神
・「神、全てを造り終わりて、甚だ善しと観給いける」
・これは、神は全ての創造主であり、善しか創られなかった(実相)。
悪は創っていないと。悪は存在しないと。病苦は存在しないと。
悪は有る様にと見えているだけで、実体は無いのであると。
・仏教では、是を無常と言う。移り変わるものは実像ではなく、虚像であろと。
即ち、色即是空と。
・引き寄せ結べば柴の庵なり、解けば元の柴成りけり。
人間
・「神、人間を神の姿に創り給いて、これに万物を支配し給うのである」
・人間は神の子として創られたと。人間は神性であると。だから人間には無限力があると。
・ぶっきょうでは、唯我独尊と。即ち仏の子であると。仏性ありと。
コトバ
・「初めにコトバあり、コトバは神なりき。万のもの是に寄り成り、是に寄らずして成りたるは無し」
・コトバ(発声音・表情・想念)には創化力があると。現象界のものはコトバにて創られると。
・仏教では、三界は唯心の所現と。現象界のものは全てコトバにて創られると。
病苦
・神は善しか創られなかったから、悪は創られていないと。だから病苦は存在しない。アル様に見えているだけの存在である。
・本当に有るものは変化しない。移り変わる、変化するものは虚像であり、実像ではない。実体が無い。本来無いのである。
・苦痛も病気も他の人が創ったのではない。自分が悪いのである。自分が此の病苦を想念し、自分がこの病苦を具象化したので
ある。神は善一元であるから、悪(病苦)は創られていない。無いものは無い。無いものが有るおうに見えるのは「迷いの
心である。夢見る心は夢を見ている間だけアルのであって、夢から覚めたら夢見た心もないし、夢の内容もないのである。病
苦は無いのである。人間の生命は神より来たるのであるから、人間は健全であるのが本来である。
・五蘊皆空と照見し、一切の苦厄を解く。
・神が創った、自分の実相は神聖であり、健全であると信じ、現象界を善きコトバを使って、明るく、わくわく、ドキドキの人生
を送りたいものです。