今日の瞑想
 
 昨日の続きですが、なぜ死者(霊、霊魂、魂、)にお経(真理)をあげるのか?

 肉体から霊魂が離れること、肉体から離脱すること、肉体の束縛から解き放たれること、肉体の束縛からほどけることをほどけるから転じて仏になる、成仏するといいます。

 霊魂にとって最大の束縛である肉体から解き放たれることは自由自在の仏になることでありますが、突然の死の場合は、肉体から離脱するという意識の無いままでありますから、まだ肉体からの束縛があると思っていますから、生前の悩み、苦しみ、がまだ続いていると思って悩んでいます。

 だから、お経(真理)を聞かせて上げて、もう、貴方は肉体を脱して仏になっているのですから、生前の苦しみから解き放たれて自由自在の存在ですよと分からせてあげるのがお経を上げる意味でしょうか。

 肉体人間に食べ物がいるように、死者(霊魂、霊)には、感謝の気持ちを込めてお経を上げてあげるのでしょう。