信州の駒ケ根といえば、ナゼかソースかつ丼だ。
関西でソースかつ丼といえば、福井県を思い浮かべるが、
群馬県桐生市や福島県会津若松市にもあるらしい。
元々、かつ丼の生い立ちはソース式。
どれが本場でも元祖でも、美味けりゃＯＫだ。
で、駒ケ根の場合、店によるソースの違いが楽しいとか。
というわけで駒ケ根に立ち寄った記念にいただこう。
理由は言いたくないが、「レストハウスこまがね」という店に限定されている。
捜せば個人の面白そうな店があるのだろうけれど、
とにかく、今日はココでしか食べられない。
さて、さっそく「駒ケ根名物ソースカツ丼」（１０５０円）を注文する。
周りの人たちはナゼか皆、同じものを食べているが、
私は私で、気にしない。
やって来ました「ソースカツ丼」。
１０００円超えなメニューだけあってボリューム満点。
カツが大きくて、きれいに丼の上に並ばず、一切れ横を向いているのがニクい。
味噌汁のほか、畑の肉と言っていた、大豆の佃煮、
野沢菜とザーサイの梅和え付きだ。
土産店併設の店だから、これらはきっと売店で売っているのだろう。
そう思うと何だか、試食を出されているような気がして、
１０５０円が一気に高く感じるゾ（笑）
さっくり揚がったカツは、分厚いながら、スーっと歯切れ良い。
甘辛いソースがこれまたスーっと馴染んでいく。
その下に敷き詰められたキャベツがまた美味い。
このキャベツも、カツぐらいに厚く敷いていてくれたら、もっと嬉しかったのに。
全く期待していなかったから、思いの外、満足してしまった。
心斎橋でよく食べた、ソースカツ丼の味に似ているなあ。
このあたりが万人向けの味なのだろうか。
信州野沢菜センター レストハウスこまがね
住所／長野県駒ヶ根市赤穂４９７－４６６
電話／０２６５－８３－８１１１
営業時間／９：００～１８：００
店休日／年中無休
※残念ながら追憶の味となりました。