愛について

 愛は憎しみを知らない。光が闇を知らないように。

愛がそこに完全に顕れるとき、自然に憎しみは消えるのである。

愛は怒らない。愛は自他一体・彼我一体の感じであるから。

愛のあるところ常に相手の身になって全てのことを考えるのである。

およそ相手の身になって考えてやるとき、対立は消え、調和は来たり、紛争は滅し、平和の天国浄土が実現するのである。