娘とがいこくえほん展に行ってきました!
株式会社憧憬社という会社が開催している展示会で、ブックトークをしてくださりました。
何かね、わかんないですけど、
がいこく=英語
と思っている純日本人な私。
フランス語の絵本もあれば韓国語の絵本もあり、がいこくって言ってもいろいろあるよなと思うのでした。
印象に残った2冊・・・
もう1冊いいなと思ったのがあったけど、
タイトルを忘れてしまいました。
ブレースとアンヌ・イベルセールの城
フランスの絵本だそうです。
たくさんのひよこたちでケーキを作るおはなしなのですが、絵の中にだいぶユーモアがあって楽しかったです。
家でじっくりみたいな〜と思いました。
おやゆび姫
おやゆび姫の原作(?)だそうです!
日本のお話とは結構違って、
あ、本来はこんなエピソードがあったのか
って思ったら、最後まで娘にも伝えてあげたいなと思いました。
ブックトークは子ども連れもOKとのことだったので、娘と2人で行きました。
小学生くらいの子は座ってよく聞いてたけど、娘くらいの子は動く動く
座って聞いていたと言っても、反応はだいぶ鈍かったらので、小学校で人が話してる間は座る習慣はできているけど、話は聞いてはいないような印象を受けました。
多分興味はないけど連れてこられたから来たみたいな感じ。
うちは小さいからと思って遠慮して後ろの方に座ったんですけど、娘なんかは前に人が座ってると絵本なんかさっぱり見えないわけで(笑)
一瞬で飽きてそわそわ動き始めましたが、
絵本はまあまあ気になるようで、ブックトークをしているスタッフの方の真ん前にたち、指差して「ちゅんちゅん」と言ったり「にゃんにゃん」と言ったり。
真ん前過ぎると見えなくてまた飽きてどこかに行ってしまい
子連れはちょっと大変でした!
でも、スタッフの方が言うには、30年前くらいには1~2歳の子もすごくよく聞いてくれていたそう。
それが、現代は全く聞かずに動き回る子が増えたんですって。
4~5歳くらいの子の思考ももっと大人びていたそうです。
その理由としては、今はテレビだとか音のなるおもちゃ、光るおもちゃ、子どもの関心を瞬時に引きつけるおもちゃが増えたから。
あと、お勉強系の絵本とかも増えて、親もそういうのを選びがちになった(はじめてずかんとかそういう系かな?と思って聞きました。)とおっしゃっていました。
子どもにおもちゃの方からいろんな情報を与えてくれるから、子ども自ら情報を拾いにいかなくてもよくなってしまったそうです。
だから、普通の絵本なんかを見せた時に、30年前の子は「なんだなんだ?!」って引き寄せられる。
今の子は、興味をもたずにすっ飛んでいくそうです。
言われてみれば、
保育園の子は絵本の読み聞かせとかをする時に、0歳児でも私が絵本バッグを持っただけですーっと集まってくる。
なんなら会場のセッティング(座るところの準備くらいだけど)までしてくれる。
それだけ楽しみにしてくれてるってことなんでしょうけど、保育室での楽しみなんて保育士が読んでくれる絵本くらいだからかもしれない・・・・!
数少ない娯楽のひとつだから、待ってました!っていうような感じで集まってきてくれるのかも。
これがお家なら、スマホだとかテレビだとか、手っ取り早く楽しめるものがあるから、保育園ほど食いつかないのかもしれないなー・・・なんて。
4~5歳児が30年前の方が大人びていたのは、テレビが各家庭1台しかない時代で、親が大河ドラマを見ていたらそれを見るしかなかった。そこに面白さを見出していくしかなかったからとおっしゃっていました。
今なんかYouTubeとかいろんなサブスクで子ども向けの番組を時間を問わずに見放題ですもんね。
我が家はテレビ1台だけど、チャンネル権は娘にありますからね(笑)
家庭が子ども中心になっているから、やや幼い子が増えてるのかなぁ。
でも子どもに合わせた方が大人しいですからね。
スタッフさんの考えもやや偏ってるかなと思う部分もありましたけど、
大人の楽と引き換えに、子ども自身が自分から楽しいものを見つける力を奪ってしまってる節はあるのかもしれないなと思いました。
気を付けねば
絵本の読み聞かせ記録を以前はつけていましたが、ちょっとめんどくさくなってお休みしてしまっていました(笑)
記録をつけた方がちゃんと読む気持ちになるので、また記録をつけながら新しい絵本とも出合えるようにしていきたいと思います