始めよう!
それでは、キリストを知る上で重要な、
「生き物・ケルビム」の謎を、解明してみようと思います。
(’ω’)ノ
学びの始まりは、創世記3章、
“ケルビム”が登場する場面からです。
と、ちょっとその前に、…(‘ω’)b
神は、天地創造の遥か昔から、
神と人とが、共にこの地を支配することを願われました。
しかし、最初の人・アダムは罪を犯したので、
神は2つの路線を用意されました。
1つは、ケルビムに表されるもの。
―キリストのからだ、“教会”の道です!
もう1つは、天の園にある
命の木と命の水の川が示すもの。
―“永遠の命”です! (-ω-)
では、このことを念頭に入れて、…
さぁ、神のご計画の歴史は、
ここから始まります!(‘ω’)/
…………………………………
■ケルビムの登場場面
ケルビムは全聖書に、多く登場します。
まずは、その聖書箇所をみてみましょう。
q(・o・)p
①エデンの園の門で、命の木の道を守っています。
(創世記3-22~24)
②契約の箱の贖いの座の前にいます。
(出エジプト25-18,37-7)
幕屋の「幕」に、ケルビムが刺繍されています。
(出エジプト26-1)
※「幕」は、キリストが十字架で死んで、
肉体が裂かれたことを意味します。
※キリストが十字架で死んだ時、
この「幕」は裂かれ、ケルビムも裂かれました!
(ヘブル9章)(‘o’)d ココすごく大事↑
※この「幕」を通って、至聖所の中に入ろうとする者は、
特別な規定に従わない限り、
…みな死にました!(レビ記16章)
(@@;)!?
③イザヤ預言の中のケルビム
(イザヤ6章)
イザヤ書の中でのケルビムは、
「セラフィム」と呼ばれています。
※理由と証明は割愛しますが、
ケルビムとセラフィムは同じであることに疑いの余地はありません。
(-ω-)b
④エゼキエルの預言の中のケルビム
(エゼキエル1章、10章、20章他)
エゼキエルは、天上のケルビムを幻で見ています。
(‘Д’)!
「車輪」とケルビムは、一緒に行動します。
⑤黙示録の中の「生き物」
(黙示録5章-6,8、19章-4他)
黙示録に登場するケルビムは、
名前は無く、ただの「生き物」となっています。(・_・;)アレ?
※聖書全体から見て、
黙示録の「生き物」と「ケルビム」は、
間違いなく同じものを表しています!
(-ω-)b
御言葉
エゼキエルは、こう言っています。↓
「これが、私がケバル川のほとりで、
イスラエルの神の下に見た“生き物”である!
私は彼らが“ケルビム”であることを知った!」
(エゼキエル10-20)
……………………………………
■「命」である生き物・ケルビム
「命」を表す言葉は、ギリシャ語で2つあります。
一つは「プニューマ」。
これは「命・霊・聖霊・息・風」と訳されています。
そしてもう一つの「命」を表す単語があります。
それが、「ゾーエzoe」です。
「ゾーエ」は「命」であり、
特別な“あの命”、
キリストが与えてくださる“あの命”、
永遠の命(アイオニアン・ゾーエaionian zoe)です!
(*^^*)/
黙示録の「生き物」のギリシャ語は、
「ゾーアZoa」です!(・・)b
「ゾーア」は「ゾーエ」の複数形で、
「生き物」、あるいは「群衆」、
と訳されています。
※「ゾーアZoa」を“被造物”や“獣”などと訳した聖書もあり、
意味をいっそう分からなくしてしまっているようです。(・・;)!
黙示録に登場する「生き物(ケルビム)」は、
“あの命”、“キリストの永遠の命”を持った
「生き物」なのです!(*^_^*)/
天上は、“あの命”に満ちている所だということ、
忘れずに!(*’’*)b
……………………………………………
では、ここからは、
ケルビムが、どんな命の性質を持っているのか、
知っておきましょう!q(-ω-)/
■ケルビムの4つの姿
ケルビムには4つの顔があります!
獅子・雄牛・鷹・人です。(-ω-)/
ケルビムは、キリストの4つの霊的特徴を表しています。
①「獅子」…百獣の王である獅子は、
イスラエルでは、創世記以来、「メシア」のことを指しました。
イスラエルの王たちは「獅子」と呼ばれていました。
(エゼキエル19章)
「獅子」は、主権者であるキリストを象徴しています。
天と地の権威は、人の子・イエス様に
与えられています! (・∀・)b
②「雄牛」…生贄となられた方、贖い主の姿を象徴します。
③「鷹」…神の天的奥義の霊的象徴です。
天的奥義とは、
「はじめに言葉があった。…言葉は神であった。」です。
…これも主のお姿です。(-_-)b
④「人」…「人の子」であるイエス・キリストを表しています。
「人の子」は、地上で神を代表し、神のために語る預言者です。
エゼキエル書によく出てくる「人の子」(称号)は、
神の僕、神の代表を意味します。
「わたしを見た者は、父を見たのです。」
と言える方です!('ω')ノ
ケルビムは、
神を代表する人、神の代弁者です!
ケルビムが表しているのは、
「キリストと教会」です!
( ''∀'')/
■ケルビムの4つの面の意味
これら「獅子・雄牛・鷹・人」は、
「受肉したキリスト」
を表しています!(・_・)/
しかし、これは、
「教会(キリストのからだ)」でもあります!(・_・)b!
教会は贖いの血に預かり、
主権へと連れ戻されました!
(・・)/
御言葉
「私たちを王国にして下さいました。…」(黙1-6)
「それは、私が彼を知り(中略)彼の苦難の交わりを知るためです。」
(コロサイ1-24)
※これは、“奥義”である“からだとの交わり”によります。
世は「キリストの真の教会」を理解できません。
「キリストのからだ」は、
この世にとっては、天の“謎”なのです。
(;-_-)b
……………………………………
■24人の長老たち
「生き物」と「24人の長老たち」は、
共にひれ伏して、御座に座しておられる小羊を
礼拝しています。m(_ _)m
24人の長老たちは、
「勝利の軍勢の代表者たち」です。
(・_・)b
※「24人の長老」には、旧約の背景があります。
ダビデ王と子ソロモンの下、祭司・アロンの子らが、
24の組に分けられました。
そして、彼ら上に「24人の長老」が立てられました。
彼らは、特に選ばれる資格があった訳でもなく、
“くじ”で分けられました。
(歴代上24章、歴代下5章)
このことから「24人の長老」は、
「神の家(教会)の支配者」を表していることがわかります。
彼らは、「24人の祭司的支配者、長老」であり、
白い衣を身にまとっています。
彼らは、祭司であり、長老支配者です。
彼らは、「天で統治する」地位にあり、
その権威と王権の印として、
頭に金の冠をかぶっています。('ω')b
さて、思い出してください!
('∀')b
神の当初のご計画は、
人が主権の地位に就くことでした。…
(‘ω’)!
もし、私たちが“内なる命”に従って生きるなら、…
その命は、私たちを“王座”に導きます!
そして、約束は実現され、…
私たちは「24人の長老」
となります!(*'ω'*)!
つまり、御座で統治する
「教会」となります!
(*^^*)/
キリストの命の豊かさが、
“長老たち”において現わされます!
(*^^)/
これらはみな、
屠られた小羊のおかげなのです。…
( - -)✝
そして彼らは、
小羊の歌を歌います。(;'∀')/♪
※賛美♪とは、事が起こってからではなく、
未来に勝利することを信じるから、
(先に)賛美♪するのです。('ω')b
感謝の生贄(賛美♪)を捧げて、
主のために道を用意するのです!
(’∀’)/♪
主は、私たちが、そのような
“勝利”の立場に到達できるように、
してくださいます!(*'∀'*)/
……………………………………
■ケルビムとは?
天の「生き物・ケルビム」と「長老たち」との周りには、
「万の数万倍、数千の数千倍の者たち」がいます。(黙示録5-11)
天では、
「人の子・キリスト」と「贖われた群れ」とが、
1つに結ばれています!
ケルビムは、その両方です!
('ω')b
生き物・ケルビムは、
人・キリストと同じ霊的特徴を持つ
キリストの命の化身であり、
もはや、彼らはキリストなのです!
つまり、
主に贖われて命を与えられた
「教会」です!(;’∀’)/
※パウロは、この「教会」を、
キリストの肢体、
「キリストのからだである教会」
と呼びました。(‘ω’)ノ
...........................................
≪まとめ≫
■生き物・ケルビム!
黙示録で、彼らに与えられた“名”は、
ただの「生き物」でした。
でも、それで十分でした。…
(´-`)
私たちに名前などなくていい!
重要なのは、
与えられた「命」!
生きた、生き生きとした
「生き物」なのですから!…
(*'∀')/
以上、「生き物・ケルビム」についてでした~。
(´-`)/~~
2024.1.10