本日は友人に誘ってもらい、山種美術館の【上村松園 美人画の粋】
に行ってまいりました。
あまり日本画は詳しくありませんが、松園の描く女性は同性であるためか、
他の日本画家の視点とは違う美しさがあるような気がします。
構図とか、表情とかが、ちょっと違うんですよね。
他にも伊東深水とか麦僊も展示されてました。
そしてそのまま国立近代美術館 工芸館へ
【ヨーロッパの工芸とデザイン】という企画に惹かれて、初めて行きました。
入館料が200円とバカ安なので、あまり期待してなかったのですが・・・
まず建物が素敵でした。
旧近衛師団司令部庁舎を改修したという建物で、100年ほど前の建築とのこと。
ここ自体が重要文化財ですよっ。
内部はこざっぱりとはしているものの、天井が高い。
中央の階段(写真左)は当時のままとのことでした。
そして肝心の展示も・・・
さぞかし狭いとこだと思っていたから、びっくりです。
この企画だけで、127点もの展示がありました(所蔵作品展ですよ)
アルフォンス・ミュシャのリトグラフからアルヴァ・アアルトの家具が。
現代作家のガラス作品も面白かったし、人間国宝といわれる工芸作家の作品は
びっくりするほど細やかな作品だし。一部を除いて展示が間近なのがいいです。
そして、休憩コーナーには柳宗理のバタフライチェア。
勿論 しっかり座ってきましたよ(‐^▽^‐)
ハンス・ウェグナーとか、イームズとか、見るのはもちろん素敵だけど
使ってこそのIDですよね。でも買えないし、置けない (´□`。)
うちには剣持勇のスタッキングチェア(割と手頃価格で小さい)くらいしかありません。
あとは画集で我慢です。
だからカフェとかでデザイナーズチェア見ると、座りたくなるんです。
もとはID(インダストリアルデザイン)出身なので。
意外にも久々のヒットでした o(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o~♪
工芸館、地味にお奨めですよ。
あ・・というわけで、本日のイラストUPはお休みです。